コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
一旦休憩
たどり着いた中継拠点は思っていたよりも施設が充実していて、拠点というよりもひとつの町といってもいいくらいだった。
「こんなに建物がたくさんあるのに町じゃなくて拠点って言い方するんだね」
「その辺りはおそらく法律関係や土地の所有者とかの問題なのだろうな」
「これなら宿もありそうね」
拠点に入る時に見張りの人がいて、珍しそうなものを見る目で見られた
ギルドカードを見せたら納得してくれたけどね
「ここに宿はあるかしら?」
「あぁ、ここはラキトピアの楽園と呼ばれることもある有名な場所だからな、宿はもちろん食べ物に困ることもない。ここに永住する奴もいるくらいさ」
へぇ〜、ここってそんなに有名なところなんだ
早速宿の場所を聞いて一番いいところに泊まることにした。
「ここにもギルドがあるみたいだから私はそこで色々聞いてこようと思うんだけどどうする?」
「我も一緒に行くのだ」
「それじゃあ私も行きます!美味しいものもあるんですよね!」
「あたしはリィアと休んでるからよさそうなものがあったら買ってきて」
「わかったわ」
「装備とかもあれば買ってきていいですよ、多めに渡しておきますね」
「ありがとう、リィア」
ということで3人は宿から出て行った。
「あ〜、疲れた〜ほんとに今日はどうなるかと思ったよ」
「ですね、あれば私もびっくりしました」
回復魔法で傷も綺麗に消えたけど、あの魔物の溶かす液体はきつかった
特に足はがっつり浸かってしまったこともあって、みんな酷いことになっていた
「もしあの状態が長く続いだと考えるとゾッとするね」
「剣を取られたときは焦りましたよ」
「ね、魔法もダメで剣も全然だし、このダンジョンも全然油断ならないね」
ダンジョンの怖さを再確認できたのはよかったかもしれない
冒険らしい冒険は久しぶりだから忘れてたけど慎重に進んでいきたいね
ここ中継地点ではひとつの町のようになっていて、それなりに人も賑わっていた
ギルドや他必要な施設は一通りある他自給自足するための農場や外の魔物を対処するための外壁など、想像していたよりもしっかりしていた
「それで、町の様子はどうだったんですか?」
出かけていた3人が帰ってきてさらに詳しい話を聞く
「ここがダンジョンの中だということを忘れるくらい普通に暮らしてたわね。ギルドに行って色々話を聞いてきたんだけど、ここはやっぱり町として認められてなくてあくまで中間拠点らしいわ」
「つまり正式な機関などは存在しないが実質的に町として成り立っているよくわからないところなのだ」
だから特に名称もなく拠点としかいわれないんだね
「ちゃんと物資とかはあるみたいで服とかダンジョンで必要なものとかも買えたわ」
「食料はどんな感じだった?」
「ほとんど地上の市場と変わらないみたいですよ」
「へぇ〜、私たちが出会ってないだけでお肉の出る魔物とかがいたのかな?それとも地上から来たものとか?」
「なにもここだけが町のようになってるわけじゃないらしいわよ特殊階層はそれぞれ広くて環境もガラッと変わるから移動が大変なのよ、それで他の拠点からどんどん食料とかが集まってくるのよね」
「さらにここから地上へ持っていくというわけらしいのだ」
「え、でも鮮度とか保てないんじゃないの?」
「どうやらダンジョン内ではとても腐りにくいみたいなのだ」
へぇ〜、それであんなに地上の市場が賑わってたんだね。
ってことはまだお肉と魚がとれる階層があるってことだよね!
「それじゃあ沢山美味しいものが食べられるってことだね!やった!」
「それと、最近この拠点の近くですごい危険な魔物が出現したって話を聞いたわ」
「もしかして……」
「もしかしなくても今日出会ったあの魔物のことだったのだ」
やっぱりそうだったんだね
「詳しい話を聞いたらそいつは見るからに美味しい果実でおびきよせてある程度果実が採られると周りの地面のようなところが閉じて逆に食べられるのだ」
「聞くだけでも怖いね」
私が後で食べるように取りすぎたせいなのかもしれない
「あの、もしかして私のせいで」
「いやいや、リィアのせいじゃないわ」
「あのとき捕まったのは我ら全員の不注意なのだ」
そう言ってもらえると少し心が軽くなる。
あんまり自分を責めちゃいけないね、かといって他人のせいにしちゃダメだけど
「その魔物のことを聞いて倒したって言ったら笑われたわ、そんな格好の女の子が倒せるわけないって」
完全に普段着というかダンジョン向きの服装じゃなかったもんね
「ということで後でその証拠の魔石と落ちた果物をギルドに見せにいくのだ」
「わかりました、今日また行くんですか?」
「もう疲れたから明日でいいのだ」
それから私達は宿でゆっくりと休むことにした
ダンジョン内ということを忘れるくらい快適で、用意される料理もどれも美味しく、ここに住んでる人の気持ちがなんとなくわかった
「こんな生活毎日送れたら最高だね」
「でもちょっと窮屈ね、ダンジョンの外は落ち着けないし門番も言ってたけど娯楽がないわ」
確かに、ここで暮らすってなったらなったで色々大変かもしれないね
「それで、いつ出発しますか?」
「テナは気が早いわね、明日からまた出発してもいいけど、今日のことを考えると色々情報収集、準備をもう少しした方がいいと思うから明後日でどうかしら?」
