電気使いは今日もノリで生きる
テンプレ展開
葉月一週目月曜日
ナナさんらしき人物を(イフリートと共に)追跡するてかイフリートいる意味あるのかな?クレアがいないと魔法もろくに使えないのではないのだろうか?
『私誰にも感知されないから追跡楽々だよ?』
それもそうでした。使えないとか暴言を言ってしまい大変申しわけありません。それに一人で行動するってのも何かと心細いしイフリートがいてくれて本当にありがたいな
『あんた感謝はすぐに口に出しなさいよ?人間関係を円滑にするために必要なことじゃない』
なんで精霊にコミュニケーション能力について言われなきゃいけないんだよ。でも言っていることが何も間違っていないから反論できない。やっぱり長く生きているだけあってそういうことには聡いんだな
『長くじゃなくて永くだけど・・・まあいいわ。それよりもそこの角を右』
了解。え、てか今さらっとナナさんの居場所を教えてくれましたけど魔法使えるんですね。『人間の感知くらいはね〜』なるほど、すげぇ。さすが精霊
イフリートの指示通り僕は角を右に回って・・・・あー追跡っぽい感じだから隠れた方がいいのかな?でも別にやましいこととか何もないしただ知り合いがいたからついて行っただけだから何も問題ないよね?ストーカーとかそういう風に勘違いされることとかないよね
『それは被害者が決めることよ』
なにさらっと加害者認定しているんですかねー。もういいや。行き当たりばったりだしそれに旅の恥は掻き捨てっていうことわざもあるからなにも問題なし。そもそもここには僕の知り合いなんて誰一人いないんだから
僕が曲がった先で見たのは男が三人、こちらに背中を向けて立っているだけだった。あれ?ナナさんはどこに行ったのだろう。追い越して行ったのかな?でもその奥に見えるのって明らかに壁なんだけど・・・。まあ男たちに聞いてみればわかることか。僕はそう決めて彼らに近づいていった
「や、やめてください」
ん?明らかに女性の声が聞こえた気がしたんだけど、どこから聞こえたんだ?イフリートわかる?
『あーまあ感知使うのが早いわよ』
それもそうだな「『感知』」イフリートがこういうってことはそこまで距離が離れていないんだろう。索敵範囲を自分の近辺だけにとどめる。えっと目の前に三人いてさらにその奥に一人いる感じか・・・ん?奥に人がいる?
「へっへっへ〜いやーお嬢さん危ないぜ〜昼間とはいえこんなところを女性一人で歩くなんてさ」
「そうそうもしかしたらわる〜い大人にイタズラされちゃうかもよ」
「まあ、要は俺らみたいなやつらのことだけどな」
「「そりゃそうだゲハハハハ」」
『うわーなんてテンプレ』
あ、イフリートもそう思った?そういえばか弱い少女が男たちに襲われているって展開割とテンプレだけど何故かしら僕には全く発生しなかったな。まあ僕は主人公じゃないし。楠あたりとかはもうこの展開は履修済みなのだろうか。てかあいつ元気にしてるかなー。チート能力もらってるしそろそろハーレム形成しててもおかしくなさそうなんだけどな。にしてもなんか新鮮だな『うわぁ変態』ちょっと待てぇ。なんだその感想は
『だって気持ち悪いし・・・てかか弱いねぇ・・・』
いやそうでしょ。じゃなきゃあっという間にこいつらボコボコにするだろうし。それと新鮮ってのは本当にか弱い少女のことだよ。だって僕の周りの女性ってみんなめちゃくちゃ強いじゃん。
『それもそうだけど・・・てか助けるの?』
「まあ、フラグたちそうだし」
『下心丸出しね〜ま、いいわやってみなさい』
「ああ、なんだお前」
「どうしたんだ坊主?もしかして俺たちのお下がりを狙っているとか?残念だがこいつは俺たちが楽しんだ後奴隷にして売り飛ばす予定なんだ。ここまでの美人、経験ありでも買い手がつくだろうよ」
「それともなんだ?もしかして助けに来たってのか?お前一人で」
なんていうか・・・その・・・
「モブ感はんぱねー」
「あぁ?何言ってるのかわからねえが俺たちを馬鹿にしやがったな」
