後に闇の勇者は異世界で自由に生きる

神港 零

5章 再会します

俺達は今、魔界に向かっていた。
するとカルナが俺に質問してきた。

「こんな朝からどこ行くの?」

そういえばカルナには俺達の素性を話してないな。俺達はカルナに俺が召喚されたことなど今まであった事を話した。

「そんな事が………」
「人間達は勘違いをしている。ケール達に聞いてみたが魔王が魔物を生み出していると人間達は思っている。魔王が生まれる前からいたのに」

俺は納得がいかない顔をしてるだろう。

「分かったよ。私は神人の味方だから」
「ありがとう」

カルナは俺達を信じてくれたようだ。

「間に合わないな」

タブスに持たせた危機を知らせるネックレスが悲鳴を上げている。仕方がない。

「みんな集まって」

みんなが集めた。

[転移]

俺達は魔界まで転移を使った。

一方、魔王城では

「魔王様、勇者達がそこまで来てます」
「ナタル。魔界の皆は避難させたか?」
「はい。ですかあいつは来る気配がありません」
「やはり暗黒騎士を……」
「大丈夫だ。もう少し待て」
「………分かりました」

ナタルは納得が言ってない顔をした。
その時勇者が城に入ってきた。

ドカーン

その時ドアが壊された。

「お前が魔王だな。覚悟しろ」
「お前が人間の脅威を作ってる本人ですね」
「私達がお前を倒して」
「平和の未来を作る」

勇者達がやってきた。

「魔王様ここは私が」
「その必要はない」
「え?」
「来た!」

ドーン

天井てんじょうが壊れ、四人が落ちて来た。

「いてて」
「転移して屋根を突き破るってどういう事ですか?」
「ごめん。使い方慣れてなくて」
「いいよ。誰でも失敗はする」
「あっ、メアちゃん。ここでポイント稼ぐなんてずるいです」
「ここが魔王城なんだ」

俺達がいつも道理に会話をした。

「本当に来るとはな」
「やっぱり来てくれたか」

タブスはやっぱり来たかという感じでナタルは約束を守ったなという感じで言葉を紡いだ。

「か、神人」
「なんでお兄ちゃんが」
「居るはずない。神人君がここにいるの」
「神人。なんでお前が!」

健達は俺を見てビックリしている。
それに対して俺はこう言った。

「戦おう。健」

俺はサラミチを取り出した。



次回は神人と健のバトルシーン!?
健の実力はどのくらいなのか!
コメントなどよろしくお願いします。

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