コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
人が倒れていました
迷いながらも確実にダンジョンを進んでいく
「お、また階段を見つけたのだ。すんなりいける時もあるのだな」
「ねぇリィア、帰り道は迷わなくても大丈夫なんだよね?」
「はい、ちゃんと目印付けてあるので大丈夫です!」
これでも前世はソロでめちゃくちゃゲームをやりこんでたからね。こういうマッピングはお手のものだよ。今は魔法という便利なものもあるから簡単にマッピングできるし
「さすがはリィア、頼りになるのだ」
わざわざ言ってなかったけど絶対クロエさんとかは後でなんとかなるだろうって気にしてなかったよね
そうして私達は順調にダンジョンを進んでいった
「待ってください!魔物じゃない反応があります」
これは間違いじゃなければ人の反応だ。
「周りに魔物はいる?」
「いません、でもその人も動いてません」
急いで反応した方へ行くと、やっぱり人が倒れていた。
「大丈夫?って、気絶してるね。とりあえず魔物に襲われないようにあたしたちで見ていないと」
この人はさっきの拠点で言ってた調査隊の人なのかな?助けを求めてここで力尽きちゃったとか
ルーナちゃんが回復魔法をかけてあげる。
まだ目が覚めそうにないからご飯でも用意して待つことにした。
「ん、んぅ……」
「よかった、目が覚めたみたい」
「あれ、君たちは、私はどうして……っ!そうだみんなに知らせないとっ!」
「まぁ落ち着きなさい、ここはダンジョンよ、私達以外いないわ」
状況を理解したのか倒れてた人は落ち着きを取り戻す。
「とにかく、何があったのだ?」
「私はこの先にある特殊階層の拠点で何かあったので派遣された調査隊の一人なんだが、凶暴な魔物に襲われて、おそらくアレのせいで下の階層と上の階層の連絡が途絶えてしまったんだと思う。とにかくこのことを知らせないと上の階層にも影響が出るかもしれないし、下の階層にいる人がそのまま閉じ込められてしまう」
「他の調査隊の人は?」
「………私を逃がすために………だから必ずこのことを知らせないと!だから頼む!私を上の階層まで連れて行ってくれないか?」
魔物に襲われて下の階層から来れなくなっちゃったってわけなんだね
「どうするのだ?我らがその魔物を倒せば問題ないと思うが」
まぁ流石に放ってはおけないからなぁこの人を保護するためにも連れて行ってあげたほうがいいよね
「それじゃあ二手に別れましょう。魔物を倒しに行くのとこの人を連れて行くのと、ここからじゃ下の階層と上の階層の拠点まで行くのにどっちが早いのかしら?」
「下の拠点は特殊階層からが長いから上に行くほうが早いと思うが……まさか本当にあの魔物を倒しに行くつもりか?やめておいた方がいい。君たちも無闇に死ぬだけだ!ここは上からの救援を待ってから」
「それじゃあいくらなんでも遅いでしょ、それに連絡が途絶えてるからもうすでにある程度何かあったかなんて想像できると思うし」
「リィアは来た道がわかるのよね」
「え?はいってまさか私抜きで戦うつもりですか?」
みんな強いとはいえ少し心配になる。ある程度なら余裕だと思うけどクラーケン級やドラゴンみたいな大型の魔物だったら何があるかわからない
「それが一番効率的よ」
「それにしばらくリィアがいない間に我らの実力もわかっているのだ。無理はしない」
「強い敵ならなおさら燃え上がりますよ!」
「それに、リィアならあたしがピンチになったら助けてくれるでしょ」
そう言われたら私も無理には言えない。仕方ない、全速力でこの人を上まで運んで戻ってこよう、道がわかってれば来るときより断然速くいけるから
サーティアさん達に必要な物資を渡して調査隊の人を上まで連れて行くことにした。
「き、君一人で平気なのかい?」
ちょっと手荒かもしれないけどこんな人よりみんなのほうが大事なので許してね
「少しの間眠っててくださいね」
私は魔法で調査隊の人を気絶させると天使化する
「それじゃあみなさんくれぐれも気をつけてください」
「う、うん、リィアも気をつけてね」
私は調査隊の人を抱き上げて走り出す。
身体がいつもより軽く、持っている人の重さも感じない。
やっぱり神様の力って偉大だなぁ
最短ルートでどんどん進む。あ、もう階段についた
途中で現れる魔物は通り過ぎるか邪魔だったら簡単に蹴散らす
行きの時は一日以上かかったけど、数時間で元の水没階層に付くことができた。この速さならみんなに追いつくこともできるだろう。
走るのには邪魔だった翼を広げてゆっくりと空中に浮く。
このままの姿じゃ人前に出れないからステルス魔法をかけて透明状態で拠点まで運ぶ
空中にいるから当然水中の魔物も襲ってこない
「思ったより早く着いちゃった」
てっきり一日かかると思ってたけど最短距離はそこまで長くないみたいだ
私は透明のまま調査隊の人をギルドの前に寝かせて距離を置く、すると突然調査隊の人が現れたように見える
「お、おい!ギルドの前に突然人が現れたぞ!?しかも調査隊のじゃないか!今すぐ中へ運べ」
よし、あとはギルドの人に任せるとしよう
私はそのまま来た道を引き返す
多分間に合ってると思うけど、なんか嫌な予感がするし、速く戻らないと!
