後に闇の勇者は異世界で自由に生きる

神港 零

召喚

俺達は森に来た。

「試したい事って何?」

二人が首を傾げてる。

「それは召喚魔法だ」
「召喚魔法?何召喚するの?」
「適当に」

と言って俺は召喚魔法を展開した。
そして出てきたのは…………

「我を呼び出したのはお前……………………って龍神様!」

出てきたのはデカイ龍だ。その龍は俺を見るなり頭を下げた。多分俺が龍神だと気づいたからだと思う。

「もう、俺が龍神って事広がっているの?」
「はい。新しい龍神様が生まれたと」

目の前の龍が言った。

「なんで分かった?」
「神々しいオーラが漂ってて竜人の匂いがしますから」

竜人は龍が人間に偽装出来る奴の事を指す。

「お前の名前はなんだ?」
「我は神龍。名前はありません」
「そうか。だったら俺がつけてやる」
「本当ですか?」
「ああ。お前の名前は久遠だ」
「久遠。いい名前ですね」

俺は日本風に名付けた。

「久遠。敬語は辞めろ」
「え、あっわかったのじゃ」

語尾に「じゃ」を付けるのか。

「我は仕事があるから帰るのじゃ」

と、言って久遠は帰った。

「さあ、俺達も帰るか」
「うん」「はい」

俺達も王城へ帰った。

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