コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
忘れた頃に
魔王からの依頼は詳しいことを聞く前に魔王が帰ってしまったので聞くことが出来なかった。
まぁ余裕があったらって言ってたし、まだ私達が行ったことない国だろうから旅をするついでならいいかもしれない
「それじゃあまたね、お父さん」
「あぁ、元気でな」
「いつでも遊びに来ていいからね、それと、シロルはしっかり言伝よろしくね。ルチアさんはぜひこの国を見ていってください」
「は、はい、セリア様のことはおじい様に伝えておきます」
「貴重な話を聞かせてくれてありがとうございました」
もっとおしとやかで神聖な感じだと思っていた聖女様は意外と親しみやすくていいお母さんって感じだ。昔はジェシカさんみたいにつんつんしてたのかもしれない
まぁ神聖な神様も全然そんな感じしないからね
「テナ、言っちゃうのか」
「もっと遊びたかったなぁ」
「ごめんなさい、でも次また会ったら遊ぼうね!」
「絶対だからね」
「絶対だよ?」
テナちゃんと子供たちはすっかり仲良くなって別れを惜しんでいた。
なんかこういうの見るとミミさんとメアリーちゃんのこと思い出してくる。
最近は全然手紙出せてなかったし、久しぶりに手紙を書こうかな
別れた後は元来た道を通って一旦聖都に戻る予定だ。
ということでまたあの怖い道を通らないといけないわけで………
「ゆ、幽霊が出る前にさっさと通り過ぎましょう?」
「もう、リィア怖がりすぎだよ」
「シャルロットさんがしばらく幽霊はいないって言ってたから平気だと思いますよ」
「て、テナちゃん、そのシャルロットさんって誰ですか?」
そんな人ジャックさん達の家にいなかったはずだ
「え?」
「む、我も見ていないが、我らが知らない間に知り合ったのだ?」
「いやいやだってシャルロットさんのおかげであの家にたどり着けたじゃないですか」
「ん〜、不思議ね?テナが冗談を言ってる訳でもないのに、その人?は私達にも会ってるのかしら?」
「はい、あの、本当に覚えてないんですか?」
なにそれこわい、知らない間に記憶いじられてる?
「そんなにはっきり言うんだから気のせいとかではないんだよね?とはいえこの辺に家なんてなかったし、あるのはこの先の墓地くらいしかないけど」
「はい、シャルロットさんは人ではなく幽霊でしたよ」
「てことはテナは私達が幽霊と知り合ったのにいまその記憶が無くなってるって言ってるのね?でも本当に覚えてないし、不思議だわ」
「あの、シロルちゃんとルチアさんも覚えてないんですか?」
「え?あ、あの………すみません、私も覚えてません」
「………」
テナちゃんが聞くも、シロルちゃんは覚えておらず、ルチアさんは答えてくれなかった。
「でもどうしてテナだけ覚えてるんだろう?あたし達も喋ったんだよね?その人と」
「皆さんが喋ったのはここへ来る時だけなんです、それ以外では私がソルくんとサニーくんと一緒に遊びに行った時に改めて話しました」
さすがに今から戻って聞きに行く訳にもいかないけど、こんな心霊現象みたいな話なんだか寒気がしてくるよ
「ごめんね、あたしもテナが嘘を言ってないってことは信じるんだけど本当に覚えてないの」
「そうですか、まぁ幽霊なので記憶を消したりできるのかもしれませんね」
「ちなみにシャルロットというのはどんな幽霊だったのだ?」
「優しいお姉ちゃんって感じでした。それでいてどこか儚げで、でも元気があって」
色々と矛盾してそうな雰囲気だね。幽霊だからどこか儚げなのかな?
