コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
やっと到着ですね!
「どういうことなのだ!?」
「どういうこともなにも言葉どおりだよ」
そういえば話にはでるけど、クロエさんのお父さん、つまり元勇者がどんな人かってまだまだ全然わかんないんだよね。
もしかしなくてもハーレム系主人公なのはわかった。まぁこの世界じゃ重婚とかハーレムとかはよくある話なのかもしれない。
それこそあの龍斗くんもハーレムだし………本人達がいいならいいのかな?
ル「人と人は愛し合うと言うものですが複数人でもそれがありえるのですね」
シ「幸神教でも結婚自体に制約は特になくて基本的に全員が幸せになるのか争いは起きないのかが重要視されてます。貴族の方とかとっても優秀な方とかは全然普通だと思います」
「そうなのか?ううむ、我は不誠実だと思うのだが………」
「ま、その辺の話は実際に聞いてみたら?クロエには聞く資格があると思うわよ」
英雄は色を好むって言葉もあるくらいだしね……うん、魔王に聖女、そしてこの人もなにかものすごい肩書きがあるのかな?
「まぁとにかく、私が案内してあげるからね、クロエちゃん。よく見るとやっぱり似てるね〜」
「気安く触れるな!」
「そういうツンケンしたところも似ててかわいいね〜」
「かわいいって言うなぁ!」
シャルロットさんはクロエさんを気に入ったみたいで、とてつもなくだる絡みをしだす
「あんまりしつこいと痛い目みるよ。あたし達だってクロエの仲間なんだから」
「ごめんごめん、そうだよね、ちょっと私意地悪しすぎちゃったね」
しばらくシャルロットさんについて行くと大きな家が見えてきた。
「あそこがお家だよ」
「ここにお父さんがいるのか」
家の周りで遊んでいる子供達が見えた。
あの子達はおそらくだけどクロエさんの義理の兄弟になるのかな?
「お前達〜!お父さんとお母さん知らない?」
「シャル姉ちゃんどしたのその人たち」
「わっ!こんなに人来たの初めて!」
「この人たちのことは後でゆっくり話すから、お父さんとお母さんが今どこにいるか教えなさい」
「家の中にいるよ、今日は珍しくお墓のみんなが大人しいみたいだから」
「てっきりシャル姉ちゃんも今日は来ないと思ってた」
「急なお客さんだからね、もちろん悪い人たちじゃないから安心してね」
一気に7人もおじゃましちゃってるからねしかも突然、ちょっと申し訳ない
シャルロットさんは家のドアを開けて中に入って行ってしまった。
「あんたらもおいで、あの人達は拒んだりしないから」
クロエさんは一番緊張していて、それにつられて私も緊張してきた。
「騒がしいと思ったらなんだ?シャルロット、その人達誰?」
「あなたのお客さんだよ、はい、この人がクロエちゃんのお父さんのジャックだよ」
「え?クロエ………クロエ!?」
2階から降りてきた男の人、ジャックさんが元勇者、そしてクロエさんのお父さんなんだろう
クロエさんはおずおずと顔を上げ、親子は対面する
「は、初めまして、わたしはクロエ・シャドウター、です。あの、お父さん……」
完全に借りてきた猫のようにしおらしくなってしまった。
「本っ当にすまなかった!」
そしてジャックさんは見事なまでの綺麗な土下座をした
「君にはとても可哀想なことをしたと思う、恨んでくれても構わないしなんならここで一発殴ってもらっても……」
「ちょちょちょっと待って!わたしは怒ってもないしお父さんを恨んでもないよ。ちゃんとお母さんのおかげで育ててもらったし、今だってこんなに沢山の仲間と一緒に楽しく旅できてるから、それでその、一度会ってみたくてここに来たの」
「そうか、そうだったのか。ありがとう、来てくれて、他の人はクロエの仲間なのか?」
「そう」
「え?何この人達、どうしたのあなた、こんなに女の子集めて……呆れたわ、これで何人目よ」
「ち、違うぞセリア、この人達は俺の娘とその仲間の人達で」
「え?娘!?あぁ、魔王のところの……あなたがクロエちゃんね、話は聞いてるよ」
「く、クロエです」
クロエさんが緊張でどうにかなってしまいそう
「あら、意外と大人しい子なのね?それとも緊張してるのかしら?別に怖がらなくてもあなたに罪はないんだから」
この聖母のような包容感がある女性、セリアさんがジャックさんの正妻なのだろう。
「感動の再会だね、それじゃあ積もる話もあると思うけど、私はそろそろ行くから」
そう言ってシャルロットさんは行ってしまった。
「そういえばシャルロットがお父さんの愛人だって言ってたんだけど、どういうこと?」
「あぁ、あの子はジャックの幼なじみで彼に囚われているゴーストなの。いつまでも現世に取り残されていたから仕方なくね。愛人と言ってもやましいことはしていないよ」
「そんなこと細かく教えなくても、クロエが混乱するだけだろう?」
うん、正直話についていけない。つまりあの人はもう死んでる人ってこと……だよね?
