憂鬱の雨

Rain

憂鬱への馴れ初め 2

「…はぁ…」ため息があの男に着くまで53回も着いていた。 帰り道は自宅と男のアパートは帰る道にある為回り道したりとかはないので疲れたらすぐ帰れる。
ー直ぐに帰れれば、の話だが

アパートに着いた。男にメールで着いたと報告するとすぐに返事きた。『ゆっくりドア開けて入ってきてね♪あ、制服のボタンはドア前で外すように!』
と、いつもの注文が書いてあった。いちいちかかなくても分かるっての…

ドアを開けたが、苛立ちのせいですぐ言ってやった。
「あのさ、もうこの関係長いから分かるよ。いちいちメールしないで」と言った。
入った瞬間イカ臭い匂いが鼻を刺激した。
げ、コイツ……と顔をしかめるとすぐにカメラを持って撮った。 
『いいねいいね!そのいかにも嫌そうな顔!前座には勿体ないよその顔♡』ゲス顔で喋りながら近づいてきた。
「っ……やるなら…はやくしなさいよっ、時間ないのよ?」啖呵をきった矢先奴の腕が首に来た ……私の首を壁まで抑えながら写真を見せ脅してきた。
『別に啖呵切るのは勝手だけど、僕がこの写真を他人に見せたら……どうなるかな~?♡』
見せた画像には私が無残に乱暴された画像だった。
こいつには、親公認で私を虐めていいと言われている。父の会社では密かに少女に暴行を加えるという趣味の人間が少数いて父はその中のボスだった。故に私が最優先に選出された。 
  あの画像が出回ったら、カーストとか関係なく私は苛めの標的になるし処女を散らすのも時間の問題になる。
「……分かったわよ。」と落胆した私を見て手を離した。そしてー

私は今から、お腹を殴られる。

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