転生バーテンは生き残る
48話
「これからギルドカードに残高を記録します。報酬は基本現金だけど、ギルドに預けることもできるのは知ってるわね?必要な金額をギルドでおろす時に残高わからないと困るでしょう?その時に役立つのがギルドカードとその残高。買い物があるなら幾ら手元に出しておく?」
「んーできればマジックバッグが欲しい。あと服と靴。時間があれば皮製のナイフや鉈の鞘付きベルトが欲しい。いくらくらいするかな?」
「マジックバッグは素材集めて自分の好みに作ってもらうのがオススメよ。だから今は普通のバッグにしたら?それと服は全身1着でだいたい銀貨1枚、靴は1足…これも銀貨1枚くらいのを買ったほうがいいと思うわ。あと野宿もあるだろうからマントね。これは銀貨2枚くらいかしら。鞘付きベルトは行ってオーダーメイドだからわからないわ。それでも銀貨3〜4枚かしら?全部で大銀貨1枚半くらいで足りるわね。武器や防具買うならもっと必要になると思うけど。」
「なら大銀貨5枚降ろしておくよ。防具も興味あるし。足りない時は手つけにもなるだろうから。あとは宿代かな。」
「無駄に堅実ね。馬鹿みたいに使うよりはいいけれど。」
「そういえばカイト防具してなかったな。よく剣に生身で立ち向かったな?」
「だよね。カイトのステータス見た後なら相手がBランクの実力じゃないことがわかるけどそれにしてもだよね。さらに手甲壊して骨砕くし。あの杖がすごいのも分かるんだけどカイトもカイトだよね。」
「決まった?」
「じゃあアリスも待ってるし記入するわね。」
 そう言って席を立ちステータスやランクの時とは違うタイプライターの様なものにギルドカードを差し込み、カタカタと記入していく。終わったのだろうか、メルヴィルはカードを取り出して戻ってきた。
「はい、これでおしまい。数字は自分の魔力を通した時だけ見えるようになってるから試してみて。」
「生活魔法みたいに?」
「そうそう。朝の『乾燥』思い出して。魔力でカードを覆うイメージだよ。」
 確かお腹に集中、あったかいものでカードを覆う。
 するとカードに∽450,000∽という文字が浮かび上がる。
「おお!凄い!」
「ギルドで降ろす時は受付に魔力通して見せてね。一応ギルドでは見ることできる様になってはいるけど。ちなみに他の町でもギルドに行けば降ろせるから。再発行は大変だから無くさないでね。」
「わかりました。死守します!」
「命の次くらいには大切だから。そしてこっちが大銀貨5枚ね。」
  枚数を確認した大銀貨を小袋に入れこちらに差し出す。受け取りながら
「ありがとう。」
  と礼を言う。
「じゃあこれでおしまいです。お疲れ様でした。行ってらっしゃい!」
「「「「行ってきます(行ってくるね)。」」」」
 メルヴィルさんに別れを告げ、ギルドから出る。すっかり日は上りきり、まちなかは昼食時なのか美味しいものの匂いがする。
「とりあえず昼食にする?」
 聞いてみると、みんな頷く。アリスはヘドバンでもしてるのかな?
