スキル【一匹狼】がほとんどボッチだけど最強だった件
6話 倒した魔物の正体
「そういえばケイさんはパーティーに入っているのですか?」
うっ、『パーティー』。
忘れたいことが思い出される。
「い、いえ『パーティー』には所属してませんし、ソロでやるつもりなので。」
自分はソロでやる。
そう伝える。
「いいんですか?『パーティー』に入っていないだけで冒険者同士にに差が開いてしまうんですよ?」
もうこればっかりは仕方ないので『パーティー』にはどうしても入れないと伝える。
「そうですか………わかりました。無理はしないでくださいね。」
そういえば僕の倒した(?)あの魔物ってなんだったんだろう。
受付嬢に聞いてみる。
「あのすいません、南にある森でかなりすばしっこいウサギに出会ったんですけど何て言う魔物なんですかね?」
「すばしっこいウサギですか。待っていてください今調べてきます。」
カウンターの下から本を取り出しパラパラとめくる。
「そのウサギは角がありましたか?」
「はい。角がついていました。」
「うーん、まさかこれなのかな。もしかして倒したってことはないよね…?」
そして開いていたページをこちらに向けて、
「こんな感じのだったでしょうか?」
「えぇ、そうですけど」
「倒しましたか?」
「倒しましたよ。」
「…………」
受付嬢が黙ってしまう。
そして僕は受付嬢が開いていたページを覗いてみる。
━━
はぐれ角兎
めっちゃ早い。
経験値が高いことで有名だが、討伐された回数は100にも満たないと言われるほどすばしっこいしすぐいなくなる。
たまたま倒せた4人組の冒険者パーティーの話によると一回倒しただけで全員のレベルが6まで上がったという。
━━
「ふーん。経験値が高いからこんなにレベル上がったんだ。」
僕はたまたまラッキーで倒せたみたいだ。
「レベルが上がった……?ケイさんは今何レベなのですか?」
さっきまで固まっていた受付嬢が質問する。
「確か今は27ですよ。」
「「え」」
受付嬢と僕たちの会話を盗み聞きしていたであろう冒険者の声がハモる。
また冒険者に聞こえてしまったようだ。
「おいおい、俺なんか今レベル16だぞ」
「いや俺なんか12だからな」
「あの坊主ヤバイな」
などの会話が聞こえてくる。
「そんなにすごいんですか?」
「すごいって、レベルだけでいったらCランクの上位位の実力ですよ!」
「ふーん」
気づかないところで、それも結構強くなったみたいだった。
「ちょっと一回ギルドマスターを通して話をしてきてもらえませんか?」
なんだろう。
よくわからないが面倒事の予感がする。
うっ、『パーティー』。
忘れたいことが思い出される。
「い、いえ『パーティー』には所属してませんし、ソロでやるつもりなので。」
自分はソロでやる。
そう伝える。
「いいんですか?『パーティー』に入っていないだけで冒険者同士にに差が開いてしまうんですよ?」
もうこればっかりは仕方ないので『パーティー』にはどうしても入れないと伝える。
「そうですか………わかりました。無理はしないでくださいね。」
そういえば僕の倒した(?)あの魔物ってなんだったんだろう。
受付嬢に聞いてみる。
「あのすいません、南にある森でかなりすばしっこいウサギに出会ったんですけど何て言う魔物なんですかね?」
「すばしっこいウサギですか。待っていてください今調べてきます。」
カウンターの下から本を取り出しパラパラとめくる。
「そのウサギは角がありましたか?」
「はい。角がついていました。」
「うーん、まさかこれなのかな。もしかして倒したってことはないよね…?」
そして開いていたページをこちらに向けて、
「こんな感じのだったでしょうか?」
「えぇ、そうですけど」
「倒しましたか?」
「倒しましたよ。」
「…………」
受付嬢が黙ってしまう。
そして僕は受付嬢が開いていたページを覗いてみる。
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はぐれ角兎
めっちゃ早い。
経験値が高いことで有名だが、討伐された回数は100にも満たないと言われるほどすばしっこいしすぐいなくなる。
たまたま倒せた4人組の冒険者パーティーの話によると一回倒しただけで全員のレベルが6まで上がったという。
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僕はたまたまラッキーで倒せたみたいだ。
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