ゲームそっくりの異世界でチート級に強いけど楽しく暮らしたい

レイ

間話,エリーと不思議な男の子

私エリーは「」という街でギルドの受付嬢をやっています。私は自分で言うのもなんですが冒険者の方からとても人気です。そのおかげというかそのせいというか冒険者の方に絡まれることがあるのですが、実は私達受付嬢は皆そこら辺の冒険者よりはずっと強いのです。私達は、ここで騒ぎがあったりした時は止めに入らなければいけないし、冒険者の方達に適切な依頼を出すために人を見極めなければなりません。

そんなある日、不思議な方が冒険者登録に来ました。見た目は少し若くまだ子供なんじゃ?と思うような方で体格も細身でとても冒険者をやれるとは思得ませんでした。
そんな彼があのジーギスさんを吹き飛ばした時には驚きました。最近少し過ぎた行動が見られていたため注意しようと思っていたのですがあれでは流石に懲りたんじゃないでしょうか。
彼への興味は私の中で少しづつ膨らんでいきました。彼は教養がなっているのか喋り方こそ乱暴な印象を受けるものの文字の読み書きができ、しまいには皆様が嫌がる説明も聞くどころか自分から読むと言い出しました。本当は省きながら口で説明するのですから驚きです。
そして彼への興味が膨れ上がった私は、本当はダメなのですが【スキル:実力鑑定LV9】を使って彼を見ることにしました。名前なんかは分からないもののステータスを見られるといういうスキルです。LV9までいくと自分より45LVは上の人でも見ることができるのですが、彼は見ることができなかったのです。その時私は固まってしまいました。だって私のレベルは76つまり、LV121までは見ることができるのです。通常はそんなのモンスターくらいなのですが彼はそれよりも上ということです。彼は、ヒューマンの限界レベル100を超えているということなのでしょう。種族が違う可能性も無くはないですが私の長年の経験からして彼は確実にヒューマンです。彼への期待を胸に彼の事を見送るのでした。

この時、クロエがヒューマンでは無くヒューマンだということは彼女に知るすべは無かった。そして、このあと彼女が不思議な少女と出会うのはまた別の話である。

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