完全無敵!やる気が無さすぎる勇者の物語
チートVSチート
いやぁ、魔王弱かったぁ〜いや、正直言って、俺の偽善神の絶壁って言う、凡ゆる力をシャットアウトするスキルでさえも発動条件無視される事はびっくりしたけどね。
チートが更なるチートで無効にされるのはびっくりするわ。
まぁ、それは俺の想像不足と言っても良いんだけどな。
さて……ここまで俺はどれだけのイベントを潰してきた?絶対絶命と言わんばかりの大物にまでチートという力を使ってはだが、歴史改竄や事実改変と言ったぶっ飛びチートは使わずに正々堂々と戦ったつもりだ。
しかしそれでもこの俺に勝てる者は居ない……うーん……この前自分で転生者を呼んだからなぁ……。
こう……地球からじゃなくて、異界からとか来てくんねぇかなぁ……。
と思った瞬間に兵士が特に慌てる事なく王の間ィ!少し状況違うけど既視感!
「モナ王様!あ……っと……最上さん、報告があります」
おいてめぇ、今なんつった?俺が前あんな事言ったからって調子乗ってんじゃねぇぞ?
「北側の海を越えた先、ラヴィーネ氷山にて、異様な魔力の塊を発見しました。念の為調査に向かいたいのですが……」
ら、ラヴ……え?
「魔力の塊ねぇ……具体的にはどんなの?」
「禍々しく渦巻いた扉の様な物で、調査ではその付近まで接近しようと思うのですが、王国からの距離でも扉から感じる魔力は正に無尽蔵。ただそれでも周囲に悪影響を与える可能性も低く、まるでただそこに置いてあるだけと言う様にも見えました」
なるほどな……って事はマジで異界へのゲートじゃね!?もしその中から魔王よりやべえ奴が来たらもう武者震いするぜ!
「あー、へぇ?なるほどね。じゃあ、行ってこい!死ぬなよ?危険だと感じたら全力で逃げてこい……」
「了解しました!」
兵士はビシッと敬礼すると、部屋を出て行ったとさ。さぁ、報告が楽しみだ……。え?珍しく自分から行かないだって?何言ってんだ!これでも必死にイベント作りしてんだぞ?
俺が自分から行ったら下手して異界のゲート閉じたらそこでイベント終了するから。少しでも長引かせ無いと……。
三日後!・・・・・・・・・・・・
「あわわわわ!最上さん!最上さん!マジでこれやべぇっすよ!」
「んーん……Zzz……」
「起きろおおおお!!」
グサッ!……
「んあ?……うおおおお!!?心臓に剣が刺さっている……お前が起こしてくれたのサンキュー☆」
「やっぱり不死身なんすね……」
残念ながら俺が寝ている間に俺を殺そうなんざ、策が甘過ぎるぜ……。
俺には常に異常的な自己回復能力が備わっていてな。1つの刃が俺の肉を裂く前に皮の組織を破った瞬間に、心臓まで刃が届くまで完全回復するのだ。つまり……今俺に刺さっているこの刃は俺の体の一部に過ぎない……。
ま、刺さったままじゃ不格好だから抜けどねっ!
「で?調査結果は?」
「あ、あぁ……。ゲートは未だに開きっぱなしですが、そこから一人の剣士が現れました!」
「剣士?」
「はい。氷山に現れるとしては真逆の炎の剣士です……とても好戦的な性格をしており、周囲の氷を溶かす程の熱気を体から放ち、その熱さは最早近づく事すらままなりませんでした」
近づく事さえも……?氷山にいるんだから少しは緩和されると思うんだが……それでも?
「え、え?それってどれだけヤバイの?俺地理とか詳しく無いからさ……」
「はい。北のラヴィーネ氷山は、正に絶氷。絶対なる氷。我々も詳しく調査した事は無いんですが、金属のスパイクブーツでさえも氷は刃を通さず、幾ら熱しても溶けもしないという冷たさを持つ氷です。つまり、山登りにも適しておらず、氷を砕いて持ち帰る事も出来ない……。1つの話によると、あのラヴィーネ氷山は実は火山何ですが、あんな寒さでも極稀に噴火するんですよ。但し、火口から派手にマグマが噴き出そうが、表面の氷は絶対溶ける事は無かった……」
…………ええぇ?それって事は、その炎の剣士はマグマよりも熱いってか?うわぁ………。
「で、どうします?」
そんなの決まってらぁ……誰であろうが、不安の元は摘み取るべし。魔王よりは弱いっしょ!
「消す!行ってくるわ」
「了解です!」
ラヴィーネ氷山へ瞬間移動!・・・
あれが例のゲートか……で目の前にいるのが例のマグマ野郎……。
「待ってたぜ……てめぇが救援とやら兵士がほざいてた最強国王か……」
「おう。俺に勝てる奴はいねぇ……これガチだから」
「へぇ?随分と自信があるんだな?なら……恨みはねぇが、最強と名乗る奴は俺がぶっ潰す……自分の力を過信した挙句、後悔させてやる……」
ふおぉ……たかが赤マントで軽装備の騎士様だってのにすげぇオーラだぜ……。
「先手必勝!絶対零度!」
へっ、この技はかつての炎神様もカチコチにした技ぁ!
