スキルメイカー
その5 ステータス紹介 後編
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イトウ リョウマ
種族:人間
Lv.1
STR 50
VIT 50
AGI 50
LUK 70(90)
スキル:(ユニークスキル ≪製作者メイカー≫Lv1)
(ユニークスキル ≪昇華≫Lv1)
(ハイスキル≪幽幻≫Lv1)
(ハイスキル≪異世界言語≫)
スキル ≪剣術≫Lv1
ハイスキル≪物質鑑定≫Lv1
スキル ≪アクト言語≫
称号:異世界から呼ばれし者
(作りし者)
(幻影使い)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(あれ?なんか称号増えてるし)
「ふむ、リョウマ様は≪剣術≫と≪物質鑑定≫のスキルをお持ちですか。バランスの取れたよい構成ですね。幸運度が70あるのもすごいです」
ダガル大臣はクラスのステータスを見た後なので少し物足りなさそうだった。
(しょうがないじゃないか! 魔法スキルは使えないから一発でばれそうだし、あまり嘘のスキルが書けなかったんだよ!)
と、事情を知らない大臣に向かって心の中で文句を言っていたが、聞こえない大臣は全員終ったのを確認すると話を進めた。
「勇者様方のステータスをもとに戦闘職と生産職に大まかに分けたいと思います。希望や意見がございましたらこの後、メイド長にお申し付けください」
大臣が目配せをすると横の列にいたメイド服の女性が出てきた。
「勇者様方、わたくしはこのお城でメイド長を務めています、リリーと申します。この後は皆様のお部屋と食堂や訓練場、図書室などにご案内させていただきます」
そうして玉座の間を出た俺たちは、リリーさんの案内で城内見学をした。一通り見学が終わるとみんなはそれぞれ用意された部屋へと入っていった。
俺はメイドさんから夕食の時間を聞いて部屋に入ると、寝心地がよさそうな別途へと飛び込んだ。
「はぁ、疲れた~」
急展開な状況と長い話に疲れて眠気が襲うが我慢し、これからについて考えることにした。
(とりあえずいつ日本に帰れるかもわからないし、この世界の知識や勢力関係とかを早く覚えてなんかあっても一人で生きてけるようにはしとかないとな。この城の人は優しそうだけどあんまり頼りすぎるのも悪いだろう)
竜馬は夕食まで時間があるため、とりあえず必要そうなスキルを作ることにした。
ステータスウィンドを開くと、見慣れない称号が増えていた。≪幽幻≫スキルを作った後に増えていたことを思い出した竜馬はさっそく詳細を確認した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
幻影使い
自分以外に幻を見せた者の証
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ふむ、これは効果がない称号か。それよりもやっぱり攻撃手段が一つもないのはまずいな。魔法か武術スキルが欲しいところだけど既存スキルは手に入らないからな……とりあえず思いつくものを上げてみるか)
「≪製作者≫、≪大剣≫スキル製作!」
‐‐‐スキル≪大剣≫は存在するため製作できません‐‐‐
「まあ≪大剣≫スキルはあるよな。じゃあ≪双剣≫スキルッ」
‐‐‐スキル≪双剣≫は存在するため製作できません‐‐‐
「ならばっ、≪細剣≫スキルはどうだ!」
‐‐‐スキル≪細剣≫は存在するため製作できません‐‐‐
「剣がだめならほかの武器だ! ≪斧術≫!」
‐‐‐スキル≪斧術≫は存在するため製作できません‐‐‐
「≪戦斧術≫! ≪槌術≫! ≪棒術≫!」
‐‐‐スキル≪戦斧術≫は存在するため製作できません……以下略‐‐‐
「う~ん、有名過ぎてダメかなぁ。もっとマイナーな武器だったら作れるかもしれないな……≪刀術≫とかもありそうだし……」
‐‐‐スキル≪刀術≫を製作しますか?(はい/いいえ)‐‐‐
「えっ? もしかしてこの世界って刀無いの? “はい”に決まってるよ!」
‐‐‐確認しました……製作成功。続けて付与します……成功しました‐‐‐
new!!≪刀術≫
異世界の武器“刀”を用いた武術。通常の刀だけでなく直刀・太刀・刺刀・脇差など刀系統すべてに効果が反映される。また剣の武器にも少し反映。
「よしっ、これで剣術を持っていないこともばれることなく戦えるようになるぞ! しかも日本男子なら一度は憧れるであろう刀が使えるとかさすが幸運度90。次は魔法だ!」
魔法も同じようにいろいろ試してみたが存在しているものが多く作ることができなかった。
スキル製作を中断し、ふと窓の外を覗いてみると、まだ高く昇っていた太陽が真っ赤に光り、街の奥へと沈みかけていた。お城の外周を囲むようにして作られている城下町を眺めていると、周りの建物より頭一つ分高い建物の先に付いている鐘が大きな音を立ててなり始めた。ヨーロッパに来ているような幻想的な風景を眺めていたが少しして鐘の音が夕食の時間の合図だったと思い出し急いで食堂に向かった。
イトウ リョウマ
種族:人間
Lv.1
STR 50
VIT 50
AGI 50
LUK 70(90)
スキル:(ユニークスキル ≪製作者メイカー≫Lv1)
(ユニークスキル ≪昇華≫Lv1)
(ハイスキル≪幽幻≫Lv1)
(ハイスキル≪異世界言語≫)
スキル ≪剣術≫Lv1
ハイスキル≪物質鑑定≫Lv1
スキル ≪アクト言語≫
称号:異世界から呼ばれし者
(作りし者)
(幻影使い)
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(あれ?なんか称号増えてるし)
「ふむ、リョウマ様は≪剣術≫と≪物質鑑定≫のスキルをお持ちですか。バランスの取れたよい構成ですね。幸運度が70あるのもすごいです」
ダガル大臣はクラスのステータスを見た後なので少し物足りなさそうだった。
(しょうがないじゃないか! 魔法スキルは使えないから一発でばれそうだし、あまり嘘のスキルが書けなかったんだよ!)
