コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
いざダンジョンへ!
思ったより準備が早く終わったこともあり翌々日にはダンジョンに入ることになった。
「いよいよですね!魔物が沢山それにお宝まであるなんて‥‥‥」
「いい?ダンジョン内には罠があるから絶対に勝手な行動はしないのよ」
「そうそう、ダンジョンの中で怖いのは魔物だけじゃなくて他の冒険者も怖いんだから」
「ダンジョン内では証拠が残りづらく、いなくなっても怪しまれることはないのだ。つまり盗賊行為も発生しやすいのだ」
特に上層部とかの気軽に出入りしやすいところは魔物より人が怖いね
まぁいきなり襲ってきたりはしないだろうけど、私達は特に狙われやすそうだから気をつけないと
ダンジョンの入り口には受付があってそこで冒険者ギルドのカードを見せる必要がある
「上層だけど、地図も用意したわ」
「しっかりここのダンジョンについても調べたのだ」
準備万端ということで、私達は意気揚々と中に入る
「最初は思ってたより普通ですね」
「だね」
「様子が変わるのは7層以降らしいのだ」
「このダンジョンは何階層あるんですか?」
「ここは全30階層もある大規模ダンジョンで、地下空間にいくつもの特殊な環境が広まっているのだ。特徴はその特殊な階層で、まるで地下に世界が広がっているような自然があることなのだ。そこに水や植物、魔物がいるのだ」
特殊階層から採れる食材が街で売られてだんだね。
「それじゃあここの街では農業してないってこと?」
「そうなのだ」
「まるでエルフみたいな暮らしをしてるのね。いっそのこと地下に住んじゃえばいいのに」
「大規模な街はないが中継地点としてちょっとした拠点はあるらしいのだ」
それじゃあとりあえずその中継拠点を目指すかんじだね。
「あのあの、私達このダンジョンを最後まで行くんですか?」
「そうなると何週間かは出られないわよ」
さすがに踏破するとなると往復で合計60階層も進まなくちゃいけなくなるからね
「今回は時間に余裕があるから行けるところまで行くのだ!」
「一応食料は沢山用意しときましたよ、あと現地調達もできるので他のダンジョンと比べたら進みやすそうですね」
「まずはその特殊階層を目指すのだ!」
上層はやっぱり人が多く、魔物よりも冒険者を見ることの方が多かった
ラキトピアだけあってどのパーティにも回復役がいて安定しそうだけど、逆に前衛がいないから大変なのか
「バランスの悪そうなパーティばかりでしたね」
「そうとも限らないのだ、魔法使いだって我やリィアみたいに強化して前衛みたいなことをするのもできるのだ。誰もがルーナみたいな魔法使いというわけではない」
見た目と性能は違うってことだね、私なんて見るからに剣士だけど実際は魔法ばっかり使ってるから納得した。
「お宝は‥‥‥無さそうですね」
「お宝はもっと下層にいかないとないと思うのだ。テナも見つける時は苦労してみつけた方が達成感もあるだろう?」
「そうですね!」
そんなこんなで上層部は地図を見ながら最短で進む。途中出てきた魔物はテナちゃんが見つけてすぐ倒してしまうので私達はなにもしてない
「今日はこの辺で休憩ね」
一日中ずっと最短距離で移動したこともあり、一気に5階層へ行くことができた。
魔物は弱いんだけど、いかんせんダンジョン内が広く、最短でも結構時間がかかってしまった。
「明日には特殊階層に行けそうね」
「順調すぎると何かありそうで怖いですね」
「そりゃあ地図があるから順調なのよ、10階層以降はないわよ」
「おそらくそこからが本番なのだろうな」
「楽しみです!」
「大丈夫かなぁ……」
ダンジョン内で休憩する時は外の時と同じく見張りながら休む。
日の光がないから常に薄暗く、時間感覚がわからなくなるけど、みんなのお腹の時計がは正確なので今が大体夜に近いことがわかる。
「ということで今日のご飯は準備しておいたものです」
持ちながら食べやすいような串焼きやサンドイッチなどを用意した。
あとは新鮮なフルーツもある。
「思ったんだけどさ、この先に自然地帯があるってどういうこと?」
日の光がないところで植物は育たない。小さなものだったら少しの光でもいいかもしれないけど、野菜とか木とかは暗いところじゃダメだよね?
