神に進化したので世界で最強になりました

アスラル

第25話俺と姫ノ井の関係性

ステータスを確認した俺はこの状況をどうにかしようと思った。

なぁシエルどうすれば元に戻るんだ?
《マスターが命令をすれば元に戻ります》
そうかわかった。
「えーと お前達のステータスは見せて貰った。えっと の、能力が大幅に、アップしていて良かったと思う。えーとだから、そのじ、自由にしてくれてえーと、い  良いぞ?」

あー
めっちゃがたがた。
しかも今の俺の体制が、スゴいと思う。
何せ、ご主人様っぽく見える(たぶんそう見える筈の)ポーズをとっているのだから。
そう、本人はとてもじゃないが恥ずかしい。
ので、顔が真っ赤だ。
今のこの顔を神矢が見たら爆笑している事だろう。だが、その神矢は見ることが出来ない。

話がそれた。

「おい今のは何だよ。
    あー連?顔が真っ赤な所悪いがどういう事         なんだ?今のが、眷属としてのえっと行動?なのか?」
と神矢が俺に聞いてきた。

「知らないし。でも、さっきのあれは止めてくれ、こっちが困る。あれどうにかならないのか?」

「う~ん多分どうにかなると、思う?」

なにその反応。
自分の事なのに返事が曖昧だな。
「まぁそれはダンジョンを出てから考えるとして、お前ら強くなりすぎだろ!正直言って驚いたよ」

と俺がステータスの感想を言ったら、
姫ノ井が自分で自分のステータスを見たのか、「ナニコレ?!バグった?」などと、現実逃避をしていた。
それを俺は、ガン見していた。
別に、アイツの事が気になるからとかでは一切無い。何やら勘違いしている人もいそうだから、今言っておく。
俺と姫ノ井が結婚してみろ、姫ノ井は確か料理はー、う 上手い。えー他は、家事はー、
で 出来る。それから、性格はーこんなこと本人の前では言えないが、俺が出合ってきた(神矢は入っていない)奴等の中で多分一番性格が良いと思う。
はーダメだ。アイツと結婚した方が俺の将来が成功しそうな感じがしなくもない。
だからって、アイツの事が好きとかそー言うことは無いからな!

と、話がそれた。

俺は姫ノ井から久保を見た。
何て言うか久保は動揺している。
うん、いつも通りだな。
それから、優真は……。
なにしてんだ?あいつは。
ステータスを見てるのはアイツから離れている俺からは分かるだが、ステータスとにらめっこしながら、何か一人言を言っている。
何でこいうときは耳が良くないんだよ。
なぁシエルアイツの声を聞きたいんだけど

《では、スキル『幸運之王』の絶対幸運と、
運命操を同時発動すれば、聞くことが可能になります。運命操で、聞こえないという運命を操り、その上絶対幸運で、ハッキリと聞こえるように、することが可能です。
この2つの能力を発動しますか?》

と、ご親切に説明までしてくれた。
本当にこのスキル(シエル)はどんどん成長をしていくな。凄く役にたつな。

《ありがとうございます!マスター》

そう言うわけで、スキルを発動したら優真の声が聞こえた。
「これで死なずにすむ!だが、何故連なんかの眷属に、ならねばならないのだ!理解が出来ない。クソッそれに、姫ノ井さんはずっとアイツ←(連)の事ばっかり!クソ羨ましい!」

えーと

ナニコレ。

聞かなきゃ良かった。

ホント、今の俺の頭の中は「?」だらけだ。
しかも殆ど俺への嫉妬じゃん!
困るんですけど……
どうすればいいんだ?
あー
Help me!!
シエル!

《…………》

えっ?!
無視かよ。
どんどん芸が上手くなっているよ。
はー
アイツと話してくるか。
不本意だけども。
と俺はてくてくと歩いて行った。


その時の、神矢。

アイツ←(連)が、姫ノ井→久保→優真という、順に見ている。
何故か、優真の時は表情がコロコロ変わっている。
あんな連初めて見たわ。
プッ
ヤバイヤバイ
お腹が痛くなってきた。
ふーふー

はー ふー

おさまった。
ん?
連が優真の方に歩いて行った。
何しに行ったんだ?
と思い俺は少し優真の声が聞こえる距離まで行った。
あっ  決して、盗み聞きとかではない、ただの情報収集だからな。

てなわけで、聞こえるところまで行って2人を見た。









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あとがき


どうも~
作者でーす。
次回は遅くなるーかもしれません。
本当にすみません。
出来るだけ速めに、更新します。

なので、次回予告的なものを
どうぞ!

次回予告

優真と連はダンジョンの最下層で、
話し合った。
連は思った。
『なんで俺が悪いことになってるんだ?
姫ノ井の事は、俺関係ないし。つか、
俺と姫ノ井の関係ただの友人だけなんだけど?!』

そうおもいながらも、
心の何処かでは、友人以上の存在になっていることに連自身気づいてはいなかった。



言う感じです。
これ以上は、殆ど思い付きませんでした。
もしかしたら、これとは
違うストーリーに、なってしまうかも
しれません。
そこは、許してください。


それでは、また次回

さよなら~


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