コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
突然のピンチ
いつの間にか周りの景色が一変していて、私達はどうやら植物系の魔物?に飲み込まれてしまったようだ
そして下から上から横から無数の触手が伸びてきてねばねばとした液体が周りから出てくる
「完全に私達食べられたわね」
「ど、どうするのこれ!?」
「これいくら切り落としてもすぐ再生してきます、いっそ私が元の姿になって‥‥‥」
「そんなことしたら私達が壁とテナに挟まれちゃうわよ」
「ですよね……ねばねばのせいで燃えないですし今はなんとか捕まってないですけど、時間の問題ですよ」
「こういう時は慌てず弱点を探すのだ。ここは元は開いていた、つまり壁もそう頑丈にできるはずないのだ、必ずどこかに繋ぎ目があるはず、そこを狙って攻撃すれば開くはずなのだ」
「り、リィアは何かいい方法ない?」
今まで何度も植物系の魔物と戦ってきたけど、こうして食べられることは初めてだ
突破方法として思い浮かぶのは神器を使って強引に脱出すること、魔法をぶっ放して穴を開けること、時間稼ぎができればどちらも余裕でできる
「私が強引に突破します、なので時間稼ぎをってうわっ!!?」
剣を抜いたらいつの間にか下から伸びていた触手に絡め取られてしまったそして足首からずるずると身体全体に這ってきて
「リィア!」
なんとか身動き取れなくなる前にルーナちゃんが魔法で触手を切り落としてくれた
「魔法は全然効かない、剣も触手に阻まれるし、どうしたら」
また触手に捕まっちゃうかもしれないから急いでなんとかしないと!
段々と息苦しくなっていき、しゅーしゅーと音が出始める。
「本気で私達を消化しにきたわね」
急いで魔法を放つが得意の雷魔法は周りを伝って私達にもダメージを与えかねないし、生半可な地属性魔法も頑丈な壁や触手に阻まれてしまった。
「どんどん狭くなってきてる」
「ということはどこかで空気が‥‥‥みんな、上を見るのだ」
クロエさん指差す方を見ると少し穴のようなものが見えた
「あそこから空気が抜けている、逆に言えばあそこは脆いはずなのだ」
「でも結構高い位置にあるわよ」
「我が一撃を加える、みんなは触手をどうにかしてほしいのだ」
私の剣は手から離れてしまったので、魔法で触手を相手する
「まって!?服が!」
「ちょっ、急いでクロエ!」
ねばねばした液体に触れると服が溶けてくるようになった
服だけじゃなくて身体にも被害が出てきている。
「リィア、ルーナ、テナ息を合わせるわよ」
バラバラに処理してもキリがないのでいっせい攻撃することにした。
「エアスラッシュ!」
「ウォーターカッター!」
「ストーンバレット!」
そして少しの間隙を作ることができた
「よくやったのだ、これでもくらえ!!クラッシュドリル!!」
クロエさんは上方向と下方向両方に回転する尖った岩を飛ばす
すると周りの壁が揺れ始めまずは上の穴が広がって外が見えるようになった
そして下方向のは地面を貫通し、魔物に直接ダメージを与えた
「これで終わった……わよね?」
「そうだといいですけど」
結構みんな満身創痍でこれ以上はなかなかきついところなんだけど‥‥‥
「なっ、まだなのだ!?」
触手が現れることは無くなったものの完全に開くことはなく、閉じ込められたままだった
「一体どうしたら‥‥‥」
「その前に、剣は‥‥‥あ、木に刺さってましたね」
よかった、触手に奪われた時はどうなるかと思ったけど、攻撃が当たってこの木に落ちたみたいだ。
「まって、この木だけ全然なんともなくない?」
「どういうことなのだ?」
「あたしたちの服とかは溶けてるのにこの木が溶けてないのはおかしいなって」
「確かにそうね」
「もしかしてこの木が本体だったりするのでしょうか?燃やしてみますか?」
そういえば動きが止まったのも私の剣が刺さったからっていうことも考えられる
「何事も試しね、やってみるわよ」
最初に見つけた木が釣り餌だと思ったらまさかの本体だったパターンなんてあるかなぁ?
