ゲームそっくりの異世界でチート級に強いけど楽しく暮らしたい

レイ

3,クロエの物語

俺は黒江。両親はいない両方とも病気で亡くなっているからだ。だが寂しくはない、真白がいるからな。真白は、控えめに言って超絶の美少女だ。俺は、真白のために高校を途中で辞めお金を稼ぐためにコンピューターを勉強した。コンピューターなら家から仕事が出来るし真白と一緒に居られると思ったからだ。そして、俺は完成させた、MMORPG「ANOTHER WORLD」を。MMORPGが好きな俺は、好きなことを仕事にし、真白とも一緒にいられる。さらに真白と運営という仕事もできている。正直言って幸せだ。忙し過ぎると真白との時間が無くなるのでAIを買い、少し手を加え時間をつくった。来年には、VRバージョンも発売予定だ。正直真白なしでは回していけないと思うが俺達なら大丈夫だと信じている。ちなみに真白は俺の仕事量に対して、俺:真白=7:3という仕事様をこなしている。仕事効率はもはやコンピューターレベルなんじゃないだろうか?

と、ここで問題起きた。
朝目が覚めた俺は目の前に白い毛の爺さんを見ているのだ。周りは、真っ白。
「ほっほっほ。混乱しているかの。」
「いや、問題ない。」
即答する。
「?!...s、そうかそうか。問題ないか。なら良い。それとのぉ、わしは...」
「お前の事は、良い。それでなんなんだ?」
正直この爺さんが誰であろうとどうでも良い。俺は、真白と楽しく幸せに暮らせれば良いのだ。
「...要件という事ならの、おぬしの世界をわしに渡して欲しいのじゃ。分かるじゃろ?「ANOTHER WORLD」じゃよ。」
「?!」
ANOTHER WORLDを渡す?この爺さんにか?意味が分からない。
「混乱してるようじゃのぉ。説明してやろう。わしは、神という存在じゃ。そしてわしは創造神から世界神に進化してのぉ。じゃが、1から作るのは骨が折れるそこで...」
「ANOTHER WORLDと?」
「そうじゃ。というかもう全て済んでおる。じゃがのぉ、あの世界を引っ張って来たらあれのプレーヤーとやらも付いてきてしまってのぉ。今、1人を除いて全プレーヤーは時間を停止して一箇所にまとめてあるのじゃが...?!」
俺は、目の前のジジイを吹き飛ばすため最大出力だ魔法奥義:エンド・フレアを放つ。マスター権限が使える事は確認済みだ。ANOTHER WORLDを持って来たのならここはどこなのか?もちろんANOTHER WORLDの中だ。なら使えると思い試したところ出来たので「全プレーヤー」つまり真白おも巻き込んだコイツを消し炭にするべく、チャージし最大出力を圧縮してぶっ放したわけだが...神を欺きギリギリまで気づかせないとは流石俺のマスター権限だ。
「まさか神殺しを企てるとはのぉ。仕方がないおぬしの世界を貰い受けるわけじゃしある程度の優遇ならしてやろう。じゃが、マスター権限とやらは駄目じゃな。神にも等しい力じゃ。不安定でもあるしの。その力は回収し魔力に還元後世界の糧とするかの。」
俺は、マスター権限により奴の命すなわちHP100%消す。もうこのジジイはその場に崩れ落ちるだけ、のはずが...マスター権限を弾きとかマジかよ。つまりマスター権限<世界神の力ってわけか。勝ち目はないな。
「それじゃの、その力は預かるからの。」
俺も馬鹿じゃない。だが勝てないからって負けたわけじゃない。今俺の中での敗北はマスター権限を取られ、奴の思い通りになる事。そして、真白と会えなくなる事だ。
まずは、1つ目のほうをどうにかしないとな。
あれを使うか。
【称号:マスターに愛されし者】

【称号:真白を愛する者】!
(コヤツ笑っておる...これから力を奪われるという時に?気味が悪いのぅ早くやって地上に送るかの。コヤツから力が無くなった時地上に転送されるようにする。そして力を回収じゃ。うむ、これが一番コヤツと共にいる時間が短くて済むのぅ。それに地上はこちらからは、干渉するのに莫大な対価を払わねばならんが、地上からもそう簡単には干渉できんしの)
「マスター権限を行使!全権限を真白へ譲渡!拒否権の消去!経験値生成!ゲル生成!全所有物を真白へ譲渡!ロックのかかったスキル、称号を残りの全権能で死守!」
「ぬっ?!」
「?なんか分からんがこの転移先は地上か?じゃあな。ジジイ!」
ニヤッと笑みを浮かべ俺は転移した。

まさか、譲渡によってマスター権限を自分の中から消すとはのぉ。ん?わしの考えが読まれていたのかの?まぁいいわい。それよりこの世界の事を把握せんといかん、忙しいのぅ。

世界神のおじいさんの予想は見事に外れていて、単なる偶然だったりするのだが、もう確かめようはないのでこの事は闇の中である。

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