憂鬱の雨

Rain

憂鬱の雨

私は、雨が嫌いだ。そう思ったのが中学二年の時だ。
 

小学生の頃から親の転勤の所為で転校するばかりで友達が出来ずにいた。 
友達が欲しかった。ほんと今そう思う。 
いや、今思えば自ら殻を被る事で他人の優しさを無下にしてたんだと思う。触れ合う事が昔から分からずつい悪態をついてしまう事が多かった。 

結果、中学二年になった今でも夏の運動会でもぼっち飯を食べる羽目に。。

「はぁ、なんで友達が出来ないんだろう…」
お母さんの作ったお弁当を食べながら屋上にてフケてた。
「いいなぁ、友達がいれば運動会も学園祭も楽しいだろうなぁ……」と半泣きで弁当をかきこみながら終わらせ、下のグランドを見た。ブルーシートを敷いてご飯食べてるクラスメイトがにこやかに食事をしていたり、早く食べては遊んでいる男子もいる。
水溜まりではしゃぐ弟を注意してる姉らしき子が目につく。
「そか、一昨日雨降ったんだっけ。気づかなかった。」そう言いながら私は、お腹をさすった。痣だらけの、お腹をー。

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