決闘

「両者構え……………始め」

ナルさんの声で戦闘が始まった。

「こっちから行くぞ」

[雷風エレメンタルストーム]

スゲー大きい竜巻。

『呑気な事言ってる場合ですか』
『あれどうやって止める？』
『魔法はイメージです。イメージを実体かするように』
『後は自分で戦ってください』
『少し冷たくない？』
『自分で戦わないと意味ない神人様のためになりませんから』
『なるほど』 

それは一瞬の事で竜巻が襲いかかってくる。

「仕留めた」

ナタルが勝ったと確信しただが違っていた。

「イメージ、イメージ」

[完全壁パーフェクトシールド]

と、唱えた。後で無詠唱ってスキル作れたら作ろう。

「なんだと!」
「すぐ終わらせる」

俺はもうスピードでナタルの後ろに回り込んみ思いきり殴って気絶させた。

「これで終わりね」

みんな唖然としてる。

「神人が只者では薄々勘付いていたがこれ程までとは」
「そうですね。見えませんでした」

タブスとナルさんが歓声を漏らしている時どこから走ってくる音がした。

「お父様何事ですか？！」

俺と同じぐらいの年で髪の色が緑色で凄く可愛い女の子が走ってきた。

「ああ、リーナ。ちょっと召喚した奴とナタルが手合わせした所だ」
「嘘付かないでください。手合わせじゃなくて半分殺しに掛かったんじゃないですか？。
あの魔法威力強いから仲間に使うはずないですもん。ナタルの性格からは」
「そういえば召喚の事話してたな。その通り
まぁ、ナタルが彼の事を敵対したから戦って決着つけろって言ったんだ」
「やっぱりそうですか」
「あのナタルが迷惑を掛けました」
「まぁ、俺もそっちの立場だったら敵意出しちゃうかもしれないし気にしないで下さい」
「心の広い方ですね」 
「ありがとうございます？」

良い人っぽいけどいちよう神眼

[神眼しんがん（心理しんり）]

うん、良い人だ。ってタブスにお父様って言っていたぞ。タブスの娘なの！

「あっ、申し遅れました。リーナ サーティン。タブス サーティンの娘です」
「あのサーティンって何ですか？」
「立場が偉い人が持っている。人間で言えば
苗字みたいなものです」
「そうなんだぁ。ありがとうございます、リーナさん」
「あっ、敬語をやめてください。後、リーナと呼んでください」
「分かった。リーナ」
「はい！」

リーナが笑顔で返事した可愛いと思ってしまった。

「おい、お前らナタルを部屋まで運んでやれ」
「「「はい」」」

部下たちがナタルを運んでお広間を出た。ついでにナルさんも
気を取り直して聞きたいことが今二つ増えてしまった。どっちから聞こう……………こっちからだな。

「なぁ、タブス」
「リーナはなんで角がないの？」

俺は聞いて見た。