金属魔法の使い方

バリウム

友情の証。

「おお!、ぬるぬる動く!。」

ユウトは義手で遊んでいた。

手首がぐるぐる回り、滑らかに動く。

「メイクこれどうやったんだ?。」

ユウトが聞くとメイクが呆れたように説明し始める。

「はあー、前にも説明したはずなんやがまあいい、今回義手に取り付けたのは魔力炉ていうやつや、これは用途によって使い方はいろいろあるが今回は魔力を貯めるかつ、一定に義手に流すようにしたんや。」

「へぇーこれでもう爆発しないの?。」

するとメイクは首を横に振った。

「するんかーい!。」

安定のツッコミをかましながら義手を急いで外そうとするユウトにメイクはこう言った。

「まあ可能性と言ったら整備不良、老朽化ぐらいや、爆発したくなかったらちゃんとこまめにメンテに来い、いつでも整備したる。」

そう言うメイクがたくましく見える。

「おう、ありがとな。」

ユウトは拳をメイクに突き出した。

「なんや?。」

メイクが不思議そうに聞くとユウトが拳をユウトと同じように突き出すように促す。

メイクが恐る恐る拳を出すとユウトの方からコツンとメイクの拳に合わせる。

するとユウトがこう言った。

「友情の証♪。」

そう言うとメイクはユウトの拳殴ってきた。

いたぁ!。

ユウトが拳をフーフーしてるとメイクが笑顔で言ってきた。

「友情の証!。」

すると二人もバカらしくて笑い始めた。

笑いが治った後、ユウトはあることを思い出した。

そう言えばこの義手に武器を仕込んでもらう話をしたよな。

「メイク、この義手に武装は付いているか?。」

「んん?ああ、小太刀と魔弾銃が内蔵されてるのとあとはスラスターが大まかな武装やな。」

ユウトはそれを聞いて義手を撫で回し始める。

「どっから小太刀がでてくるんだぁ?。」

そう言いながらずっと撫で回し続けているとメイクがため息をついて言ってくる。

「ほらほら落ち着けって、まず小太刀の出し方から説明するで。」

「まず、意識して小太刀の取っ手を手元まで持ってくる。」

言われた通りに操作してみる。

するとカチャ何かが外れる音とともに取っ手が手元にやってくる、だが刀身が無いではないか。

「あのー、メイクさん?刀身が無いんですけど〜。」

恐る恐る言うとメイクはイライラを通り越して呆れていた。

「あのなぁー、全部話を聞いてから意見を言うてくれないか?。」

「はい、すみません。」

メイクの本気の言葉で秒で静まるユウト。

「....よし、話の続きをするで、その取っ手を握って振り上げると刀身が出てくるから試してみぃ。」

言われた通りに腕を振り上げる。

すると手首から肘にかけて刀身が現れてそのまま取っ手にくっついた。

おお!かっこいい。

ユウトはキラキラした目で小太刀を眺めているとメイクが不思議そうに聞いてきた。

「前から思ってたんやけど、ユトは小太刀必要なんか?しかも普通の小太刀よりちょっと長めに取っ手を造形したし、何がしたかったんや?。」

「ああ、メイクにはまだ説明してなかったな。」

するとユウトはメイクに向けて刀身を見るように指をさした。

メイクが小太刀の刀身を見るとみるみる伸びて普通の刀の長さになった。

「まあ、つまりはもともとの金属から物を生成するのと、何もにいところから魔金属を生成するのは燃費の差が段違いなんだ。」

メイクがなるほどーと感心した様子で頷く。

「てことで、ほかの武装も出し方を教えてくれ。」

「ああ、次は魔弾銃の説明やなその前にお茶でも入れてくるから待っといてくれ。」

と言ってメイクは作業場のおくへ入って行ってしまった。

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