魔力ゼロの真の勇者
9話 冒険者ギルドにて
「お、街が見えてきたぞ」
「ほんとだ、結構大きいんじゃない?」
「…うん…でかい」
「これがドリントの街ですか。」
ドリントの街は、周りが高い塀に囲まれていて。入口は東西南北の4ヶ所らしい。
街の入口には、衛兵がいたが特に検査などもなく、問題なく入れることが出来た。
「人が沢山いますね。」
「ああ。」
街に入ってすぐ、商店街が立ち並び、人が賑わっていた。
「早速だけど、冒険者ギルドに行ってもいいか。」
翼は早く冒険者ギルドに行きたかった。
「はぁ、しょうがないわね。」
「…ギルド…楽しみ」
「…なにか見落としてるような気もしますけど、まあいいでしょう。」
サリエルは1人、気づきかけていた。 
そう、自分達には、生活でかかせないと言ってもいい、「あれ」が無いことを…
「……って、ギルドどこ?」
「…だよね、知ってた。」
エリは呆れたようにそう言い返した。
「私が聞いてきましょう。」
「あ、ああ、助かる。」
翼がそう言うと、サリエルは、近くにいた街の人にギルドの場所を聞きに行った。
「今日のサリエル張り切ってるな。」
「いつも怠けてるからじゃない?」
「…サリエルいつも…落ちに使われてる…」
エリの言ってる事は一理あるな。
…レイは何を言ってるんだ…よく分からん。
そんな事を考えてるうちにサリエルが戻ってきた。
「翼、この商店街を街の中心の方へ抜けていくと、広場があり、冒険者ギルドはそこにあるそうです。」
サリエルが嬉しそうにそう言った。
──これで褒められるかな?
「…よし、じゃあ早速向かうとするか。」
──だよね…翼はこういう人だったな。
「はぁ、」
エリは今日2度目のため息だ。
「…サリエルはサブヒロイン…」
レイは…うん。理解できないな…
みんなで楽しく喋っているうちに広場に着いた。そこには、街の中でも一際目立つ、大きな建物があった。
冒険者ギルドだ。
「おお、これが冒険者ギルドか…!」
翼は内心凄くワクワクしていた。
「楽しそうね、翼。」
「ああ、早く入ろうぜ。」
4人はギルドに入った。
ギルドには、依頼やクエストの掲示板。受付所、食事などをする食堂などがあった。…もちろん、受付嬢もいた。他の冒険者も。
「うわぁ、凄いな。漫画やラノベでよく見るヤツと同じだ…!」
翼が興奮していた笑。
「ほら、翼、冒険者登録に行きますよ。」
「あ、ああ、そうだな。」
ちなみに、冒険者にもランクがあり、上から、SSランク、S、A、B、C、D、Eとなっている。ただし、現在ではSSランクはこの国、バチル王国では、ただ1人しかいないらしい。確か…エルが言ってたな。なんでも…真の勇者だとか。カムーンとか言ってたな。
てか、俺も真の勇者の称号持ってたよな?って事は俺と同じ、聖剣か魔剣持ちか、またはその両方…真の勇者カムーンか、会ってみたいな。
そんな事を考えていると、
「えー、では、冒険者登録料として、1人につき銀貨1枚お願いします。」
受付嬢から言われた。
え?……あ、金のことすっかり頭に入ってなかった…
「ほんとだ、結構大きいんじゃない?」
「…うん…でかい」
「これがドリントの街ですか。」
ドリントの街は、周りが高い塀に囲まれていて。入口は東西南北の4ヶ所らしい。
街の入口には、衛兵がいたが特に検査などもなく、問題なく入れることが出来た。
「人が沢山いますね。」
「ああ。」
街に入ってすぐ、商店街が立ち並び、人が賑わっていた。
「早速だけど、冒険者ギルドに行ってもいいか。」
翼は早く冒険者ギルドに行きたかった。
「はぁ、しょうがないわね。」
「…ギルド…楽しみ」
「…なにか見落としてるような気もしますけど、まあいいでしょう。」
サリエルは1人、気づきかけていた。 
そう、自分達には、生活でかかせないと言ってもいい、「あれ」が無いことを…
「……って、ギルドどこ?」
「…だよね、知ってた。」
エリは呆れたようにそう言い返した。
「私が聞いてきましょう。」
「あ、ああ、助かる。」
翼がそう言うと、サリエルは、近くにいた街の人にギルドの場所を聞きに行った。
「今日のサリエル張り切ってるな。」
「いつも怠けてるからじゃない?」
「…サリエルいつも…落ちに使われてる…」
エリの言ってる事は一理あるな。
…レイは何を言ってるんだ…よく分からん。
そんな事を考えてるうちにサリエルが戻ってきた。
「翼、この商店街を街の中心の方へ抜けていくと、広場があり、冒険者ギルドはそこにあるそうです。」
サリエルが嬉しそうにそう言った。
──これで褒められるかな?
「…よし、じゃあ早速向かうとするか。」
──だよね…翼はこういう人だったな。
「はぁ、」
エリは今日2度目のため息だ。
「…サリエルはサブヒロイン…」
レイは…うん。理解できないな…
みんなで楽しく喋っているうちに広場に着いた。そこには、街の中でも一際目立つ、大きな建物があった。
冒険者ギルドだ。
「おお、これが冒険者ギルドか…!」
翼は内心凄くワクワクしていた。
「楽しそうね、翼。」
「ああ、早く入ろうぜ。」
4人はギルドに入った。
ギルドには、依頼やクエストの掲示板。受付所、食事などをする食堂などがあった。…もちろん、受付嬢もいた。他の冒険者も。
「うわぁ、凄いな。漫画やラノベでよく見るヤツと同じだ…!」
翼が興奮していた笑。
「ほら、翼、冒険者登録に行きますよ。」
「あ、ああ、そうだな。」
ちなみに、冒険者にもランクがあり、上から、SSランク、S、A、B、C、D、Eとなっている。ただし、現在ではSSランクはこの国、バチル王国では、ただ1人しかいないらしい。確か…エルが言ってたな。なんでも…真の勇者だとか。カムーンとか言ってたな。
てか、俺も真の勇者の称号持ってたよな?って事は俺と同じ、聖剣か魔剣持ちか、またはその両方…真の勇者カムーンか、会ってみたいな。
そんな事を考えていると、
「えー、では、冒険者登録料として、1人につき銀貨1枚お願いします。」
受付嬢から言われた。
え?……あ、金のことすっかり頭に入ってなかった…
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コメント
ノベルバユーザー349585
ついに冒険者ギルドですね!
次が楽しみです、