神々に選ばれた少女 ~チートスキルでがんばります~

夢見叶

第8話 初めての依頼

 「あ~、 おはようフィナ。」


 「おはようスズカ。もうすこしゆっくり寝てていいのに。」


 「これは癖だからしょうがないでしょ。」


鈴花は、あくびをしながらベッドから起き上り、桶に水属性魔法のウォーターボールで水を入れて顔を洗い1階へ向かった。


 「おはようございます。お客さん朝お早いですね。」


と、昨日受付にいたアミカが声をかけてきた。


 「おはようございます。これは癖でついこの時間に起きちゃうんですよ。私のことは、スズカでいいですよ。」


 「分かりました。私のことはアミカと呼んでください。後もうすぐ朝食の準備できるから好きなところに座って待っててください。」


と、言い残し店の中に戻っていった。食堂の方を見ると、朝が早いのかまだ誰もおらず鈴花1人であった。


 「まだ、私1人か。そういえば朝食のメニュー聞いとけばよかったな。」


と、独り言を言いながら席に座って朝食ができるのを待っていた。すると横から、


 「スズカ、今日はどうするつもりなの。」


フィナが話しかけてきた。


 「せっかく昨日冒険者登録したんだし、さっそく依頼を受けてみようって思っていたんだけどどうかな。」


 「行きましょ、行きましょ。」


フィナはすごくはしゃいでいた。


 「なんでフィナそんなにはしゃいでいるのよ。」


 「だって、分からないことがあれば聞いてくれるでしょ。つまり私の出番があるってことだよね。」


 ・・・ああ、なるほど。依頼に行けば私にいろいろ聞いてもらえると思いうれしかったんだな。・・


フィナと話していたら、朝食が運ばれてきた。今日のメニューは、パンと生野菜のサラダとコーンスープが出てきた。パンは、少し硬かったが、野菜はシャキシャキしていてスープは温かく、パンをつけて食べると、硬かったパンが程よく柔らかくなりとてもおいしかった。


 「おじさん、朝食とても美味しかったです。」


 「ありがとよ。嬢ちゃん、晩飯も楽しみにしときな。」


 「わかりました。では期待して帰ってきますね。」


と、おじさんと言葉を交わし食堂を後にした。


それからギルドに向かい昨日と同じ受付嬢のいるカウンターに行き、


 「スズカ様今日はどうなさいましたか。」


 「依頼を受けようと思うのですが、何かおすすめの依頼ってありますか?」


 「それでしたらこちらの依頼はどうでしょう。簡単な薬草採取の依頼なのですが?」


受付嬢さんは1枚の依頼書をスズカに見せてくれた。
 依頼書の内容は、
    ファニアの町を出て1時間ほど行った場所にある森での毒消し草の採取。10本につき銅貨10枚
 と、書かれていた。


 「質問いいですか?」


 「は、何でしょうか?」


 「何本でもいいのですか。例えば100本とか。」


 「はい、大丈夫ですよ。基本的に毒消し草などの薬草類は、どんだけあっても困るものじゃないから大丈夫よ。」


と、言われた。鈴花は、(初めて受ける依頼だしこれでいいかな)と。思い、


 「これを受けます。」


 「はい、かしこまりました。では、地図を渡しておくわね。森の場所はそれで確認してください。それとこれが毒消し草になります。


と、1本の草を見せてもらった。その草をスキルで見てみると、


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   毒消し草
    弱い毒ならこれで対処ができる。


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と、確認ができた。その後簡単な注意事項を聞き、ギルドを後にして町の外にある森に向かった。町の門のところでギルドカードを提示し、すんなりできることが出来た。


 町を出てから1時間ほど、目的の森が見えてきた。


 「あそこが目的の森だね。さ~てがんばりますよ。」


と、ぼそっとつぶやきつつ森に入った。そこで、鈴花は、スキル神眼の解析で森自分の周囲100メートルを確認してみると、思った通り、辺りの草の名前が目の前に浮かび上がってきた。


 「やっぱりできた。私ナイス。」


 「急にどうしたのよ。大きな声なんか出して。」


 「あっ、ごめんね。いや~もしかしたスキルの神眼の解析を使ったら、周囲100メートルに生えてる草のなめわかるかなと思ってやってみたら、成功してうれしくなってついね。」


 「そういうこと。それなら納得ね。」


と、フィナは納得してくれた。スキルで表示させて確認したのを頼りに毒消し草採取に取り掛かった。


 集め始めてから、2時間でストレージの中には、100近くもの毒消し草が集まっていた。


 「取り合えずこれくらいでいいかな。取りすぎてもなんだし、今日はこれくらいで切り上げようかな。」


 と、思ったその時、森の奥からこちらに走ってくるような音が聞こえた。その方向を見てみると、大きなイノシシぽっいモンスターがこちらに向かって走ってきていた。


 「フィナあれなに~。」


 「あれはね。ワイルドボアって言うモンスターよ。見た目通り少し大きいイノシシと思ってちょうだい。一応Dランク判定のモンスターよ。」


 「Dランクって今まで戦ってきたモンスターの中で一番ランク高いじゃないのよ~」


 「レベル的には、大丈夫なはずよ。」


 「それ信じるからね。」


と、フィナの言葉を信じてストレージからライトニングブレイドを出し戦闘態勢に入った。







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