テナちゃんだけ覚えている幽霊の話にはしばらく怯えたけど、墓地地帯を抜ける頃にはすっかりその話はしなくなった。
それからはクロエさんがかわいいとかまだまだ子供っぽいとかいじりつつ、聖都へと戻った。
「途中で寄った村も順調に復興してるようで良かったわね」
「はい、帰ったらおじい様にも相談してもっと安心してもらえるようにします」
途中で助けた村にも寄ったんだけど、大歓迎されご馳走まで用意してくれた。
さすがに復興途中の村なのに申し訳ないと思って断ったけどね。
あと、神の救いがあったとかで病や怪我が治ったとか偶然迷い込んだ商人を助けたら多額のお礼金をもらったとかであの村はすっかりよくなっていた。
いやいやおかしいでしょと思ってふとルチアさんの方を見たらちょっとドヤ顔してたからそういうことなのだろう
神様って本当にすごい
「シロル達はどうするの?1回大司教のところに行くの?それとも一緒に宿をとる?」
「私は一度報告しに戻ろうと思ってます、ルチア様はどうしますか?」
「私もシロルと共に大聖堂に戻ります。みなさんもしばらくはここにいるんですよね?」
「ええ、そうね。次の目的はダンジョンだからそれについてもっと調べつつ準備してもう一度出発するわね、少なくとも数日はここにいるわよ」
シロルちゃん達は大聖堂へと戻るようだ。まぁ神様相手に監禁とかはしないだろうし、また前みたいなことにはならないだろう。
出発する前に大聖堂へ行って連絡するとのことで、一度ふたりと別れた。
「次は久々のダンジョンか、楽しみなのだ」
「私ダンジョンに初めて入るのでワクワクします」
クロエさんとテナちゃんはダンジョンが楽しみでしょうがないのかあれやこれやと話し始める。
「まぁ戦闘に関しては今更心配はないんだけど、怖いのが罠だよね」
「そうですね、どこにいるかわからなくなっちゃうこともありますからね」
何度かダンジョンに挑戦したことがあるけど、そのどれもがハプニングで大変な思いをしたからね。
今度もなにかあると思っちゃうよ
とりあえず宿で一晩過ごし、次の日からはしばらく休日兼情報収集ということで自由に行動することになった。
「自由に行動かぁ………何しようかなぁ?」
「せっかくだから一緒に行動する?」
つい出てしまった独り言を聞いたルーナちゃんが誘ってくれた。
もちろん
「はい!」
何をするにもルーナちゃんと一緒なら絶対に楽しくなるからね!
邪魔が入らなきゃイチャイチャできるし!
そんな楽しい気持ちで眠った次の朝目が覚めたら私は知らないところにいた。
まぁ余裕があったらって言ってたし、まだ私達が行ったことない国だろうから旅をするついでならいいかもしれない
「それじゃあまたね、お父さん」
「あぁ、元気でな」
「いつでも遊びに来ていいからね、それと、シロルはしっかり言伝よろしくね。ルチアさんはぜひこの国を見ていってください」
「は、はい、セリア様のことはおじい様に伝えておきます」
「貴重な話を聞かせてくれてありがとうございました」
もっとおしとやかで神聖な感じだと思っていた聖女様は意外と親しみやすくていいお母さんって感じだ。昔はジェシカさんみたいにつんつんしてたのかもしれない
まぁ神聖な神様も全然そんな感じしないからね
「テナ、言っちゃうのか」
「もっと遊びたかったなぁ」
「ごめんなさい、でも次また会ったら遊ぼうね!」
「絶対だからね」
「絶対だよ?」
テナちゃんと子供たちはすっかり仲良くなって別れを惜しんでいた。
なんかこういうの見るとミミさんとメアリーちゃんのこと思い出してくる。
最近は全然手紙出せてなかったし、久しぶりに手紙を書こうかな
別れた後は元来た道を通って一旦聖都に戻る予定だ。
ということでまたあの怖い道を通らないといけないわけで………
「ゆ、幽霊が出る前にさっさと通り過ぎましょう?」
「もう、リィア怖がりすぎだよ」
「シャルロットさんがしばらく幽霊はいないって言ってたから平気だと思いますよ」
「て、テナちゃん、そのシャルロットさんって誰ですか?」
そんな人ジャックさん達の家にいなかったはずだ
「え?」
「む、我も見ていないが、我らが知らない間に知り合ったのだ?」
「いやいやだってシャルロットさんのおかげであの家にたどり着けたじゃないですか」
「ん〜、不思議ね?テナが冗談を言ってる訳でもないのに、その人?は私達にも会ってるのかしら?」
「はい、あの、本当に覚えてないんですか?」
なにそれこわい、知らない間に記憶いじられてる?
