電気使いは今日もノリで生きる
先輩たちの実力
皐月一週目月曜日
「おかしいですって何ですか難易度Aって」
この人だけはまともだと信じていたのにそれをことごとく裏切られた気分。説明しておくとギルドの依頼には達成するための難易度というのが記載されている。難易度は多分4つに分かれていてSABCの4つだ。多分と頭に着くのはどうせSSランクの難易度の依頼があるに決まっているからね。ゴブリンキングがAランクなんだどれくらい強いのかわからないけど『麒麟』と比較すれば絶対に一回りもふた回りも弱いに決まっている。となれば『麒麟』討伐はいったいどれくらいの難易度になるのか想像したくない。
「そうでしょうか?これでも簡単なクエストを選んだつもりなのですが・・・」
「いつもは何を討伐してるんですか」
「ドラゴンとかですわ」
ドラゴン・・・あれだよね。これも異世界ファンタジーおなじみのモンスター。古来より生きる生物として恐れられている生き物。魔法に強い耐性があるとされ、魔法を操り口から火を噴き大きな翼を持ち、巨体な体を活かして攻撃してくる大型の生物。
「まあドラゴンは普通に生息してるよ〜あいつら空飛ぶからちょっと面倒なんだよね〜」
そしてそれを簡単に狩っているこの人たちは何者なんだろう。というかなんでわざわざこうして依頼を受けているのだろう。それぞれのギルドがあるというのに
「好きでやってるだけだ。お前らが気にすることはねえよ」
「そうなんですか」
「それでどうやって移動するんですか?ここから少し距離ありますよ」
「大丈夫です。セリア」
「みんなこっちきて」
セリアさんの元に集まる。どうやって移動するんだろう。やっぱりテレポートかな。定番だけど・・・セリア先輩ってどんなスキルを持っていたっけ?
「『転移』」
やっぱりテレポートか。光に包まれるとともに少し体に浮遊感を覚える。目の前の光が徐々に落ち着いてくると・・・
目の前にはゴブリンの大群でした。
「「え?????」」
「まじか。ここまで攻められていたのかよ」
「・・・とりあえず・・・敵の殲滅」
「おう!」「りょうか〜い」「わかりましたわ」「わかった」「・・・まかせろ」
シェミン先輩が仕切るんだな・・・と、そんなことを思っている暇はない。僕も対応しなきゃ。「・・・ミライと・・・クレアは・・・今日は・・・みてて」
「え?」
「でも、この量だときつくないですか?」
「・・・大丈夫」
ゴブリンに立ち向かっていく先輩たちを後ろから見守る。ぱっと見してその数はいくつだ・・・?正確な数はわからないけどそれでも100はいそうなんだが。一人当たり20おまけに僕らが見とくとなると当然僕らを守るということになるんだけど・・・大丈夫なのだろうか。
「おいおいミライ。俺たちの実力を過小評価してないか?」
「グレン、一発よろしく」
「まかせとけ!・・・『力の領域』」
グレン先輩も『領域』を!いや、そうじゃない・・・多分つかったんだろう。でも・・・
「「動けない」」
気圧されているんだろう。グレン先輩から放たれる圧にか体が動くことができない。蛇に睨まれたカエル状態とでも言うべきだろうか。武道系の達人は『気』だけで相手を圧倒するというけどまさにそれ。
「や〜相変わらず雑魚が多い時は役立つね〜」
「スバルも働きなさい」
「でもグレンだけで大丈夫そうだよ?」
動けなくて固まっているゴブリン達をグレン先輩は殴り飛ばしている。拳がぶつかるたびに数メートル吹き飛んでいるんだけどどれだけの力を持っているんだろう。
「うおおおお!」
吠えているだけであんなに力が出るなんて・・・恐ろしい。僕が同じことをしようとするにはどれだけ時間がかかることやら
「お前ら少しは働けぇ」
先ほどからグレン先輩しか戦っていない。他の人は返事だけはしたものの戦闘に参加しようとしない。