「火には氷ってか?甘ぇなぁ……」
「げっ!マジで!?凍るどころか、動きが鈍る事もねぇのかよ!」
「残念だが……まだ最強と名乗るほどでもねぇなぁッ!炎龍陣!」
ボボボボボッ!グオオオオ!
うおおっ!炎龍がマグマ野郎の周りを回ってやがる!かっけぇ!
「喰らい尽くせ!魔炎龍!」
グオオオオォォ!!
うっわッ!……氷山全て溶かして火山にしやがった!
「ほう?急激な環境変化にも耐えられると……」
「え?あ、うん……全く熱くねぇわ……でももう飽きた!てめぇがどこまで熱を耐えられるかしらねぇが……太陽よりも熱い超高熱で溶かしてやるよ!」
「炎に炎をぶつけるとは面白い事考えるじゃねぇか……」
『熱暴走!!』
俺の頭の中で考えた事は必ず起こる!超高熱!100億度!
ジュウウウウッ!!!
「……全く熱くねぇなぁ……お前馬鹿じゃねぇの?」
「……消し炭にしてくれる……事実改変……」
ギュイイイン……パキッ……パリーン……
「あ"?こっちだってチート使えるんだぜ?いつまでもイベント潰し出来ると思ってんじゃねぇぞ?作者の特権!」
なんと作者の特権という謎の技で俺の事実改変という魔法は無効化された!
「おいおい嘘だろ……?ちょっと作者さん!?俺の制限無しチートの話どうなってるんですか!?」
「誰に話してんだ?てめぇ……」
「あ?天の神様に決まってんだろ……ったくしょうがねぇなぁ……分かった……正々堂々と戦えばいいんだろ?やってやろうじゃねぇか……」
『偽聖剣エクスカリバー』
この剣は大陸どころか次元すらも吹き飛ばす最強の剣……。いや、聖剣エクスカリバーを俺なりに魔改造した剣!
え?聖剣エクスカリバーだけでも強いってのにそれを魔改造ってどんだけぶっ飛んでるんだって?
あのな……この世にはチートコードって物があってだな……。
「早くかかって来いよ」
「うるせぇな!いま読者に解説してる所だろうが!」
「なんだ?俺の気圧にやられちまったか?」
っち……!だぁーっ!しょうがねぇなぁ!この構ってちゃんが!!ぶっ殺してやる!!
チートが更なるチートで無効にされるのはびっくりするわ。
まぁ、それは俺の想像不足と言っても良いんだけどな。
さて……ここまで俺はどれだけのイベントを潰してきた?絶対絶命と言わんばかりの大物にまでチートという力を使ってはだが、歴史改竄や事実改変と言ったぶっ飛びチートは使わずに正々堂々と戦ったつもりだ。
しかしそれでもこの俺に勝てる者は居ない……うーん……この前自分で転生者を呼んだからなぁ……。
こう……地球からじゃなくて、異界からとか来てくんねぇかなぁ……。
と思った瞬間に兵士が特に慌てる事なく王の間ィ!少し状況違うけど既視感!
「モナ王様!あ……っと……最上さん、報告があります」
おいてめぇ、今なんつった?俺が前あんな事言ったからって調子乗ってんじゃねぇぞ?
「北側の海を越えた先、ラヴィーネ氷山にて、異様な魔力の塊を発見しました。念の為調査に向かいたいのですが……」
ら、ラヴ……え?
「魔力の塊ねぇ……具体的にはどんなの?」
「禍々しく渦巻いた扉の様な物で、調査ではその付近まで接近しようと思うのですが、王国からの距離でも扉から感じる魔力は正に無尽蔵。ただそれでも周囲に悪影響を与える可能性も低く、まるでただそこに置いてあるだけと言う様にも見えました」
なるほどな……って事はマジで異界へのゲートじゃね!?もしその中から魔王よりやべえ奴が来たらもう武者震いするぜ!
「あー、へぇ?なるほどね。じゃあ、行ってこい!死ぬなよ?危険だと感じたら全力で逃げてこい……」
「了解しました!」
兵士はビシッと敬礼すると、部屋を出て行ったとさ。さぁ、報告が楽しみだ……。え?珍しく自分から行かないだって?何言ってんだ!これでも必死にイベント作りしてんだぞ?
俺が自分から行ったら下手して異界のゲート閉じたらそこでイベント終了するから。少しでも長引かせ無いと……。
三日後!・・・・・・・・・・・・
「あわわわわ!最上さん!最上さん!マジでこれやべぇっすよ!」
「んーん……Zzz……」
「起きろおおおお!!」
グサッ!……
「んあ?……うおおおお!!?心臓に剣が刺さっている……お前が起こしてくれたのサンキュー☆」
「やっぱり不死身なんすね……」
残念ながら俺が寝ている間に俺を殺そうなんざ、策が甘過ぎるぜ……。
俺には常に異常的な自己回復能力が備わっていてな。1つの刃が俺の肉を裂く前に皮の組織を破った瞬間に、心臓まで刃が届くまで完全回復するのだ。つまり……今俺に刺さっているこの刃は俺の体の一部に過ぎない……。
ま、刺さったままじゃ不格好だから抜けどねっ!
