玲奈の異世界干渉記

はるもね

8話 サロンでのこと

サロンにはいると中は 綺麗に整えられた洋風の部屋で 今は誰もいなかった

「ここのサロンは?」

「ここのサロンは 王族専用サロンで一般の貴族は使用できない

一般の貴族が使用するサロンは 今いる学舎からでて第2学舎へいかないと無いよ

まあ向こうにも王族専用サロンはあるんだけどね」

「へーそうなんだ でクリフ話って?」

「うん 話なんだけどさ レーナってまだ王族としての発表していないでしょ?」

「うん 王族としての発表はこちらからお願いして発表しないでいてもらってるよ」

「でもね 一時期 レーナが見つかったって話で大騒ぎになったことがあったの覚えてる?」

「ああ 本当にカーティアで私が見つかったときのことかなぁ?」

「そうそう そんときに王がうまくごまかして 発見できなかったことになったんだけど

貴族の一部が暴走してさ 結構危ないことになってたことがあってね」

「そうなの?」

「うん それで平民のままだと危ないから アーリーの家族も貴族に召し上げたりしたんだけど

それでも護りきれない部分があるからさ このあと レーナは見つかったって言うことを

発表する気はあるの?」

「うーん みつかったってなると いろいろ面倒ごとが増えるよね?」

「うん 増えると思うよ まず婚姻関係は 確実に増えるだろうね

いまの王家につながりたいって言う貴族は多いからね」

「うーん それかんがえると発表してほしくないかなぁ」

「レーナはそういうとおもってたよ でもそのままってわけにも行かないからね」

「でしょうね~」

「で 婚姻関係で 僕と婚約してくれれば そっちのごちゃごちゃは抑えられると思うんだけど

どうかな?」

「え ええ? 婚約? クリフと? 私が?」

「うん まさか王族の婚約相手に 表立って変なことするやつはいないと思うし

ああ 本当に結婚するってわけじゃないよ レーナが安全ってわかれば 婚約破棄しても良いし

(まあできたら本当に結婚してくれたらうれしいけど)

そこはレーナの都合に合わせるから どうかな?」

「(クリフは悪くは無いんだけど まだよく知らないんだよね) ん~」

「婚約破棄するときもこっちの不手際にするから レーナの経歴にきずはつけないようにするからさ?」

「ううん それは クリフの経歴に傷か付くから そこは考えるよ」

「とりあえず 返事は(早い目にほしいけどでも)あとでいいし すぐにはでないだろうし 

考えてみてよ」

「うん わかった (婚約かぁ かんがえてなかったなぁ 貴族になったらそういうのもあったねぇ)」

「あれクリフ どうしたの?」

「いや 背中に寒気がはしった気がして・・」

「風邪の兆候かしら 今日は戻って早く休んだほうが良いかも」

「元気いっぱいだったはずなんだけど」

「まあ 話はわかったので 後日正式に回答します」

「うん よろしくたのむね」

玲奈とクリフは 話を終えてサロンをでたのであった


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