「それじゃあいくよ?せーの!」
そして、今度は木に一斉攻撃する
木は倒れ、そして燃やされる
今度はすぐ上が開き、絶命したかのように一瞬ピクっとして動かなくなった
地面の色や壁だったものの色が本来の色となり、魔物だったということがわかった
最後にダンジョンに吸収されるように消え、大量の魔石と最初に採った果物が落ちていた
「な、なんとか倒しましたね‥‥‥」
「全身べとべとで気持ち悪いです、脱いでもいいですか?」
みんな満身創痍で特に服とかが溶けてしまって色々とまずいことになってしまっている。
「と、とりあえず回復と着替えをしましょうか」
「元から薄着だから全身ヒリヒリするわ」
「我もお気に入りが溶かされたのだ‥‥‥絶対許さないのだ」
みんなに回復魔法をかけて着替えを用意する。その間魔物たちはテナちゃんがなんとかしてくれた
「テナちゃんありがとうございます」
「服を着ないで暴れるのもたまにはいいですね、このまま変身して暴れまわりたいです」
「後でちゃんと服着てよ?」
「我よりも戦闘に貪欲なのだ」
「開放的な格好の良さは共感できるわ」
今日はなんとか中継拠点まで行こうということになり、休憩と回復をしてからまた進むことにした。
「こんな格好でダンジョンを歩くのは違和感しかないのだ」
「だからってあんなぼろぼろの服じゃいけないでしょ?」
「なぜかリィアのだけは無事なのよね」
「あ、あはは………」
何気なく着てるけどこれも最初この世界に来た時にもらったチート装備だからね。傷ひとつない
「やっぱり服があると動きづらいです」
そして道中魔物に襲われたりしながらもなんとか中継拠点まで辿り着くことができた。
「あ、あれじゃない?」
「よかった、ちゃんと着いたみたいね」
「やっと休めるのだ」
はぁ〜、やっとついた、まさかの魔物に襲われてどうにかなるかと思ったよ
ダンジョンは侮れないね
そして下から上から横から無数の触手が伸びてきてねばねばとした液体が周りから出てくる
「完全に私達食べられたわね」
「ど、どうするのこれ!?」
「これいくら切り落としてもすぐ再生してきます、いっそ私が元の姿になって‥‥‥」
「そんなことしたら私達が壁とテナに挟まれちゃうわよ」
「ですよね……ねばねばのせいで燃えないですし今はなんとか捕まってないですけど、時間の問題ですよ」
「こういう時は慌てず弱点を探すのだ。ここは元は開いていた、つまり壁もそう頑丈にできるはずないのだ、必ずどこかに繋ぎ目があるはず、そこを狙って攻撃すれば開くはずなのだ」
「り、リィアは何かいい方法ない?」
今まで何度も植物系の魔物と戦ってきたけど、こうして食べられることは初めてだ
突破方法として思い浮かぶのは神器を使って強引に脱出すること、魔法をぶっ放して穴を開けること、時間稼ぎができればどちらも余裕でできる
「私が強引に突破します、なので時間稼ぎをってうわっ!!?」
剣を抜いたらいつの間にか下から伸びていた触手に絡め取られてしまったそして足首からずるずると身体全体に這ってきて
「リィア!」
なんとか身動き取れなくなる前にルーナちゃんが魔法で触手を切り落としてくれた
「魔法は全然効かない、剣も触手に阻まれるし、どうしたら」
また触手に捕まっちゃうかもしれないから急いでなんとかしないと!
