後に闇の勇者は異世界で自由に生きる

神港 零

魔物軍討伐後(修正)

カナルは絶望した。

やらないの?殺さないの?
「う、うわーー」

火炎玉ファイヤーボール

カナルは俺とメアに向かって打って逃げた。目眩ましのつもりなんだろう。
しかし、メアが意図も簡単に斬ってメアすぐに追いかけた。

「メアから逃げられると思った?」

メアは剣でカナルという魔人を斬った。

「これで魔人討伐完了。戻るか」
「うん」

俺とメアはホルト王国の方に向かった。

その頃、久遠達は

「アイツらスゲー」
「上から魔法を打つ竜人、後方から弓で援護するハーフエルフ、しかもあいつは千列の刃じゃないか?」
「そんだな。いつもフードを被ってて素顔が見えなかったからな」

と、話している間にも魔物はどんどん殲滅されてもうすぐ終わりそうだ。

「これで終わりじゃ」
「終わりだね」

冒険者達とリーナ達は魔物軍に勝ったのだった。

俺はみんなと合流した。

「リーナ達大丈夫か?」  
「大丈夫です」
「我達の圧勝なのじゃ」
「そっちの大丈夫だった?」
「もちろん、圧勝したよ」
「思ったより弱かった」
「さすがですね」

俺達が話しているとケール達が来た。

「魔人倒したのか?」
「倒した」
「そうか。さすがだな……」
「私達でも倒せるか、分からないのに」
「凄すぎだろ」

ケール達は驚いているのか、呆れているのか、微妙な顔になった。

「あっ、冒険者のみんなに伝えないと」
「そうです」「そうだな」

ケール達は冒険者にこう言った。

「魔人達はあそこにいる。闇の勇者と戦姫が倒した」
「おー、アイツらが」
「見た目はまだ若いのに」

いやまだ10代です。それよりも闇の勇者と銀聖の剣って何?

「強い冒険者に異名が付けられるんだ。後、指揮を上げる効果もあるけど。まっ、異名は今考えたんだけどね」

俺の心を読んだのかそう言って来た。

ちなみにリーナと久遠にも異名は付いた。
リーナは疾風の矢。由来は疾風のように早い矢を打つから。
久遠は紅燈こうとうの龍。由来は紅の炎を操り伝説の竜人みたいだから。
メアは魔剣を自由自在に操つれているように見えるから。俺の闇の勇者の由来は闇の勇者がいないからと闇の魔法が使いこなせるから。みんなより雑な理由だと思ったが人間は闇の魔法を勇者レベルまで使える者は最近ではいないらしい。だから7人の勇者の異名を付くものが揃うのは1000年ぶりらしい。揃わない理由は闇の魔法は使いにくいからだ。使いにくいから誰も闇の魔法は上達しない。

今、俺達は魔物軍を倒した事の冒険者達と打ち上げをやって宿に帰ろうとしている。もちろん主役は俺達だ。なんか色々と疲れた。
俺達は宿に入り部屋のベットに寝転がった。
久遠には帰ってもらった。「呼んだらすぐ行くのじゃ」と言って帰った。4人でベットに寝転がっているとある事を思い出す。

「俺、本来の目的忘れてた?」
「まっ、いっか。今日はもう遅いし寝よう」

俺達は目を閉じて夢の中に入った。



メアの異名を変えました。

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