俺は異世界に行ったらチート能力で最強に…?

白夜書房

8話

「ふう」

「あの!ありがとうございました」

「ああ。あとひとつ聞きたいんだが、なぜこんな所に?馬車を見る限り王族ぽいのだが」

「ええ。この馬車に乗っておられるのは、レイン・ユグドラシル様でございます。クレア王国に向かっている途中にクルエンドに襲われまして。…あと、あなたは何故ここに?」

「それは、ギルドのクエストでクルエンド討伐があったんでな」

「なるほど。あっ。もし良ければ姫様を私達と護衛をして頂けないでしょうか」

「んー。まぁ帰りも一緒だしいいか」

「ありがとうございます」

俺は戦闘で疲れただろうと言われ馬車の中に入ると、そこにはめっちゃ可愛い姫様が居たのだった。しかも顔を赤めておらっしゃる。

「あ、あの。助けて頂きありがとうございました」

「いえいえ。当然の事をしたまでです」

「自分は柊 愛斗です」

「ご丁寧にありがとうございます。私はレイン・ユグドラシルです。レインとお呼びください。敬語もいりません」

「わかり…分かった。レイン。俺のことも愛斗でいいよ。敬語も要らん」

「私は小さい頃の癖ですので、敬語はしときます」

こうして、自己紹介を終えてクレア王国に向かった。

「なんで俺まで城の中に」

「あら、愛斗なんでここにいるの?」

「レインをここまで護衛したんだ」

「あっレインを助けたのは愛斗だったのね?」

「ああ」

(あー。ライバルが出て来ちゃったか)

「なんか言ったか?」

「いえ何も」

アリスと話していると、アリスのお父さんに呼ばれた。

「なんでしょうか」

「愛斗と言ったか?」

「はい」

「愛斗殿…本当にありがとう。君のおかげでこの国もレインも助かった」

アリスのお…王様は見事な90度で頭を下げた

「お顔を上げてください。王様がこんな冒険者に頭を下げるなんて」

「いや、君がいなかったらこの国はなかった。ありがとう。あっ愛斗殿なんか欲しいものはないかね?」

「欲しいものですか?……特にないですかね」

「そうか。…じゃあ娘と金をやろう」

「え、えええええ!。お金は分かりますがアリスをですか!」

「ああ。アリスもそう願っておるし。君に彼女が入れば一夫多妻制だからそのうちの嫁として向かいればいいのじゃ」

「お父様…」

アリスが顔を赤らめながら下を向いた。満更でもないようだ。いや、嬉しいけど。これで婚約が決まったらシン達に報告しに行くか。↞意外とノリノリ。

「アリスで良ければ」

「そうか。ありがとう。金は白金貨500枚あげよう」

「あ、ありがたき幸せ」

oh(´>△<`)...

俺とアリスは部屋を抜けた瞬間

「愛斗ー!」

抱きついてきてた。離れたと思ったら、キスしてきた。

うp主(何これ?なんで主人公がこんなテンプレの嫁を貰えるわけ?俺にももっと力があれば。アリスたんは俺のものに!)

(うp主は黙れ)

うp主「なんで飛ばされなきゃ行けないんだあああぁぁぁぁぁぁぁ……」

……ええっと今回はここまでです。


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