段々と息苦しくなっていき、しゅーしゅーと音が出始める。
「本気で私達を消化しにきたわね」
急いで魔法を放つが得意の雷魔法は周りを伝って私達にもダメージを与えかねないし、生半可な地属性魔法も頑丈な壁や触手に阻まれてしまった。
「どんどん狭くなってきてる」
「ということはどこかで空気が‥‥‥みんな、上を見るのだ」
クロエさん指差す方を見ると少し穴のようなものが見えた
「あそこから空気が抜けている、逆に言えばあそこは脆いはずなのだ」
「でも結構高い位置にあるわよ」
「我が一撃を加える、みんなは触手をどうにかしてほしいのだ」
私の剣は手から離れてしまったので、魔法で触手を相手する
「まって!?服が!」
「ちょっ、急いでクロエ!」
ねばねばした液体に触れると服が溶けてくるようになった
服だけじゃなくて身体にも被害が出てきている。
「リィア、ルーナ、テナ息を合わせるわよ」
バラバラに処理してもキリがないのでいっせい攻撃することにした。
「エアスラッシュ!」
「ウォーターカッター!」
「ストーンバレット!」
そして少しの間隙を作ることができた
「よくやったのだ、これでもくらえ!!クラッシュドリル!!」
クロエさんは上方向と下方向両方に回転する尖った岩を飛ばす
すると周りの壁が揺れ始めまずは上の穴が広がって外が見えるようになった
そして下方向のは地面を貫通し、魔物に直接ダメージを与えた
「これで終わった……わよね?」
「そうだといいですけど」
結構みんな満身創痍でこれ以上はなかなかきついところなんだけど‥‥‥
「なっ、まだなのだ!?」
触手が現れることは無くなったものの完全に開くことはなく、閉じ込められたままだった
「一体どうしたら‥‥‥」
「その前に、剣は‥‥‥あ、木に刺さってましたね」
よかった、触手に奪われた時はどうなるかと思ったけど、攻撃が当たってこの木に落ちたみたいだ。
「まって、この木だけ全然なんともなくない?」
「どういうことなのだ?」
「あたしたちの服とかは溶けてるのにこの木が溶けてないのはおかしいなって」
「確かにそうね」
「もしかしてこの木が本体だったりするのでしょうか?燃やしてみますか?」
そういえば動きが止まったのも私の剣が刺さったからっていうことも考えられる
「何事も試しね、やってみるわよ」
最初に見つけた木が釣り餌だと思ったらまさかの本体だったパターンなんてあるかなぁ?
「それじゃあいくよ?せーの!」
そして、今度は木に一斉攻撃する
木は倒れ、そして燃やされる
今度はすぐ上が開き、絶命したかのように一瞬ピクっとして動かなくなった
地面の色や壁だったものの色が本来の色となり、魔物だったということがわかった
最後にダンジョンに吸収されるように消え、大量の魔石と最初に採った果物が落ちていた
「な、なんとか倒しましたね‥‥‥」
「全身べとべとで気持ち悪いです、脱いでもいいですか?」
みんな満身創痍で特に服とかが溶けてしまって色々とまずいことになってしまっている。
「と、とりあえず回復と着替えをしましょうか」
「元から薄着だから全身ヒリヒリするわ」
「我もお気に入りが溶かされたのだ‥‥‥絶対許さないのだ」
みんなに回復魔法をかけて着替えを用意する。その間魔物たちはテナちゃんがなんとかしてくれた
「テナちゃんありがとうございます」
「服を着ないで暴れるのもたまにはいいですね、このまま変身して暴れまわりたいです」
「後でちゃんと服着てよ?」
「我よりも戦闘に貪欲なのだ」
「開放的な格好の良さは共感できるわ」
今日はなんとか中継拠点まで行こうということになり、休憩と回復をしてからまた進むことにした。
「こんな格好でダンジョンを歩くのは違和感しかないのだ」
「だからってあんなぼろぼろの服じゃいけないでしょ?」
「なぜかリィアのだけは無事なのよね」
「あ、あはは………」
何気なく着てるけどこれも最初この世界に来た時にもらったチート装備だからね。傷ひとつない
「やっぱり服があると動きづらいです」
そして道中魔物に襲われたりしながらもなんとか中継拠点まで辿り着くことができた。
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