と、事情を知らない大臣に向かって心の中で文句を言っていたが、聞こえない大臣は全員終ったのを確認すると話を進めた。
「勇者様方のステータスをもとに戦闘職と生産職に大まかに分けたいと思います。希望や意見がございましたらこの後、メイド長にお申し付けください」
大臣が目配せをすると横の列にいたメイド服の女性が出てきた。
「勇者様方、わたくしはこのお城でメイド長を務めています、リリーと申します。この後は皆様のお部屋と食堂や訓練場、図書室などにご案内させていただきます」
そうして玉座の間を出た俺たちは、リリーさんの案内で城内見学をした。一通り見学が終わるとみんなはそれぞれ用意された部屋へと入っていった。
俺はメイドさんから夕食の時間を聞いて部屋に入ると、寝心地がよさそうな別途へと飛び込んだ。
「はぁ、疲れた~」
急展開な状況と長い話に疲れて眠気が襲うが我慢し、これからについて考えることにした。
(とりあえずいつ日本に帰れるかもわからないし、この世界の知識や勢力関係とかを早く覚えてなんかあっても一人で生きてけるようにはしとかないとな。この城の人は優しそうだけどあんまり頼りすぎるのも悪いだろう)
竜馬は夕食まで時間があるため、とりあえず必要そうなスキルを作ることにした。
ステータスウィンドを開くと、見慣れない称号が増えていた。≪幽幻≫スキルを作った後に増えていたことを思い出した竜馬はさっそく詳細を確認した。
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幻影使い
自分以外に幻を見せた者の証
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(ふむ、これは効果がない称号か。それよりもやっぱり攻撃手段が一つもないのはまずいな。魔法か武術スキルが欲しいところだけど既存スキルは手に入らないからな……とりあえず思いつくものを上げてみるか)
「≪製作者≫、≪大剣≫スキル製作!」
‐‐‐スキル≪大剣≫は存在するため製作できません‐‐‐
「まあ≪大剣≫スキルはあるよな。じゃあ≪双剣≫スキルッ」
‐‐‐スキル≪双剣≫は存在するため製作できません‐‐‐
「ならばっ、≪細剣≫スキルはどうだ!」
‐‐‐スキル≪細剣≫は存在するため製作できません‐‐‐
「剣がだめならほかの武器だ! ≪斧術≫!」
‐‐‐スキル≪斧術≫は存在するため製作できません‐‐‐
「≪戦斧術≫! ≪槌術≫! ≪棒術≫!」
‐‐‐スキル≪戦斧術≫は存在するため製作できません……以下略‐‐‐
「う~ん、有名過ぎてダメかなぁ。もっとマイナーな武器だったら作れるかもしれないな……≪刀術≫とかもありそうだし……」
‐‐‐スキル≪刀術≫を製作しますか?(はい/いいえ)‐‐‐
「えっ? もしかしてこの世界って刀無いの? “はい”に決まってるよ!」
‐‐‐確認しました……製作成功。続けて付与します……成功しました‐‐‐
new!!≪刀術≫
異世界の武器“刀”を用いた武術。通常の刀だけでなく直刀・太刀・刺刀・脇差など刀系統すべてに効果が反映される。また剣の武器にも少し反映。
「よしっ、これで剣術を持っていないこともばれることなく戦えるようになるぞ! しかも日本男子なら一度は憧れるであろう刀が使えるとかさすが幸運度90。次は魔法だ!」
魔法も同じようにいろいろ試してみたが存在しているものが多く作ることができなかった。
スキル製作を中断し、ふと窓の外を覗いてみると、まだ高く昇っていた太陽が真っ赤に光り、街の奥へと沈みかけていた。お城の外周を囲むようにして作られている城下町を眺めていると、周りの建物より頭一つ分高い建物の先に付いている鐘が大きな音を立ててなり始めた。ヨーロッパに来ているような幻想的な風景を眺めていたが少しして鐘の音が夕食の時間の合図だったと思い出し急いで食堂に向かった。
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