幸運の冒険者 ログインボーナスが強すぎる

あやと

始まり〜認定式〜

ここは大帝国から200kmほど離れたとっても小さな村。

〈チュンチュン〉

「今日は認定式です。参加者の方は集まってくださーい!」

村長が声をかけながら村を走り回っている。

すると、15歳の若者が集まってきた。

ルイ 「よっしゃあ!ついに認定式だ!!」
ニーダ 「俺はもちろん最強能力貰えるぜ。」
サミィ 「私は人を助けられる能力がいいなぁ。」
ヨキ 「僕は勇者になる。」
ニーダ 「ははは!ヨキが勇者?笑わせんなよ。」
ルイ  「ヨキ、気が向いたら俺が守ってやるよ気が向いたらな。ははは!」

若者たちはワイワイ騒いでいる。

村長 「えー、今年の認定式に参加するのはこの4人です。ルイ、ニーダ、サミィ、ヨキ。」

村長は笑顔に真剣さを混ぜて話しを続ける。

村長 「まず認定式の説明から。この世界では決まった日に15歳の若者にそれぞれたった1つだけ個人力という力が与えられる。その力は人生を変えるのだ。」

若者は真剣な表情になった。

村長 「お祈りをすると、個人力が分かるようになっている。さぁ、お祈りをしなさい。」


ニーダ 「俺は最強の能力を貰って、勇者になるんだ!」

サミィ 「私は人の役にたちたい。そんな個人力が欲しい。」

ルイ 「俺はカッコイイ勇者になりたい!」

3人は手を合わせてお祈りを始めた。

村長  「ヨキ、どうしたんだ?」

ヨキ 「僕は、、、、ぼくは、強くなりたい!!そして勇者になる!」


《ピ。ピカピカーーーーン!》

空から光の筋が三本降りてきた。

ルイ 「えーと、俺の、、個人力は『風』だ!!」

ニーダ 「。。俺は、、『力』!!やったぜ!」

サミィ 「私は、『癒』だ。。やったーー!」


《ド。ドドドドドドドー!》

ヨキの目の前の地面が浮き上がってくる。

地面から何かしらのエネルギー物質が出てきた。

地面からエネルギー物質がヨキに降り掛かった。

ヨキ 「僕は、、『宝箱』だ。。何これ。」


村長  「何?!個人力名が2文字だと!!個人力は1文字が普通だが、特別な個人力は2文字という言い伝えがあるが。。」

この事は村中に広まった。




翌朝


ヨキは目を覚ますと頭になにか浮かんだ。

【ログインボーナス!!3つの宝箱のうち1つ選んでください】

ヨキ 「ゥーン、何これ。じゃあ真ん中。」

【パーン!『走』を獲得しました。】

ヨキ 「ん?」

ヨキ母 「コラー!起きなさい!出発遅れるよー!」

ヨキは急いで支度した。

村長 「集まったか。よし、では4人の冒険者をこの村から送り出そう。」

サミィ 「行ってくるねー!」
ルイ 「行ってきまーすー!」
ニーダ 「じゃあなー!!」
ヨキ 「行ってきます。」

〈行ってらっしゃーーーーい!!!〉

こうして4人の冒険が始まった。

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