「お前一人でなんとかなりそうだから」
「まあ少しぐらいは働きましょうか・・・お願いします」
サリア先輩が手を天に掲げる。どこからともなく落ちてきた氷柱がゴブリン達を串刺しにしていく。
「僕も少しするか」
レイ先輩も突っ込んでいく。ここからだと何をしているのかはよく見えないんだけどそれでも着々と数を減らしていってる。
「すげぇ」
「こんな簡単に・・・」
森で多少なりとも戦闘をしたからわかる。先輩たちの強さが。今まで強い強いと言われていたけどここまでとは思ってもいなかった。やっぱり自分の目で見て確かめないといけないよね。
そんな風に簡単に屠っていき、その数をほとんど減らした時
「・・・くる!」
突然シェミン先輩が警告を発する。なぜ?と聞く必要はない。後ろからでもはっきりと見ることができる。そもそも先輩達がここにきたのはこいつを討伐するためじゃないか
ゴブリンキング、その名前が示す通りゴブリンたちの王様なのだろう。他のゴブリンと比べてもその体はかなり大きい。優に五メートルは越えている。普通のゴブリンが僕たち人間と同じくらいであることを考えてみるとその大きさがその異常性がよく分かる
「・・・セリナ」
「わかった」
指示を受けて前に出るセリナ先輩。
「なあ、セリア先輩のスキルってなんだったっけ?」
「さあ?知らないけど」
スバル先輩とかはすごくわかりやすいんだけどこの人のだけはほんとわからないんだよな。何回か対戦したんだけど対戦するたんびに使う属性が変わっていてよくわからないんだよね。火を使ったと思えば水が出てきてかといったら風やら雷やらなんでも豊富。
「『雷』」
いかづちがゴブリンキングを捉える。かなりのダメージを与えたのだろう。持っている棍棒でやたらめったら殴りまくっている。いや、なんで一言であんなにダメージを与えているんですか。
「グギャアア」
「セリアが一撃で倒さないから『咆哮』を使われちゃったじゃないですか」
『咆哮』って?いや、それを聞いたゴブリンたちがみんな怒りモードに突入しているからかなりやばいものだということはわかるんだけど。これあいつらの攻撃力とか上がっているのだろうか。
「キング以上のモンスターが使うとされる配下のモンスターを奮い立たせる技のことだよ。モンスターは魔法を使う種もいるけどこれは魔法とは別物なんだ」
そういうものなのね。だからいままで簡単に殴れていたゴブリンたちを簡単に殴ることができなくなってきたってことか。面倒なことになったな。やっぱり僕たちも助けにいったほうがいいんじゃないだろうか
「・・・大丈夫・・・グレンくん、サリちゃんお願い・・・スバルくんも」
「まっかせろぉ『火拳』」
グレン先輩の振りかぶった拳は燃えていた。・・・は?燃えている?なんで。あの人のすきるって『力』だよね。殴る力を強くしたり強力な蹴りを使えたり体術が強くなったりするんじゃないの。なんで魔法見たくなっているんだろう。
「はぁ。わかりました。今日はミライとクレアがいますもんね。少し本気を出しましょう。『神降ろし』」
サリア先輩の姿が変わる。赤髪が銀髪に変わる。なにそれ格好いい。いや、神々しい。
「な・・・サリアさん精霊使いだったのかよ。しかも『神降ろし』って」
「なんなんだ?『神降ろし』って」
「要は精霊の力をその身に宿すってことだよ。普通の人間にはできない。少なくとも精霊に認められない限りは」
無茶苦茶だ。無茶苦茶すぎる。それにあの人いまなんて言った?少し本気出すって言ったよ。少しってなに?少しって
レベルの差が激しすぎて笑うしかない。そんなサリア先輩といえば右手を溜めて横に振り払っていた。
目の前のゴブリンたちがまとめて凍りついた。
「氷の精霊・・・フェンリルの使いか」
「・・・ね?大丈夫・・・でしょ」
