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あらすじ
私は何故ここに居るのだろ?
アリスはこの地球で孤独であった。親の顔も知らず、記憶しているのは10才からのもの。それ以降の記憶もなく、覚えているのは名前と歳くらいだった。そんな状態で地球をさ迷っていた。
人に話しかけても、気付かれない。目の前に立っていてもだ。まるで、何かの魔法のように。
そんな状態で7年もの間、地球で生き続けていた。しかし、それももう終わる。
一人でしぶとく生きていたのにも関わらず、死ぬのは呆気なかった。
私の人生は終わり。
誰にも知られることなく。
誰にも気付かれることなく。
誰にも愛されることなく……。
しかし私の人生は、まだ終わりじゃなかった。神様は私をまだ見放してはいなかったらしい。
※いまのところ、タイトルは仮題です。話が進むにつれて変更するかもしれません。