「そんなにはっきり言うんだから気のせいとかではないんだよね?とはいえこの辺に家なんてなかったし、あるのはこの先の墓地くらいしかないけど」
「はい、シャルロットさんは人ではなく幽霊でしたよ」
「てことはテナは私達が幽霊と知り合ったのにいまその記憶が無くなってるって言ってるのね?でも本当に覚えてないし、不思議だわ」
「あの、シロルちゃんとルチアさんも覚えてないんですか?」
「え?あ、あの………すみません、私も覚えてません」
「………」
テナちゃんが聞くも、シロルちゃんは覚えておらず、ルチアさんは答えてくれなかった。
「でもどうしてテナだけ覚えてるんだろう?あたし達も喋ったんだよね?その人と」
「皆さんが喋ったのはここへ来る時だけなんです、それ以外では私がソルくんとサニーくんと一緒に遊びに行った時に改めて話しました」
さすがに今から戻って聞きに行く訳にもいかないけど、こんな心霊現象みたいな話なんだか寒気がしてくるよ
「ごめんね、あたしもテナが嘘を言ってないってことは信じるんだけど本当に覚えてないの」
「そうですか、まぁ幽霊なので記憶を消したりできるのかもしれませんね」
「ちなみにシャルロットというのはどんな幽霊だったのだ?」
「優しいお姉ちゃんって感じでした。それでいてどこか儚げで、でも元気があって」
色々と矛盾してそうな雰囲気だね。幽霊だからどこか儚げなのかな?
テナちゃんだけ覚えている幽霊の話にはしばらく怯えたけど、墓地地帯を抜ける頃にはすっかりその話はしなくなった。
それからはクロエさんがかわいいとかまだまだ子供っぽいとかいじりつつ、聖都へと戻った。
「途中で寄った村も順調に復興してるようで良かったわね」
「はい、帰ったらおじい様にも相談してもっと安心してもらえるようにします」
途中で助けた村にも寄ったんだけど、大歓迎されご馳走まで用意してくれた。
さすがに復興途中の村なのに申し訳ないと思って断ったけどね。
あと、神の救いがあったとかで病や怪我が治ったとか偶然迷い込んだ商人を助けたら多額のお礼金をもらったとかであの村はすっかりよくなっていた。
いやいやおかしいでしょと思ってふとルチアさんの方を見たらちょっとドヤ顔してたからそういうことなのだろう
神様って本当にすごい
「シロル達はどうするの?1回大司教のところに行くの?それとも一緒に宿をとる?」
「私は一度報告しに戻ろうと思ってます、ルチア様はどうしますか?」
「私もシロルと共に大聖堂に戻ります。みなさんもしばらくはここにいるんですよね?」
「ええ、そうね。次の目的はダンジョンだからそれについてもっと調べつつ準備してもう一度出発するわね、少なくとも数日はここにいるわよ」
シロルちゃん達は大聖堂へと戻るようだ。まぁ神様相手に監禁とかはしないだろうし、また前みたいなことにはならないだろう。
出発する前に大聖堂へ行って連絡するとのことで、一度ふたりと別れた。
「次は久々のダンジョンか、楽しみなのだ」
「私ダンジョンに初めて入るのでワクワクします」
クロエさんとテナちゃんはダンジョンが楽しみでしょうがないのかあれやこれやと話し始める。
「まぁ戦闘に関しては今更心配はないんだけど、怖いのが罠だよね」
「そうですね、どこにいるかわからなくなっちゃうこともありますからね」
何度かダンジョンに挑戦したことがあるけど、そのどれもがハプニングで大変な思いをしたからね。
今度もなにかあると思っちゃうよ
とりあえず宿で一晩過ごし、次の日からはしばらく休日兼情報収集ということで自由に行動することになった。
「自由に行動かぁ………何しようかなぁ?」
「せっかくだから一緒に行動する?」
つい出てしまった独り言を聞いたルーナちゃんが誘ってくれた。
もちろん
「はい!」
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