「覚悟はできてんだろうなぁ」
『あはははははははは。開口一番で煽るとか・・はははーあー面白』
いや、笑ってないで助けてくれよ。まあ僕だけでなんとかできるのか試してみるけどさ
「おらあ『火の玉』」
「くたばれぇ『水の剣』」
「死ねやぁ『風の刃』」
うわー属性まで火、水、風、っていうありきたりなやつだよ。これもうモブ確定じゃん。でも、油断はしない。一時の油断が即命取りになるのがこの世界。いつでも戦いは、本気で行かないとすぐに死んでしまう。
「『電気の領域』」
飛んでくる魔法を全て『領域』で弾き飛ばす。「な、なんだこいつ、何しやがった」こいつら『領域』のこと知らないのか。なら好都合。未知の魔法に混乱しているうちに一気に制圧してしまおう。多分だけどそこまで強くないから油断しなければ僕一人で問題ない
「『電気鎧』」
「ああ?」
「電気を纏ってる?」
油断をするわけではないが、少しばかり練習をしたってバチは当たらないだろう。こいつらで『電気鎧』使用中の体術の練習をしてしまおう。練習といってもまあ、普通に殴るけど
「とりゃあぁ!」
『電気鎧・第三形態』と比べると小さいがそれでも強化されているので相手に近づいていき一番近くにいて火属性の魔法を使っていたやつの腹に一発入れる。
「ぐほべぇ」
「おい。こんにゃろ『水の剣』」
おー。こいつ仲間ごと攻撃しようとしたぞ。まあこういう場所でこういうことをしている連中だし仲間意識とかあんまりないのかな?
「『放電』」
「剣が・・・消えた?」
でも水だから強い電気を当てればあっという間に電気分解が起きるよね。でもこんな簡単にいくものだろうか。さすがにおかしいぞ
『まあ、効率は悪いとはいえ、あんたの魔力量は多いほうだし、何より修練もまあそれなりに積んでる。だからあれくらいの魔法なら簡単に打ち消せるわね・・・と、後ろ来てるわ』
え?ってうわっ。そういえばこいつら三人いたな。もう一人は風属性だっけ?
「よし。転ばせたぞ」
「よくやった。おい、お前何してくれてんだよ」
水属性の使い手が僕の腹を蹴る。痛ってぇ。電気を纏っていなかったらそれだけで気絶していたよ。
「あびぎゃ」
「お、おいどうした・・・」
僕の体に直接触れちゃったからねぇ。何かで覆っていないと感電してしまうよ。そんなこと一言も言っていないからわかるわけないけどさ。それでも僕が何かをしたと勘違いしたのか風の使い手は少し後ざする。え?いいの?僕立ち上がるよ?
「てめぇ。何しやがった」
「僕の体に直接触れると感電するんですよ。ほら、僕電気を纏っているんで」
「はあ?なんだその魔法は、だがそれなら遠距離で詰めればいいよなぁ。そんなことわざw「『放電』」ぎゃあああああ」
『うわー話している途中で攻撃とか最低だわ』
知るか。勝てばいいんだよ勝てば。話している最中に攻撃しないとかそんなことしたら負けるのは自分だろ?戦闘中にベラベラ喋るほうが悪い。っとそうだ
「『放電』」
「ぎゃああああああああ」
「ぐえええええええええ」
風属性の使い手は意識を失ったみたいだけど他の二人はまだ意識があった。だから起きられる前にさっさと電撃を放って気絶しておいてもらおう。単にやられている振りをしていただけかもしれないからね。今回はそんなこと何もなかったみたいだけど。
『人としてなかなかに最低な行為よそれ』
「でも死ぬよりはマシさ」
『それもそうね。様式美を守って死ぬか破って生きるか。そんなの人の勝手だし。っと助けた子をみなくていいの?』
そういえばそのためにこいつらと戦ったんだっけ?僕はナナさんのほうに向かって足を進めていいた。初手対面の女性なら悲鳴を上げられてしまうところだけどナナさんというまだ知り合いにカウントしていい人だしきっと大丈夫だよね。
ナナさんらしき人物を(イフリートと共に)追跡するてかイフリートいる意味あるのかな?クレアがいないと魔法もろくに使えないのではないのだろうか?
