玲奈の異世界干渉記

はるもね

24話 ダンジョンコア その1

玲奈達は無事ダンジョンの入り口に転送された

ダンジョンの1階の広場に魔法陣が出現しそこに転送されたのだ

玲奈達は そこから外に出た

玲奈とアーリーは その日は館に帰っていった

ホムンクルスたちと交代し その日はそのまま就寝した

ホムンクルスたちによると ダンジョンの中にいた期間は15日とのことだった

「結構かかったね」

「そうだね でももっと時間たってるかと思ってたよ」

「ダンジョンの中に入ると時間間隔が狂っちゃうからねぇ」

「うん ところでレーナ ダンジョンコアのことは冒険者ギルドで話すの?」

「ううん ダンジョンって必要ですか?ってきくだけで 話自体はごまかしつつするよ」

「そうなんだ?」

「まあもしいらないっていうなら 念は押して確認するけどね」

「いらないってなったら 壊すの?」

「まあ魔石だし 何かに使えそうだからね」

「なるほどー じゃあギルドに行ってきいてみよ~」

「だね~」

玲奈とアーリーは冒険者ギルドに出かけることにした

ギルドにつくと 受付にはリュリュさんがいた

「あーレーナちゃんとアーリーちゃん 最近来ないのでどうしてるのかなぁって思ってましたよ

ってレーナちゃんは王女様でしたね そう頻繁にはこられないですよね」

「リュリュさん それ一応まだ秘密になってるので大きな声で言わないでください」

「あー そうでした ついうっかり で 今日はどうされました?」

「えっと ダンジョンってできたじゃないですか?」

「あー 森のとこのやつです?」

「そそ あのダンジョンってこの町にいるものなんですかねぇ?」

「んーあのダンジョンは植物ダンジョンってよばれてて 植物関連のものが 取れるとの事で

冒険者の方たちは それを使って結構稼いでらっしゃるようですよ

それがあるので街も潤ってる部分もあります」

「そうですか じゃあ必要ってことですかね?」

「そうですね 必要といえばそうなんじゃないですかね まあただ他にも何か取れないかって

ギルドで騒いでる人もいるんですけどね」

「なるほどー 今日はそれを聞きに来ただけなので ありがとうございました」

「リュリュさん ばいばーい」

「あーそうですか お気をつけてお帰りくださいね」

「ありがとー」

玲奈達は屋敷に戻る

「まあ そういうわけで必要っぽいね」

「なるほど あーでも ダンジョンって ダンジョンボスっているんじゃなかったっけ?」

「あーそうだね でもあそこにはいなかったような・・・」

「20階にはいなかったねぇ もっかい確認しに行く?」

「えーまた歩くの? 15日?」

「いや今回は 転移が使えるから すぐつくよ」

「レーナ 練習してたやつ使えるようになったの?」

「うん ダンジョンでレベルが上がったみたいで 覚えられたみたい」

「じゃあいってみる?」

「そうしよっか んじゃ いまからいくよー  座標指定 x軸23 y軸46 Z軸 -20

転移」

玲奈は呪文を唱えると その場からアーリーと共に消える

そして 玲奈とアーリーはダンジョンの20階に現れたのであった

「あれが ダンジョンコアだよね」

「そうだよ まえ妖精視でそうでたし」

「んじゃ さわってみる?」

「うん」

玲奈はダンジョンコアに手を置く

「ダンジョンマスターを検索

・・・・・・・・・・・・・

ダンジョンマスターの魔力を検知しました・・・・・・

ダンジョンマスターの死亡を確認・・・・

新規ダンジョンマスターの登録を開始します・・・・

ダンジョンマスター候補の接触を確認・・・・・・・・・・

魔力量 優 体力 可 種族 可 ・・・・・・ 指紋採取完了・・・指紋登録完了

ダンジョンマスターのお名前を教えてください・・・・」

「レーナ これ何か言ってるよ?」

「ダンジョンマスターの名前を確認 レーナ様 ・・・・・・・・・・・・登録エラー・・・・・

再度試行・・・・・・・登録エラー・・・・

レーナ様の登録はできませんでした 再度ダンジョンマスター候補の接触をお願いします」

「あれ 私いま登録されかけてた?」

「そうみたい なんでかわかんないけど 登録できなかったっぽい」

「そうなんだ・・あ~いいこと思いついた アーリーちょっとまっててね」

「うん いいけど」

レーナはそういうと 転移で姿を消す しばらくすると転移でホムンクルスたちと

一緒に戻ってきた

「おまたせー」

「あー そういうこと ホムちゃんってとうろくできるのかなぁ」

「やってみようと思って」

玲奈がホムンクルスのレーナ役を促す

「レーナ様 これをさわればいいのですか?」

「そそ それさわってー」

ホムンクルスがおそるおそるダンジョンコアに近づきダンジョンコアを触ると

「ダンジョンマスターの登録を開始します

魔力量 良 体力 良 種族 不 ・・・・・・・・・・・指紋採取完了・・・指紋登録完了

ダンジョンマスターの名前を教えてください・・・・」

「ホムちゃん」

「ダンジョンマスターの名前を確認 ホムちゃん様 ・・・登録できます

登録しますか?」

「うん」

「魔力の質を確認中・・・・確認完了 登録できました

おはよございます ホムちゃん様 ダンジョンの運営をサポートするシステムへのご登録

ありがとうございます 私ダンジョンコアにふれながらメニューを開いていただけますと

できること一覧が表示されますので そちらからなさりたい項目を選びください」

ホムンクルスがダンジョンコアをさわると メニューが表示された



ホムンクルスは2人今いますが ダンジョンマスターの方に登録されたホムンクルスをホムちゃん
といいます
もう一人の方はムンちゃんと名づけています

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