後に闇の勇者は異世界で自由に生きる

神港 零

俺達強すぎる

俺達は強い気配を感じて戦闘体制に入っている。

「ケール達は下がっててすぐ倒すから」
「わ、分かった」

ケール達は俺達から少し離れた。これでカルナの本気と新しい連携が試せる。

そして前に出てきたのはレッドドラゴン10体とロックドラゴン5体だった。

「ロックドラゴン……神人君達大丈夫かな?」
「今は神人達を信じよう」

と、言ってケール達が見ている。

「神人、私達はレッドドラゴンをやるからロックドラゴンをよろしく」
「連携は?」
「早く終わらせたいから」
「分かった」

メアでも俺みたいにロックドラゴン早く倒せないからな。こっちの方が確かに効率的にいい。

「じゃあさっさと倒しますか」

[神龍弾ゴッドドラゴンパニッシャー]

俺は一瞬で決着をつけた。こっちも

「リーナ」
「分かりました。メアちゃん」 
「最後です。カルナさん」

メアが動きを封じ、リーナが一気に10本の矢を打って空に逃げられなくしてカルナが神速と身体強化をして一瞬でレッドドラゴン全員の首を斬った。

「終わった」
「終わりましたね」
「終わったね」
「そうだな」

と話しているとケール達が近寄ってきた。

「君達には驚かされまくりだね」

と、ケールが言った。

「まぁ、そうだね」

と、ケールの言葉を肯定した。

「さぁ、依頼も終わったし帰るか」

と、言って俺達は帰った。




「君達、依頼ご苦労様」

ギルマスがお礼をして来た。

「いえ、報酬が貰えればいいです」

と、ケールが言った。

「ねぇ、アリスさん。素材を売りたいんだけど」
「はい」

ギルマスの側近のアリスさんにさっき倒したロックドラゴン、レッドドラゴンを解体して素材になる部分を見せた。

「こ、これはロックドラゴンの魔石………しかも5個も、レッドドラゴンは10個」

アリスさんが一瞬意識がとんだ。
それはそうだよな。最強クラスの魔物の魔石が10個もあるんだから。

「君達は噂に聞くよりも凄いだね」

と、ギルマスが苦笑いしている。

タッタッ

「ギルマス。町に向かって10万体くらいの魔物が来ています」
「なんだと!」

急いで伝えに来たギルド職員の言葉を聞いてギルマスが驚いている。

「なんでそんなに」
「でもこの町を守らないとね」
「そうだな。冒険者を集めろ」
「ケール達も手伝ってくれる?」
「もちろん」
「メア達」
「殺る」

と、ケール達とメア達が頷いた。
絶対この町を守る。




急展開ですいません。でもおもしろくこの作品を書くので読んで下さい。

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