「それも含めて行ってみてからの楽しみなのだ」
案外魔法の力とかダンジョンの効果で光が保てるのかもしれない。
私達はどうしても目立つので魔物だけじゃなくて冒険者もよく引きつけてしまう。
心配するものもいれば素直に勧誘してきたりなんならナンパしてきたり‥‥‥さすがにそれをしてくるのは年代が近い人だけどね
幸神教信者って結構自分の欲求に正直だから過度なことはしないけど割とぐいぐいくるんだよね。
それでもクロエさんやテナちゃん、サーティアさんに対しては毎回少し驚いた顔をする。
やはり魔族含め他種族の人は珍しいみたいだ
「魔物の相手より人相手の方が疲れるわ」
「しかも毎回驚かれるから面倒なのだ」
「倒しちゃいけない相手は嫌です」
「みんなまいってるね、リィアはへいき?」
「正直きついです」
最近はマシになったとはいえコミュ障は健在だからね。こっちから目的があって話しかけるとかお願いするのはできるけど話しかけられて受け答えするのは基本できないしつらい
「それも深くまで進んだらなくなるからもう少しの辛抱だよ」
「はい」
上層はすんなり進んだけど、精神的には結構疲れた。
「いよいよですね!魔物が沢山それにお宝まであるなんて‥‥‥」
「いい?ダンジョン内には罠があるから絶対に勝手な行動はしないのよ」
「そうそう、ダンジョンの中で怖いのは魔物だけじゃなくて他の冒険者も怖いんだから」
「ダンジョン内では証拠が残りづらく、いなくなっても怪しまれることはないのだ。つまり盗賊行為も発生しやすいのだ」
特に上層部とかの気軽に出入りしやすいところは魔物より人が怖いね
まぁいきなり襲ってきたりはしないだろうけど、私達は特に狙われやすそうだから気をつけないと
ダンジョンの入り口には受付があってそこで冒険者ギルドのカードを見せる必要がある
「上層だけど、地図も用意したわ」
「しっかりここのダンジョンについても調べたのだ」
準備万端ということで、私達は意気揚々と中に入る
「最初は思ってたより普通ですね」
「だね」
「様子が変わるのは7層以降らしいのだ」
「このダンジョンは何階層あるんですか?」
「ここは全30階層もある大規模ダンジョンで、地下空間にいくつもの特殊な環境が広まっているのだ。特徴はその特殊な階層で、まるで地下に世界が広がっているような自然があることなのだ。そこに水や植物、魔物がいるのだ」
特殊階層から採れる食材が街で売られてだんだね。
「それじゃあここの街では農業してないってこと?」
「そうなのだ」
「まるでエルフみたいな暮らしをしてるのね。いっそのこと地下に住んじゃえばいいのに」
「大規模な街はないが中継地点としてちょっとした拠点はあるらしいのだ」
それじゃあとりあえずその中継拠点を目指すかんじだね。
「あのあの、私達このダンジョンを最後まで行くんですか?」
「そうなると何週間かは出られないわよ」
さすがに踏破するとなると往復で合計60階層も進まなくちゃいけなくなるからね
「今回は時間に余裕があるから行けるところまで行くのだ!」
「一応食料は沢山用意しときましたよ、あと現地調達もできるので他のダンジョンと比べたら進みやすそうですね」
「まずはその特殊階層を目指すのだ!」
上層はやっぱり人が多く、魔物よりも冒険者を見ることの方が多かった
ラキトピアだけあってどのパーティにも回復役がいて安定しそうだけど、逆に前衛がいないから大変なのか
「バランスの悪そうなパーティばかりでしたね」
「そうとも限らないのだ、魔法使いだって我やリィアみたいに強化して前衛みたいなことをするのもできるのだ。誰もがルーナみたいな魔法使いというわけではない」
見た目と性能は違うってことだね、私なんて見るからに剣士だけど実際は魔法ばっかり使ってるから納得した。
「お宝は‥‥‥無さそうですね」
「お宝はもっと下層にいかないとないと思うのだ。テナも見つける時は苦労してみつけた方が達成感もあるだろう?」
「そうですね!」
そんなこんなで上層部は地図を見ながら最短で進む。途中出てきた魔物はテナちゃんが見つけてすぐ倒してしまうので私達はなにもしてない
「今日はこの辺で休憩ね」
一日中ずっと最短距離で移動したこともあり、一気に5階層へ行くことができた。
魔物は弱いんだけど、いかんせんダンジョン内が広く、最短でも結構時間がかかってしまった。
「明日には特殊階層に行けそうね」
「順調すぎると何かありそうで怖いですね」
「そりゃあ地図があるから順調なのよ、10階層以降はないわよ」
「おそらくそこからが本番なのだろうな」
「楽しみです!」
「大丈夫かなぁ……」
ダンジョン内で休憩する時は外の時と同じく見張りながら休む。
日の光がないから常に薄暗く、時間感覚がわからなくなるけど、みんなのお腹の時計がは正確なので今が大体夜に近いことがわかる。
「ということで今日のご飯は準備しておいたものです」
持ちながら食べやすいような串焼きやサンドイッチなどを用意した。
あとは新鮮なフルーツもある。
「思ったんだけどさ、この先に自然地帯があるってどういうこと?」
日の光がないところで植物は育たない。小さなものだったら少しの光でもいいかもしれないけど、野菜とか木とかは暗いところじゃダメだよね?
「それも含めて行ってみてからの楽しみなのだ」
案外魔法の力とかダンジョンの効果で光が保てるのかもしれない。
私達はどうしても目立つので魔物だけじゃなくて冒険者もよく引きつけてしまう。
心配するものもいれば素直に勧誘してきたりなんならナンパしてきたり‥‥‥さすがにそれをしてくるのは年代が近い人だけどね
幸神教信者って結構自分の欲求に正直だから過度なことはしないけど割とぐいぐいくるんだよね。
それでもクロエさんやテナちゃん、サーティアさんに対しては毎回少し驚いた顔をする。
やはり魔族含め他種族の人は珍しいみたいだ
「魔物の相手より人相手の方が疲れるわ」
「しかも毎回驚かれるから面倒なのだ」
「倒しちゃいけない相手は嫌です」
「みんなまいってるね、リィアはへいき?」
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