「今日時間取ってしまったし、お昼奢るよ。」
「メルヴィルも呼んでいいか?」
「そうだね、メルヴィルさんが良かったら。みんなで食べたほうが美味しいしね。」
「じゃあちょっと伝えてくる。そこで待っててくれ。」
 そう言うとガイツはギルドに戻った。
「ガイツは鈍感なのかなんなのか。」
「「それがガイツ。」」
「アリスもそこは分かってるのね。」
「そりゃ気付くよ。私だっていつも肉肉言ってるわけじゃないよ!お昼ご飯お肉がいいけども。」
「自覚はあるしお昼もお肉なのね。」
「もちろん!」
「ルドルフは何か食べたいものある?」
「んー美味しければいいかな。あと並ばなければ。」
「じゃあ肉が食べれて美味しくて、並ばずに入れるお店をガイツに紹介してもらおっか。」
「そうだね。ガイツ詳しいし。」
 そんな風にお昼何食べるか話をしていると、ガイツがメルヴィルを連れて戻ってきた。
「カイト、私もいいの?」
「もちろん!お世話になってるお礼も兼ねてるから。さっき話してたんだけどガイツ、お肉が食べれて美味しくて並ばないとこある?」
「もちろんあるぞ!こっちだ。」
さりげなくガイツとメルヴィルを先頭にして後ろから俺、ルドルフ、アリスがついていく。
「面白い料理を出す店があってな、楽しみにしておけ!」
「んーできればマジックバッグが欲しい。あと服と靴。時間があれば皮製のナイフや鉈の鞘付きベルトが欲しい。いくらくらいするかな?」
「マジックバッグは素材集めて自分の好みに作ってもらうのがオススメよ。だから今は普通のバッグにしたら?それと服は全身1着でだいたい銀貨1枚、靴は1足…これも銀貨1枚くらいのを買ったほうがいいと思うわ。あと野宿もあるだろうからマントね。これは銀貨2枚くらいかしら。鞘付きベルトは行ってオーダーメイドだからわからないわ。それでも銀貨3〜4枚かしら?全部で大銀貨1枚半くらいで足りるわね。武器や防具買うならもっと必要になると思うけど。」
「なら大銀貨5枚降ろしておくよ。防具も興味あるし。足りない時は手つけにもなるだろうから。あとは宿代かな。」
「無駄に堅実ね。馬鹿みたいに使うよりはいいけれど。」
「そういえばカイト防具してなかったな。よく剣に生身で立ち向かったな?」
「だよね。カイトのステータス見た後なら相手がBランクの実力じゃないことがわかるけどそれにしてもだよね。さらに手甲壊して骨砕くし。あの杖がすごいのも分かるんだけどカイトもカイトだよね。」
「決まった?」
「じゃあアリスも待ってるし記入するわね。」
 そう言って席を立ちステータスやランクの時とは違うタイプライターの様なものにギルドカードを差し込み、カタカタと記入していく。終わったのだろうか、メルヴィルはカードを取り出して戻ってきた。
「はい、これでおしまい。数字は自分の魔力を通した時だけ見えるようになってるから試してみて。」
「生活魔法みたいに?」
「そうそう。朝の『乾燥』思い出して。魔力でカードを覆うイメージだよ。」
 確かお腹に集中、あったかいものでカードを覆う。
 するとカードに∽450,000∽という文字が浮かび上がる。
「おお!凄い!」
「ギルドで降ろす時は受付に魔力通して見せてね。一応ギルドでは見ることできる様になってはいるけど。ちなみに他の町でもギルドに行けば降ろせるから。再発行は大変だから無くさないでね。」
「わかりました。死守します!」
「命の次くらいには大切だから。そしてこっちが大銀貨5枚ね。」
  枚数を確認した大銀貨を小袋に入れこちらに差し出す。受け取りながら
「ありがとう。」
  と礼を言う。
「じゃあこれでおしまいです。お疲れ様でした。行ってらっしゃい!」
「「「「行ってきます(行ってくるね)。」」」」
 メルヴィルさんに別れを告げ、ギルドから出る。すっかり日は上りきり、まちなかは昼食時なのか美味しいものの匂いがする。
「とりあえず昼食にする?」
 聞いてみると、みんな頷く。アリスはヘドバンでもしてるのかな?
「今日時間取ってしまったし、お昼奢るよ。」
「メルヴィルも呼んでいいか?」
「そうだね、メルヴィルさんが良かったら。みんなで食べたほうが美味しいしね。」
「じゃあちょっと伝えてくる。そこで待っててくれ。」
 そう言うとガイツはギルドに戻った。
「ガイツは鈍感なのかなんなのか。」
「「それがガイツ。」」
「アリスもそこは分かってるのね。」
「そりゃ気付くよ。私だっていつも肉肉言ってるわけじゃないよ!お昼ご飯お肉がいいけども。」
「自覚はあるしお昼もお肉なのね。」
「もちろん!」
「ルドルフは何か食べたいものある?」
「んー美味しければいいかな。あと並ばなければ。」
「じゃあ肉が食べれて美味しくて、並ばずに入れるお店をガイツに紹介してもらおっか。」
「そうだね。ガイツ詳しいし。」
 そんな風にお昼何食べるか話をしていると、ガイツがメルヴィルを連れて戻ってきた。
「カイト、私もいいの?」
「もちろん!お世話になってるお礼も兼ねてるから。さっき話してたんだけどガイツ、お肉が食べれて美味しくて並ばないとこある?」
「もちろんあるぞ!こっちだ。」
さりげなくガイツとメルヴィルを先頭にして後ろから俺、ルドルフ、アリスがついていく。
「面白い料理を出す店があってな、楽しみにしておけ!」
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
314
-
-
841
-
-
439
-
-
52
-
-
23252
-
-
768
-
-
1512
-
-
59
-
-
1168
コメント