『私誰にも感知されないから追跡楽々だよ?』
それもそうでした。使えないとか暴言を言ってしまい大変申しわけありません。それに一人で行動するってのも何かと心細いしイフリートがいてくれて本当にありがたいな
『あんた感謝はすぐに口に出しなさいよ?人間関係を円滑にするために必要なことじゃない』
なんで精霊にコミュニケーション能力について言われなきゃいけないんだよ。でも言っていることが何も間違っていないから反論できない。やっぱり長く生きているだけあってそういうことには聡いんだな
『長くじゃなくて永くだけど・・・まあいいわ。それよりもそこの角を右』
了解。え、てか今さらっとナナさんの居場所を教えてくれましたけど魔法使えるんですね。『人間の感知くらいはね〜』なるほど、すげぇ。さすが精霊
イフリートの指示通り僕は角を右に回って・・・・あー追跡っぽい感じだから隠れた方がいいのかな?でも別にやましいこととか何もないしただ知り合いがいたからついて行っただけだから何も問題ないよね?ストーカーとかそういう風に勘違いされることとかないよね
『それは被害者が決めることよ』
なにさらっと加害者認定しているんですかねー。もういいや。行き当たりばったりだしそれに旅の恥は掻き捨てっていうことわざもあるからなにも問題なし。そもそもここには僕の知り合いなんて誰一人いないんだから
僕が曲がった先で見たのは男が三人、こちらに背中を向けて立っているだけだった。あれ?ナナさんはどこに行ったのだろう。追い越して行ったのかな?でもその奥に見えるのって明らかに壁なんだけど・・・。まあ男たちに聞いてみればわかることか。僕はそう決めて彼らに近づいていった
「や、やめてください」
ん?明らかに女性の声が聞こえた気がしたんだけど、どこから聞こえたんだ?イフリートわかる?
『あーまあ感知使うのが早いわよ』
それもそうだな「『感知』」イフリートがこういうってことはそこまで距離が離れていないんだろう。索敵範囲を自分の近辺だけにとどめる。えっと目の前に三人いてさらにその奥に一人いる感じか・・・ん?奥に人がいる?
「へっへっへ〜いやーお嬢さん危ないぜ〜昼間とはいえこんなところを女性一人で歩くなんてさ」
「そうそうもしかしたらわる〜い大人にイタズラされちゃうかもよ」
「まあ、要は俺らみたいなやつらのことだけどな」
「「そりゃそうだゲハハハハ」」
『うわーなんてテンプレ』
あ、イフリートもそう思った?そういえばか弱い少女が男たちに襲われているって展開割とテンプレだけど何故かしら僕には全く発生しなかったな。まあ僕は主人公じゃないし。楠あたりとかはもうこの展開は履修済みなのだろうか。てかあいつ元気にしてるかなー。チート能力もらってるしそろそろハーレム形成しててもおかしくなさそうなんだけどな。にしてもなんか新鮮だな『うわぁ変態』ちょっと待てぇ。なんだその感想は
『だって気持ち悪いし・・・てかか弱いねぇ・・・』
いやそうでしょ。じゃなきゃあっという間にこいつらボコボコにするだろうし。それと新鮮ってのは本当にか弱い少女のことだよ。だって僕の周りの女性ってみんなめちゃくちゃ強いじゃん。
『それもそうだけど・・・てか助けるの?』
「まあ、フラグたちそうだし」
『下心丸出しね〜ま、いいわやってみなさい』
「ああ、なんだお前」
「どうしたんだ坊主?もしかして俺たちのお下がりを狙っているとか?残念だがこいつは俺たちが楽しんだ後奴隷にして売り飛ばす予定なんだ。ここまでの美人、経験ありでも買い手がつくだろうよ」
「それともなんだ?もしかして助けに来たってのか?お前一人で」
なんていうか・・・その・・・
「モブ感はんぱねー」
「あぁ?何言ってるのかわからねえが俺たちを馬鹿にしやがったな」
「覚悟はできてんだろうなぁ」