「「はい」」
「ちょっと〜俺のことを忘れてない〜」
「嘆くぐらいならなにかしろよ」
「だってせりちゃn・・・ごめんごめんセリナちゃんがほとんど片付けちゃったから・・・てかさっきの本当にごめんだからその手をこっちにむけないで」
「グルぎゃあああ」
「これで終わり・・・サリアに合わすか『氷結』」
ゴブリンキングが凍りつく。いやあなた幾つの属性を使えるんですか。まさかレアだけど転生者お馴染みの複数のスキル持ちっていうことなのか
「・・・それはない・・・みんなスキルは・・・ひとつ」
「でも、そんなこと聞いたことがないですよ」
「そのうちわかりますよ」
全て片ついたのかサリア先輩が声をかけてくれる。・・・ああ、ゴブリンたちがいない。もう終わったんですね
「いまグレンとスバルが残党を狩っていますけどすぐに終わりますよ」
「うん・・・お疲れ・・・サリちゃん、怪我は?」
「大丈夫ですよ。私たちが難易度A程度の敵に苦戦するはずないでしょう」
もういちいち反応するのも馬鹿らしくなってきました。でも一つだけきになることがある
「あの、どうして僕らを連れてきたんですか?」
わざわざ僕たちを連れてきた理由。それがわからない。まあ理由を言ったらなんでセリア先輩たちも一緒にいるのかって話になってくるんだけどさ。
「・・・新歓?」
あ、そうですか。でもそういう意味なら大成功ですよ。すごく、為になりましたから
「・・・じゃあ、ミライくんも・・・これから参加」
「え?」
「次は参加してもいいですね。あ、もちろんクレアも」
なんかかなり面倒なことになった・・・まあすごい先輩たちの戦いを週一で見られるとなればいいか
「ん?参加?」
「ええ、見ているだけではつまらないでしょう?」
それはそうですけど・・・大変なことになった。・・・おい、クレアなにお前一人逃げたような顔してるんだよ。お前も道連れだからな。
毎週こんな命の危険な目にあいたくないよ・・・
「・・・大丈夫・・・わたしがいる限り・・・死なせない」
よろしくお願いします・・・どうするのか知らないですけど
「おかしいですって何ですか難易度Aって」
この人だけはまともだと信じていたのにそれをことごとく裏切られた気分。説明しておくとギルドの依頼には達成するための難易度というのが記載されている。難易度は多分4つに分かれていてSABCの4つだ。多分と頭に着くのはどうせSSランクの難易度の依頼があるに決まっているからね。ゴブリンキングがAランクなんだどれくらい強いのかわからないけど『麒麟』と比較すれば絶対に一回りもふた回りも弱いに決まっている。となれば『麒麟』討伐はいったいどれくらいの難易度になるのか想像したくない。
「そうでしょうか?これでも簡単なクエストを選んだつもりなのですが・・・」
「いつもは何を討伐してるんですか」
「ドラゴンとかですわ」
ドラゴン・・・あれだよね。これも異世界ファンタジーおなじみのモンスター。古来より生きる生物として恐れられている生き物。魔法に強い耐性があるとされ、魔法を操り口から火を噴き大きな翼を持ち、巨体な体を活かして攻撃してくる大型の生物。
「まあドラゴンは普通に生息してるよ〜あいつら空飛ぶからちょっと面倒なんだよね〜」
そしてそれを簡単に狩っているこの人たちは何者なんだろう。というかなんでわざわざこうして依頼を受けているのだろう。それぞれのギルドがあるというのに
「好きでやってるだけだ。お前らが気にすることはねえよ」
「そうなんですか」
「それでどうやって移動するんですか?ここから少し距離ありますよ」
「大丈夫です。セリア」
「みんなこっちきて」
セリアさんの元に集まる。どうやって移動するんだろう。やっぱりテレポートかな。定番だけど・・・セリア先輩ってどんなスキルを持っていたっけ?
