後に闇の勇者は異世界で自由に生きる

神港 零

メア対薫

今、メアと薫は剣と剣を交えてる。

「貴方やるわね」
「当然、強くないと神人の隣で戦えないから」
「はっ」

メアは頬を赤らめてそう言うと薫は嫌味に聞こえたのか力を込めて剣を振り下ろしてきた。
でもメア余裕で交わす。

「その程度なの?」
「まだまだ」

[身体強化]

薫が身体強化を使った。

「かかって来て」
「舐めないでよね」

スピードとパワーが上がった薫が襲いかかる。
だか、メアは全ての攻撃を捌いた。

「これでも無理なの」
「本気出して」
「分かった」

[身体強化][神速]

薫は身体強化に神速を重ねて使ってメアに襲いかかる。
さすがにメアでも全てを捌くのは難しい。

「速い」
「当然でしょ」

薫がメアを押している。

「こっちも少し本気で行かせて貰うよ」

[身体強化]

「やぁっ」
「うぎゃっ」

メアは押し返して薫の腹に打撃を加えた。

「エヘっエヘっ」

薫は血を吐いた。

「神人の思いはそんなもの?」

メアは薫を冷たい目でみる。

「そんな事ない。優しい神人が好き、いつも困ってると助けてくれる所も好き、たまに抜けてる所も好き、とにかく神人が好き」
「だったらその思い剣に込めてメアにぶつけてみろ」
「はぁっ」

カキーン

勝負が決まった。立っているのは…………

「完敗ね」
「合格。貴方の思いの強さは伝わった」

メアだった。薫はメアの前で倒れた。



メア対薫はメアが勝ちました。
薫のほうが剣術は上ですがメアは相手の動きを感覚で読めて身体能力も違います。
なので今回はメアの勝ちにしました。
 薫が見切りを使えば戦況は変わってたかも

コメントなどよろしくお願いします。

「後に闇の勇者は異世界で自由に生きる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く