サーティアさんの意見に誰も異論はなく、明日は改めて準備と情報収集をすることにした。
町の観光をするほど広くはないけど明日は私も色々見てみたい
「こんなに建物がたくさんあるのに町じゃなくて拠点って言い方するんだね」
「その辺りはおそらく法律関係や土地の所有者とかの問題なのだろうな」
「これなら宿もありそうね」
拠点に入る時に見張りの人がいて、珍しそうなものを見る目で見られた
ギルドカードを見せたら納得してくれたけどね
「ここに宿はあるかしら?」
「あぁ、ここはラキトピアの楽園と呼ばれることもある有名な場所だからな、宿はもちろん食べ物に困ることもない。ここに永住する奴もいるくらいさ」
へぇ〜、ここってそんなに有名なところなんだ
早速宿の場所を聞いて一番いいところに泊まることにした。
「ここにもギルドがあるみたいだから私はそこで色々聞いてこようと思うんだけどどうする?」
「我も一緒に行くのだ」
「それじゃあ私も行きます!美味しいものもあるんですよね!」
「あたしはリィアと休んでるからよさそうなものがあったら買ってきて」
「わかったわ」
「装備とかもあれば買ってきていいですよ、多めに渡しておきますね」
「ありがとう、リィア」
ということで3人は宿から出て行った。
「あ〜、疲れた〜ほんとに今日はどうなるかと思ったよ」
「ですね、あれば私もびっくりしました」
回復魔法で傷も綺麗に消えたけど、あの魔物の溶かす液体はきつかった
特に足はがっつり浸かってしまったこともあって、みんな酷いことになっていた
「もしあの状態が長く続いだと考えるとゾッとするね」
「剣を取られたときは焦りましたよ」
「ね、魔法もダメで剣も全然だし、このダンジョンも全然油断ならないね」
ダンジョンの怖さを再確認できたのはよかったかもしれない
冒険らしい冒険は久しぶりだから忘れてたけど慎重に進んでいきたいね
ここ中継地点ではひとつの町のようになっていて、それなりに人も賑わっていた
ギルドや他必要な施設は一通りある他自給自足するための農場や外の魔物を対処するための外壁など、想像していたよりもしっかりしていた
「それで、町の様子はどうだったんですか?」
出かけていた3人が帰ってきてさらに詳しい話を聞く
「ここがダンジョンの中だということを忘れるくらい普通に暮らしてたわね。ギルドに行って色々話を聞いてきたんだけど、ここはやっぱり町として認められてなくてあくまで中間拠点らしいわ」
「つまり正式な機関などは存在しないが実質的に町として成り立っているよくわからないところなのだ」
だから特に名称もなく拠点としかいわれないんだね
「ちゃんと物資とかはあるみたいで服とかダンジョンで必要なものとかも買えたわ」
「食料はどんな感じだった?」
「ほとんど地上の市場と変わらないみたいですよ」
「へぇ〜、私たちが出会ってないだけでお肉の出る魔物とかがいたのかな?それとも地上から来たものとか?」
「なにもここだけが町のようになってるわけじゃないらしいわよ特殊階層はそれぞれ広くて環境もガラッと変わるから移動が大変なのよ、それで他の拠点からどんどん食料とかが集まってくるのよね」
「さらにここから地上へ持っていくというわけらしいのだ」
「え、でも鮮度とか保てないんじゃないの?」
「どうやらダンジョン内ではとても腐りにくいみたいなのだ」
へぇ〜、それであんなに地上の市場が賑わってたんだね。
ってことはまだお肉と魚がとれる階層があるってことだよね!
「それじゃあ沢山美味しいものが食べられるってことだね!やった!」
「それと、最近この拠点の近くですごい危険な魔物が出現したって話を聞いたわ」
「もしかして……」
「もしかしなくても今日出会ったあの魔物のことだったのだ」
やっぱりそうだったんだね
「詳しい話を聞いたらそいつは見るからに美味しい果実でおびきよせてある程度果実が採られると周りの地面のようなところが閉じて逆に食べられるのだ」
「聞くだけでも怖いね」
私が後で食べるように取りすぎたせいなのかもしれない
「あの、もしかして私のせいで」
「いやいや、リィアのせいじゃないわ」
「あのとき捕まったのは我ら全員の不注意なのだ」
そう言ってもらえると少し心が軽くなる。
あんまり自分を責めちゃいけないね、かといって他人のせいにしちゃダメだけど
「その魔物のことを聞いて倒したって言ったら笑われたわ、そんな格好の女の子が倒せるわけないって」
完全に普段着というかダンジョン向きの服装じゃなかったもんね
「ということで後でその証拠の魔石と落ちた果物をギルドに見せにいくのだ」
「わかりました、今日また行くんですか?」
「もう疲れたから明日でいいのだ」
それから私達は宿でゆっくりと休むことにした
ダンジョン内ということを忘れるくらい快適で、用意される料理もどれも美味しく、ここに住んでる人の気持ちがなんとなくわかった
「こんな生活毎日送れたら最高だね」
「でもちょっと窮屈ね、ダンジョンの外は落ち着けないし門番も言ってたけど娯楽がないわ」
確かに、ここで暮らすってなったらなったで色々大変かもしれないね
「それで、いつ出発しますか?」
「テナは気が早いわね、明日からまた出発してもいいけど、今日のことを考えると色々情報収集、準備をもう少しした方がいいと思うから明後日でどうかしら?」
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