『あはははははははは。開口一番で煽るとか・・はははーあー面白』
いや、笑ってないで助けてくれよ。まあ僕だけでなんとかできるのか試してみるけどさ
「おらあ『火の玉』」
「くたばれぇ『水の剣』」
「死ねやぁ『風の刃』」
うわー属性まで火、水、風、っていうありきたりなやつだよ。これもうモブ確定じゃん。でも、油断はしない。一時の油断が即命取りになるのがこの世界。いつでも戦いは、本気で行かないとすぐに死んでしまう。
「『電気の領域』」
飛んでくる魔法を全て『領域』で弾き飛ばす。「な、なんだこいつ、何しやがった」こいつら『領域』のこと知らないのか。なら好都合。未知の魔法に混乱しているうちに一気に制圧してしまおう。多分だけどそこまで強くないから油断しなければ僕一人で問題ない
「『電気鎧』」
「ああ?」
「電気を纏ってる?」
油断をするわけではないが、少しばかり練習をしたってバチは当たらないだろう。こいつらで『電気鎧』使用中の体術の練習をしてしまおう。練習といってもまあ、普通に殴るけど
「とりゃあぁ!」
『電気鎧・第三形態』と比べると小さいがそれでも強化されているので相手に近づいていき一番近くにいて火属性の魔法を使っていたやつの腹に一発入れる。
「ぐほべぇ」
「おい。こんにゃろ『水の剣』」
おー。こいつ仲間ごと攻撃しようとしたぞ。まあこういう場所でこういうことをしている連中だし仲間意識とかあんまりないのかな?
「『放電』」
「剣が・・・消えた?」
でも水だから強い電気を当てればあっという間に電気分解が起きるよね。でもこんな簡単にいくものだろうか。さすがにおかしいぞ
『まあ、効率は悪いとはいえ、あんたの魔力量は多いほうだし、何より修練もまあそれなりに積んでる。だからあれくらいの魔法なら簡単に打ち消せるわね・・・と、後ろ来てるわ』
え?ってうわっ。そういえばこいつら三人いたな。もう一人は風属性だっけ?
「よし。転ばせたぞ」
「よくやった。おい、お前何してくれてんだよ」
水属性の使い手が僕の腹を蹴る。痛ってぇ。電気を纏っていなかったらそれだけで気絶していたよ。
「あびぎゃ」
「お、おいどうした・・・」
僕の体に直接触れちゃったからねぇ。何かで覆っていないと感電してしまうよ。そんなこと一言も言っていないからわかるわけないけどさ。それでも僕が何かをしたと勘違いしたのか風の使い手は少し後ざする。え?いいの?僕立ち上がるよ?
「てめぇ。何しやがった」
「僕の体に直接触れると感電するんですよ。ほら、僕電気を纏っているんで」
「はあ?なんだその魔法は、だがそれなら遠距離で詰めればいいよなぁ。そんなことわざw「『放電』」ぎゃあああああ」
『うわー話している途中で攻撃とか最低だわ』
知るか。勝てばいいんだよ勝てば。話している最中に攻撃しないとかそんなことしたら負けるのは自分だろ?戦闘中にベラベラ喋るほうが悪い。っとそうだ
「『放電』」
「ぎゃああああああああ」
「ぐえええええええええ」
風属性の使い手は意識を失ったみたいだけど他の二人はまだ意識があった。だから起きられる前にさっさと電撃を放って気絶しておいてもらおう。単にやられている振りをしていただけかもしれないからね。今回はそんなこと何もなかったみたいだけど。
『人としてなかなかに最低な行為よそれ』
「でも死ぬよりはマシさ」
『それもそうね。様式美を守って死ぬか破って生きるか。そんなの人の勝手だし。っと助けた子をみなくていいの?』
そういえばそのためにこいつらと戦ったんだっけ?僕はナナさんのほうに向かって足を進めていいた。初手対面の女性なら悲鳴を上げられてしまうところだけどナナさんというまだ知り合いにカウントしていい人だしきっと大丈夫だよね。
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