玲奈の異世界干渉記

はるもね

15話 ホムンクルス その6

館に入るときに 認識阻害アクセを4人はつけていた


誰もいない廊下でアクセをはずし自室に戻る 玲奈達


きづかれずに戻ることに成功したのであった


「んじゃ明日からダンジョン攻略にいこっか?」


「ダンジョン行くの? 危なくない?」


「大丈夫だと思うよ 結界用のまどうぐも作ったし これでアーリーは安全だしね」


「んー レーナは 大丈夫なの?」


「えっと 私もその魔道具持ってるし 魔法もあるからね」


「魔法だけでいけるかなぁ?魔法が聞かない相手が出てきたら危ないんじゃない?」


「そういう相手がいたら戦わずに逃げる感じかなぁ」


「逃げれる?」


「そのために魔道具つくったし いざとなったら 転移で戻るよ」


「そっか 転移はまだなんかいもは使えないんだっけ?」


「うん 登録した場所に1回かなぁ まだ消費魔力が大きくて1回使うと


魔力が足りなくなっちゃうね あと登録場所がここの屋敷の庭の草陰になってるよ」


「そっか」


「まあ最初はアーリーは見てるだけでお願いね」


「うん レーナの後ろについてるね」


「うん それでいいよ」


「んじゃまあ今日は寝て 明日ダンジョンにいくって事で」


※※※


次の日 玲奈達は 身代わりをホムンクルスたちに任せカーティアの町の南の森の入り口にいた


「この森を抜けた先に ダンジョンがあるんだよね?」


「そうそう でもダンジョンはいれるかなぁ なんかダンジョンの前にギルドの人がいて


入るときにチェックしてるらしいけど」


「認識阻害アクセで 入れると思うけどどうかなぁ」


「じゃあ とりあえず 装備しておきましょうか」


「うん」


玲奈とアーリーは 認識阻害アクセと防護用魔道具を装備してダンジョンの入り口に向かって行った


ダンジョンの入り口前に 人だかりができていた


「ダンジョン内部の地図だよ 1F~13Fまであるよ 1Fあたり5000コルスだよ


いる人はこえかけてね」


「1回1000コルスでヒールします 御用の方はお声をおかけください」


「携帯食料もってるかぁ もってないなら こっちでうってるぞー 1食500コルスだ」


冒険者を相手にする商人がいっぱいいるようで 冒険者の人ごみにむかって


声を次々とかけている


どれも値段はぼったくり価格のようであった


「さてダンジョン入り口にいくよ」


「うん」


玲奈とアーリーは ダンジョンの入り口に向かう


入り口前ではギルド職員らしき人が冒険者らしき人に説明をしていたが


玲奈達はそれをスルーしてそのままダンジョンの中へと入っていった


「うまくいったね」


「うん 入り口はそのまま入れたけどこっからは自己責任だしね」


「んじゃダンジョン探索がんばろー」


玲奈とアーリーは生きようようにダンジョンの奥へと足を進めるのであった



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