「『転移』」
やっぱりテレポートか。光に包まれるとともに少し体に浮遊感を覚える。目の前の光が徐々に落ち着いてくると・・・
目の前にはゴブリンの大群でした。
「「え?????」」
「まじか。ここまで攻められていたのかよ」
「・・・とりあえず・・・敵の殲滅」
「おう!」「りょうか〜い」「わかりましたわ」「わかった」「・・・まかせろ」
シェミン先輩が仕切るんだな・・・と、そんなことを思っている暇はない。僕も対応しなきゃ。「・・・ミライと・・・クレアは・・・今日は・・・みてて」
「え?」
「でも、この量だときつくないですか?」
「・・・大丈夫」
ゴブリンに立ち向かっていく先輩たちを後ろから見守る。ぱっと見してその数はいくつだ・・・?正確な数はわからないけどそれでも100はいそうなんだが。一人当たり20おまけに僕らが見とくとなると当然僕らを守るということになるんだけど・・・大丈夫なのだろうか。
「おいおいミライ。俺たちの実力を過小評価してないか?」
「グレン、一発よろしく」
「まかせとけ!・・・『力の領域』」
グレン先輩も『領域』を!いや、そうじゃない・・・多分つかったんだろう。でも・・・
「「動けない」」
気圧されているんだろう。グレン先輩から放たれる圧にか体が動くことができない。蛇に睨まれたカエル状態とでも言うべきだろうか。武道系の達人は『気』だけで相手を圧倒するというけどまさにそれ。
「や〜相変わらず雑魚が多い時は役立つね〜」
「スバルも働きなさい」
「でもグレンだけで大丈夫そうだよ?」
動けなくて固まっているゴブリン達をグレン先輩は殴り飛ばしている。拳がぶつかるたびに数メートル吹き飛んでいるんだけどどれだけの力を持っているんだろう。
「うおおおお!」
吠えているだけであんなに力が出るなんて・・・恐ろしい。僕が同じことをしようとするにはどれだけ時間がかかることやら
「お前ら少しは働けぇ」
先ほどからグレン先輩しか戦っていない。他の人は返事だけはしたものの戦闘に参加しようとしない。
「お前一人でなんとかなりそうだから」
「まあ少しぐらいは働きましょうか・・・お願いします」
サリア先輩が手を天に掲げる。どこからともなく落ちてきた氷柱がゴブリン達を串刺しにしていく。
「僕も少しするか」
レイ先輩も突っ込んでいく。ここからだと何をしているのかはよく見えないんだけどそれでも着々と数を減らしていってる。
「すげぇ」
「こんな簡単に・・・」
森で多少なりとも戦闘をしたからわかる。先輩たちの強さが。今まで強い強いと言われていたけどここまでとは思ってもいなかった。やっぱり自分の目で見て確かめないといけないよね。
そんな風に簡単に屠っていき、その数をほとんど減らした時
「・・・くる!」
突然シェミン先輩が警告を発する。なぜ?と聞く必要はない。後ろからでもはっきりと見ることができる。そもそも先輩達がここにきたのはこいつを討伐するためじゃないか
ゴブリンキング、その名前が示す通りゴブリンたちの王様なのだろう。他のゴブリンと比べてもその体はかなり大きい。優に五メートルは越えている。普通のゴブリンが僕たち人間と同じくらいであることを考えてみるとその大きさがその異常性がよく分かる
「・・・セリナ」
「わかった」
指示を受けて前に出るセリナ先輩。
「なあ、セリア先輩のスキルってなんだったっけ?」
「さあ?知らないけど」
スバル先輩とかはすごくわかりやすいんだけどこの人のだけはほんとわからないんだよな。何回か対戦したんだけど対戦するたんびに使う属性が変わっていてよくわからないんだよね。火を使ったと思えば水が出てきてかといったら風やら雷やらなんでも豊富。
「『雷』」
いかづちがゴブリンキングを捉える。かなりのダメージを与えたのだろう。持っている棍棒でやたらめったら殴りまくっている。いや、なんで一言であんなにダメージを与えているんですか。
「グギャアア」
「セリアが一撃で倒さないから『咆哮』を使われちゃったじゃないですか」
