後に闇の勇者は異世界で自由に生きる

神港 零

2章 神高山

俺は朝になって遺体を外に埋めるためタブスと出かけた。

「ここら辺で埋めてくれ」
「分かった」

俺は無限収納からアビスの遺体を取り出した。

[地形変化]

俺は地形を変化させ、穴を作った。

[地面補正]

その穴に遺体を入れて地面を元に戻して埋めた。

「お前そういう事もできるのか」
「一応、地魔法だよ」
「そうなのか」

と、言ってタブスが驚いている。

「あっ、タブス。今日出かけたい所があるから先帰ってて」
「分かった」

俺はタブスを先に帰らして、転移で神高山かみこうざんに向かった。俺は早く健達の事が知りたいから。神に近い存在になって神に聞いてみたいから。俺はそこで強い魔物を倒しまくって強くなった方が手っ取り早いってマナが昨日言ってた。久しぶりに話せてよかった。俺は大急ぎで神高山に向かった。

「ここが神高山か」

神々しいオーラがある。

「進むか」

俺は進んだ。


何か気配察知にかかったぞ。
数メートル先だ。
あれは………………オーク?いやあんなオーク見たことないぞ。

そんな事はいい。鑑定、鑑定

[神眼(鑑定)]


【名前】ゴッドオーク【レベル】450

【称号】
オークの神

【体力】  125000000
【魔力】           80000
【攻撃力】95000000
【防御力】70000000
【瞬発力】10000000

【固有スキル】
神化

【スキル】
超身体強化、超魔法無効化

【加護】
戦神の加護

強くない?倒せるかな?
まぁ、やるだけやるか。
あっと、その前にこのステータス奪えるスキル作ろう……………出来た。

[暴食ベルゼブブ]
殺した相手の体力、魔力、防御力、攻撃力、瞬発力を奪える。ただしスキルは奪えない。

殺した相手かぁ。まあいい
これで準備万端だ。

先制攻撃だ。

俺はサラミチを無限収納から出して攻撃した。

カチーン

と、切れなかった。体固くね。
あっ、気づかれた。

ゴッドオークが斧を振り落とした。
だが、瞬発力は俺の少し上ギリギリ躱す。

「スゲー強い。振り下ろした振動が来る」

『手こずっているようですね』
『あっ、マナどうやって倒したらいい』
『そうですね。一気に決めるのはどうでしょう』
『どうやって?』
『神眼(予知)を使って避けて身体強化と妖刀サラミチに魔力を思っきり注いで斬りかかれば倒せます。サラミチは魔力を吸収する程』
『威力が上がる』
『そうです。神人様の魔力は限界を超えているのでアイツを倒すぐらいを軽いです』
『そっか』
『ちゃんと自分で作った物の能力を覚えててください』
『ごめん』
『神人様、攻撃が来ます』
『分かってるよ』

[神眼(予知)]

ドカーン

相変わらずスゲー威力だな。

俺は躱しながらサラミチに思っきり魔力を注いで威力を最大限にしてゴッドオークの心臓に目掛けて刺した。

ザック

俺はオークを倒した。

[暴食]

+体力      125000000
  魔力               80000
  攻撃力    95000000
  防御力    70000000
  瞬発力    10000000

『助けてくれてありがとう』
『はい。また、危なくなったら声をかけます』
『うん』

俺はマナにいつも助けられてるなぁー。
今日はここで少し休もう。明日からどんな強敵がでてくるかな?
そんな事を考えながら俺は寝た。

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