玲奈の異世界干渉記

はるもね

10話 相談内容

すいません先週は更新できませんでした






「おじいさま 相談したいことがあります」

玲奈は話を切り出す

「うん? なんだい? ちょっとまっておくれ  お茶を用意しよう」

おじい様はそういうと メイドに指示を出す

メイドは指示に従ってお茶を用意する

おじいさまは その間に執務室の机の書類を片付けた

「じゃあ お茶の用意もできたことだし レーナの相談 っというのを聞こうと思う」

「ありがとうございます おじい様 相談の内容なのですが クリフの事と私のことになります

 今日 学校でクリフから婚約者にならないかと打診されました」

おじいさまはお茶を飲みかけていたがむせだす

「ごほ ごほ げほっ クリフがレーナに 婚約を申し込んだって?」

「そうです」

「それで レーナはクリフになんと答えたんじゃ?」

「考えるので時間をほしいと言いました」

「なるほどのぉ」

「クリフは婚約を盾に他の縁談を断る口実にしてもいいといい なおかつ 私がクリフを気に入らなけれ

ば王族理由による婚約破棄をまでもしても言いといっていました」

「ふむ」

「でも 返事は早くほしいともいってました」

「レーナはクリフのことをどう思う?」

「クリフは 家族としての付き合いもそう長くなく接点も多くはないので 恋愛対照としては

見ていませんでした 結婚相手としては 優良物件かと思いますが 私は結婚する気はなかったので

正直悩んでいます」

「なるほどのぉ だがそろそろレーナにも貴族からの婚約申し込みが殺到する時期じゃな」

「はい クリフもそういってました」

「では お試しと言うことでは どうじゃ?」

「お試しですか?」

「うむ 一応婚約者としては発表を行うが クリフの言うとおり婚約破棄になったとしても 

そなたの経歴に傷が付かないよう手配する また婚約者としてクリフが浮かれて

そなたに手を出さないように監視もつけよう その気になったら言ってくれれば良い

その気にならなければ そのときはしっかりと処理をする これでどうじゃ?」

「婚約自体は結婚する気がまったくなかったのでかまわないですが 

クリフの経歴のほうは大丈夫ですか?」

「なにクリフは この国の王族 問題なしじゃよ レーナも王族ではあるがまだ発表する気はない

んじゃろう?」

「はい 発表する気はありません」

「それじゃあしかたないの その件はこちらに任せてくれれば良いんじゃ」

「わかりました 先ほどの条件でクリフとの婚約を受けたいと思います」

「あいわかった 婚約中に本当にでもいいと思ったら 教えておくれ」

「はい おじいさま でもたぶんそのきにはならないとおもいます」

「そっか まあ それはしょうがないの

あとクリフにはお主から 伝えてやってくれるか?」

「はい わかりました 次の学校で伝えます それじゃお仕事中おじゃましました 失礼します」

玲奈とアーリーは執務室を出て行った

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