「で?調査結果は?」
「あ、あぁ……。ゲートは未だに開きっぱなしですが、そこから一人の剣士が現れました!」
「剣士?」
「はい。氷山に現れるとしては真逆の炎の剣士です……とても好戦的な性格をしており、周囲の氷を溶かす程の熱気を体から放ち、その熱さは最早近づく事すらままなりませんでした」
近づく事さえも……?氷山にいるんだから少しは緩和されると思うんだが……それでも?
「え、え?それってどれだけヤバイの?俺地理とか詳しく無いからさ……」
「はい。北のラヴィーネ氷山は、正に絶氷。絶対なる氷。我々も詳しく調査した事は無いんですが、金属のスパイクブーツでさえも氷は刃を通さず、幾ら熱しても溶けもしないという冷たさを持つ氷です。つまり、山登りにも適しておらず、氷を砕いて持ち帰る事も出来ない……。1つの話によると、あのラヴィーネ氷山は実は火山何ですが、あんな寒さでも極稀に噴火するんですよ。但し、火口から派手にマグマが噴き出そうが、表面の氷は絶対溶ける事は無かった……」
…………ええぇ?それって事は、その炎の剣士はマグマよりも熱いってか?うわぁ………。
「で、どうします?」
そんなの決まってらぁ……誰であろうが、不安の元は摘み取るべし。魔王よりは弱いっしょ!
「消す!行ってくるわ」
「了解です!」
ラヴィーネ氷山へ瞬間移動!・・・
あれが例のゲートか……で目の前にいるのが例のマグマ野郎……。
「待ってたぜ……てめぇが救援とやら兵士がほざいてた最強国王か……」
「おう。俺に勝てる奴はいねぇ……これガチだから」
「へぇ?随分と自信があるんだな?なら……恨みはねぇが、最強と名乗る奴は俺がぶっ潰す……自分の力を過信した挙句、後悔させてやる……」
ふおぉ……たかが赤マントで軽装備の騎士様だってのにすげぇオーラだぜ……。
「先手必勝!絶対零度!」
へっ、この技はかつての炎神様もカチコチにした技ぁ!
「火には氷ってか?甘ぇなぁ……」
「げっ!マジで!?凍るどころか、動きが鈍る事もねぇのかよ!」
「残念だが……まだ最強と名乗るほどでもねぇなぁッ!炎龍陣!」
ボボボボボッ!グオオオオ!
うおおっ!炎龍がマグマ野郎の周りを回ってやがる!かっけぇ!
「喰らい尽くせ!魔炎龍!」
グオオオオォォ!!
うっわッ!……氷山全て溶かして火山にしやがった!
「ほう?急激な環境変化にも耐えられると……」
「え?あ、うん……全く熱くねぇわ……でももう飽きた!てめぇがどこまで熱を耐えられるかしらねぇが……太陽よりも熱い超高熱で溶かしてやるよ!」
「炎に炎をぶつけるとは面白い事考えるじゃねぇか……」
『熱暴走!!』
俺の頭の中で考えた事は必ず起こる!超高熱!100億度!
ジュウウウウッ!!!
「……全く熱くねぇなぁ……お前馬鹿じゃねぇの?」
「……消し炭にしてくれる……事実改変……」
ギュイイイン……パキッ……パリーン……
「あ"?こっちだってチート使えるんだぜ?いつまでもイベント潰し出来ると思ってんじゃねぇぞ?作者の特権!」
なんと作者の特権という謎の技で俺の事実改変という魔法は無効化された!
「おいおい嘘だろ……?ちょっと作者さん!?俺の制限無しチートの話どうなってるんですか!?」
「誰に話してんだ?てめぇ……」
「あ?天の神様に決まってんだろ……ったくしょうがねぇなぁ……分かった……正々堂々と戦えばいいんだろ?やってやろうじゃねぇか……」
『偽聖剣エクスカリバー』
この剣は大陸どころか次元すらも吹き飛ばす最強の剣……。いや、聖剣エクスカリバーを俺なりに魔改造した剣!
え?聖剣エクスカリバーだけでも強いってのにそれを魔改造ってどんだけぶっ飛んでるんだって?
あのな……この世にはチートコードって物があってだな……。
「早くかかって来いよ」
「うるせぇな!いま読者に解説してる所だろうが!」
「なんだ?俺の気圧にやられちまったか?」
っち……!だぁーっ!しょうがねぇなぁ!この構ってちゃんが!!ぶっ殺してやる!!
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
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コメント
Leiren Storathijs
コメントありがとうございます!そんなコメント待ってました!これからどんどん滅茶苦茶になってきますよ!
ノベルバユーザー390592
主人公頭おかしい