『咆哮』って?いや、それを聞いたゴブリンたちがみんな怒りモードに突入しているからかなりやばいものだということはわかるんだけど。これあいつらの攻撃力とか上がっているのだろうか。
「キング以上のモンスターが使うとされる配下のモンスターを奮い立たせる技のことだよ。モンスターは魔法を使う種もいるけどこれは魔法とは別物なんだ」
そういうものなのね。だからいままで簡単に殴れていたゴブリンたちを簡単に殴ることができなくなってきたってことか。面倒なことになったな。やっぱり僕たちも助けにいったほうがいいんじゃないだろうか
「・・・大丈夫・・・グレンくん、サリちゃんお願い・・・スバルくんも」
「まっかせろぉ『火拳』」
グレン先輩の振りかぶった拳は燃えていた。・・・は?燃えている?なんで。あの人のすきるって『力』だよね。殴る力を強くしたり強力な蹴りを使えたり体術が強くなったりするんじゃないの。なんで魔法見たくなっているんだろう。
「はぁ。わかりました。今日はミライとクレアがいますもんね。少し本気を出しましょう。『神降ろし』」
サリア先輩の姿が変わる。赤髪が銀髪に変わる。なにそれ格好いい。いや、神々しい。
「な・・・サリアさん精霊使いだったのかよ。しかも『神降ろし』って」
「なんなんだ?『神降ろし』って」
「要は精霊の力をその身に宿すってことだよ。普通の人間にはできない。少なくとも精霊に認められない限りは」
無茶苦茶だ。無茶苦茶すぎる。それにあの人いまなんて言った?少し本気出すって言ったよ。少しってなに?少しって
レベルの差が激しすぎて笑うしかない。そんなサリア先輩といえば右手を溜めて横に振り払っていた。
目の前のゴブリンたちがまとめて凍りついた。
「氷の精霊・・・フェンリルの使いか」
「・・・ね?大丈夫・・・でしょ」
「「はい」」
「ちょっと〜俺のことを忘れてない〜」
「嘆くぐらいならなにかしろよ」
「だってせりちゃn・・・ごめんごめんセリナちゃんがほとんど片付けちゃったから・・・てかさっきの本当にごめんだからその手をこっちにむけないで」
「グルぎゃあああ」
「これで終わり・・・サリアに合わすか『氷結』」
ゴブリンキングが凍りつく。いやあなた幾つの属性を使えるんですか。まさかレアだけど転生者お馴染みの複数のスキル持ちっていうことなのか
「・・・それはない・・・みんなスキルは・・・ひとつ」
「でも、そんなこと聞いたことがないですよ」
「そのうちわかりますよ」
全て片ついたのかサリア先輩が声をかけてくれる。・・・ああ、ゴブリンたちがいない。もう終わったんですね
「いまグレンとスバルが残党を狩っていますけどすぐに終わりますよ」
「うん・・・お疲れ・・・サリちゃん、怪我は?」
「大丈夫ですよ。私たちが難易度A程度の敵に苦戦するはずないでしょう」
もういちいち反応するのも馬鹿らしくなってきました。でも一つだけきになることがある
「あの、どうして僕らを連れてきたんですか?」
わざわざ僕たちを連れてきた理由。それがわからない。まあ理由を言ったらなんでセリア先輩たちも一緒にいるのかって話になってくるんだけどさ。
「・・・新歓?」
あ、そうですか。でもそういう意味なら大成功ですよ。すごく、為になりましたから
「・・・じゃあ、ミライくんも・・・これから参加」
「え?」
「次は参加してもいいですね。あ、もちろんクレアも」
なんかかなり面倒なことになった・・・まあすごい先輩たちの戦いを週一で見られるとなればいいか
「ん?参加?」
「ええ、見ているだけではつまらないでしょう?」
それはそうですけど・・・大変なことになった。・・・おい、クレアなにお前一人逃げたような顔してるんだよ。お前も道連れだからな。
毎週こんな命の危険な目にあいたくないよ・・・
「・・・大丈夫・・・わたしがいる限り・・・死なせない」
よろしくお願いします・・・どうするのか知らないですけど
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