「お、また階段を見つけたのだ。すんなりいける時もあるのだな」
「ねぇリィア、帰り道は迷わなくても大丈夫なんだよね?」
「はい、ちゃんと目印付けてあるので大丈夫です!」
これでも前世はソロでめちゃくちゃゲームをやりこんでたからね。こういうマッピングはお手のものだよ。今は魔法という便利なものもあるから簡単にマッピングできるし
「さすがはリィア、頼りになるのだ」
わざわざ言ってなかったけど絶対クロエさんとかは後でなんとかなるだろうって気にしてなかったよね
そうして私達は順調にダンジョンを進んでいった
「待ってください!魔物じゃない反応があります」
これは間違いじゃなければ人の反応だ。
「周りに魔物はいる?」
「いません、でもその人も動いてません」
急いで反応した方へ行くと、やっぱり人が倒れていた。
「大丈夫?って、気絶してるね。とりあえず魔物に襲われないようにあたしたちで見ていないと」
この人はさっきの拠点で言ってた調査隊の人なのかな?助けを求めてここで力尽きちゃったとか
ルーナちゃんが回復魔法をかけてあげる。
まだ目が覚めそうにないからご飯でも用意して待つことにした。
「ん、んぅ……」
「よかった、目が覚めたみたい」
「あれ、君たちは、私はどうして……っ!そうだみんなに知らせないとっ!」
「まぁ落ち着きなさい、ここはダンジョンよ、私達以外いないわ」
状況を理解したのか倒れてた人は落ち着きを取り戻す。
「とにかく、何があったのだ?」
「私はこの先にある特殊階層の拠点で何かあったので派遣された調査隊の一人なんだが、凶暴な魔物に襲われて、おそらくアレのせいで下の階層と上の階層の連絡が途絶えてしまったんだと思う。とにかくこのことを知らせないと上の階層にも影響が出るかもしれないし、下の階層にいる人がそのまま閉じ込められてしまう」
「他の調査隊の人は?」
「………私を逃がすために………だから必ずこのことを知らせないと!だから頼む!私を上の階層まで連れて行ってくれないか?」
魔物に襲われて下の階層から来れなくなっちゃったってわけなんだね
「どうするのだ?我らがその魔物を倒せば問題ないと思うが」
まぁ流石に放ってはおけないからなぁこの人を保護するためにも連れて行ってあげたほうがいいよね
「それじゃあ二手に別れましょう。魔物を倒しに行くのとこの人を連れて行くのと、ここからじゃ下の階層と上の階層の拠点まで行くのにどっちが早いのかしら?」
「下の拠点は特殊階層からが長いから上に行くほうが早いと思うが……まさか本当にあの魔物を倒しに行くつもりか?やめておいた方がいい。君たちも無闇に死ぬだけだ!ここは上からの救援を待ってから」
「それじゃあいくらなんでも遅いでしょ、それに連絡が途絶えてるからもうすでにある程度何かあったかなんて想像できると思うし」
「リィアは来た道がわかるのよね」
「え?はいってまさか私抜きで戦うつもりですか?」
みんな強いとはいえ少し心配になる。ある程度なら余裕だと思うけどクラーケン級やドラゴンみたいな大型の魔物だったら何があるかわからない
「それが一番効率的よ」
「それにしばらくリィアがいない間に我らの実力もわかっているのだ。無理はしない」
「強い敵ならなおさら燃え上がりますよ!」
「それに、リィアならあたしがピンチになったら助けてくれるでしょ」
そう言われたら私も無理には言えない。仕方ない、全速力でこの人を上まで運んで戻ってこよう、道がわかってれば来るときより断然速くいけるから
サーティアさん達に必要な物資を渡して調査隊の人を上まで連れて行くことにした。
「き、君一人で平気なのかい?」
ちょっと手荒かもしれないけどこんな人よりみんなのほうが大事なので許してね
「少しの間眠っててくださいね」
私は魔法で調査隊の人を気絶させると天使化する
「それじゃあみなさんくれぐれも気をつけてください」
「う、うん、リィアも気をつけてね」
私は調査隊の人を抱き上げて走り出す。
身体がいつもより軽く、持っている人の重さも感じない。
やっぱり神様の力って偉大だなぁ
最短ルートでどんどん進む。あ、もう階段についた
途中で現れる魔物は通り過ぎるか邪魔だったら簡単に蹴散らす
行きの時は一日以上かかったけど、数時間で元の水没階層に付くことができた。この速さならみんなに追いつくこともできるだろう。
走るのには邪魔だった翼を広げてゆっくりと空中に浮く。
このままの姿じゃ人前に出れないからステルス魔法をかけて透明状態で拠点まで運ぶ
空中にいるから当然水中の魔物も襲ってこない
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てっきり一日かかると思ってたけど最短距離はそこまで長くないみたいだ
私は透明のまま調査隊の人をギルドの前に寝かせて距離を置く、すると突然調査隊の人が現れたように見える
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