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12歳差の恋敵

ムラマサ

よくある約束

「おい!朝から何やってんだよ、愛!」

愛、そう、それがこの父親に夜這いをしてきた頭のおかしい娘の名前だ。娘を頭おかしいとか言うのは良くないか、いやコイツはそれくらい言ってやらないと本当にまずいことになりかねない。

「えー別にいーじゃん♪ま. さ. る♡」

「父親の本名を妻がいないからって彼女っぽく言うのをやめてくれ頼む」

「じゃーキスして?」

「そじゃあ本当の彼女だろうがっ!」バシッ

「痛っ、未来の嫁の頭叩くなんて〜 ドSなのも大概にして欲しいなー」

「お前は俺の娘だ 。結婚ができるわけないだろ。」

「グスッ 、ひどい、あの頃の約束を忘れたの、?」

「誤解を生むような事を言うな。それはよくある『大人になったらお父さんと結婚するー!!』 だろうが。」

「私のことは遊びだったて言うの!‪」

「遊びじゃなくて家族だ。」

「じゃあやっぱり私を妻とし……」

「娘な!」

「ちぇっ 、せっかく起こしに来てあげたのに、、」

「今日は日曜日じゃないか、少しは父親のことを思って寝かしてくれよ。」

「だって勝は私のお父さんである前に、私のダーリンなんだもんっ、」

「どんな状況だよっっ!!」バタンッ

「ちょっと追い出さないでよ〜 開けてよ勝〜」

「その呼び方をやめない限りは部屋に入れないと思え!」

「ちぇーつまんなーい、」ドタ ドタ

「やっと帰ったか、」

もう16歳にもなる娘にほぼ毎日こんなことをされている。

「あの頃の約束、、か、、、」


<9年前>

「あたしっ、おとなになったらね、おとーさんと、けっこんするのっ!」








その約束は絶対に、何がなんでも叶わない、








「だって俺お前のお父さんじゃないから」









<10年前>

この時の俺は11歳だった、

そこはどこか寂しげな病院、

見知らぬ女の人と去年離婚してシングルファーザーの親父がいる、

「勝、こちらが今日からお前のお母さんになる人だぞ。」

「杉本香織です。よろしくねっ勝君。」

なんで突然病院に連れて来てこんなこと言ってんだこの人たちは、

その理由はすぐに知った。

「それで、、、」




ある病室に来た、そこに人がいるとは思えないほど片ずいている部屋に、まだ産まれたばかりの、どこか寂しげな、




「この子が勝君の妹よ。」


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