そうは見えなかったけど
「その、昔の話を聞かせて欲しい。わたしが産まれる前に何が起きてたのか、どうしてお母さんとも、その、したのかとか」
「あぁ、本じゃ語られてない部分も沢山あるからな」
「今でも鮮明に思い出せるわ。今はジェシカが聖女をしてるけどあの時の聖女時代も今思えばとっても大変だったなぁ」
「それはすまないことをしましたね」
「えっ?どうしてあなたが謝るんですか?」
「あっいえ、この方は幸神教にとっても大事な人でして!その責任者みたいな?そんな感じな人なのです」
「ん?この子は確か……教皇の孫の」
「シロルです」
「幸神教で大事な人で私が知らないような人はいないはずなんだけど………でもあの教皇がわざわざ大切な孫娘をこっちまでよこしてくるんだから相当だよね……一体誰なの?」
「私はルチアと申します。普通の人間ですよ。シロルが大袈裟に言っているだけですから」
「どう考えても普通じゃないんだけど……シロルちゃん、後でちゃんと説明しなさいね?じゃないと教皇に色々言わなくちゃけなくなるから」
「は、はい」
「とりあえずみんなゆっくりしていくといい、さすがにこの人数だと部屋が足りないが」
「それなら私達は道中はテントで寝てたから平気よ、できれば数日ここにいたいのだけれどいいかしら?」
「それくらいなら構わないよ」
と、いうことでしばらくジャックさんのところで色々と話を聞くことにした。
「どういうこともなにも言葉どおりだよ」
そういえば話にはでるけど、クロエさんのお父さん、つまり元勇者がどんな人かってまだまだ全然わかんないんだよね。
もしかしなくてもハーレム系主人公なのはわかった。まぁこの世界じゃ重婚とかハーレムとかはよくある話なのかもしれない。
それこそあの龍斗くんもハーレムだし………本人達がいいならいいのかな?
ル「人と人は愛し合うと言うものですが複数人でもそれがありえるのですね」
シ「幸神教でも結婚自体に制約は特になくて基本的に全員が幸せになるのか争いは起きないのかが重要視されてます。貴族の方とかとっても優秀な方とかは全然普通だと思います」
「そうなのか?ううむ、我は不誠実だと思うのだが………」
「ま、その辺の話は実際に聞いてみたら?クロエには聞く資格があると思うわよ」
英雄は色を好むって言葉もあるくらいだしね……うん、魔王に聖女、そしてこの人もなにかものすごい肩書きがあるのかな?
「まぁとにかく、私が案内してあげるからね、クロエちゃん。よく見るとやっぱり似てるね〜」
「気安く触れるな!」
「そういうツンケンしたところも似ててかわいいね〜」
「かわいいって言うなぁ!」
シャルロットさんはクロエさんを気に入ったみたいで、とてつもなくだる絡みをしだす
「あんまりしつこいと痛い目みるよ。あたし達だってクロエの仲間なんだから」
「ごめんごめん、そうだよね、ちょっと私意地悪しすぎちゃったね」
しばらくシャルロットさんについて行くと大きな家が見えてきた。
「あそこがお家だよ」
「ここにお父さんがいるのか」
家の周りで遊んでいる子供達が見えた。
あの子達はおそらくだけどクロエさんの義理の兄弟になるのかな?
「お前達〜!お父さんとお母さん知らない?」
「シャル姉ちゃんどしたのその人たち」
「わっ!こんなに人来たの初めて!」
「この人たちのことは後でゆっくり話すから、お父さんとお母さんが今どこにいるか教えなさい」
「家の中にいるよ、今日は珍しくお墓のみんなが大人しいみたいだから」
「てっきりシャル姉ちゃんも今日は来ないと思ってた」
「急なお客さんだからね、もちろん悪い人たちじゃないから安心してね」
一気に7人もおじゃましちゃってるからねしかも突然、ちょっと申し訳ない
シャルロットさんは家のドアを開けて中に入って行ってしまった。
「あんたらもおいで、あの人達は拒んだりしないから」
クロエさんは一番緊張していて、それにつられて私も緊張してきた。
「騒がしいと思ったらなんだ?シャルロット、その人達誰?」
「あなたのお客さんだよ、はい、この人がクロエちゃんのお父さんのジャックだよ」
「え?クロエ………クロエ!?」
2階から降りてきた男の人、ジャックさんが元勇者、そしてクロエさんのお父さんなんだろう
クロエさんはおずおずと顔を上げ、親子は対面する
「は、初めまして、わたしはクロエ・シャドウター、です。あの、お父さん……」
完全に借りてきた猫のようにしおらしくなってしまった。
「本っ当にすまなかった!」
そしてジャックさんは見事なまでの綺麗な土下座をした
「君にはとても可哀想なことをしたと思う、恨んでくれても構わないしなんならここで一発殴ってもらっても……」
「ちょちょちょっと待って!わたしは怒ってもないしお父さんを恨んでもないよ。ちゃんとお母さんのおかげで育ててもらったし、今だってこんなに沢山の仲間と一緒に楽しく旅できてるから、それでその、一度会ってみたくてここに来たの」
「そうか、そうだったのか。ありがとう、来てくれて、他の人はクロエの仲間なのか?」
「そう」
「え?何この人達、どうしたのあなた、こんなに女の子集めて……呆れたわ、これで何人目よ」
「ち、違うぞセリア、この人達は俺の娘とその仲間の人達で」
「え?娘!?あぁ、魔王のところの……あなたがクロエちゃんね、話は聞いてるよ」
「く、クロエです」
クロエさんが緊張でどうにかなってしまいそう
「あら、意外と大人しい子なのね?それとも緊張してるのかしら?別に怖がらなくてもあなたに罪はないんだから」
この聖母のような包容感がある女性、セリアさんがジャックさんの正妻なのだろう。
「感動の再会だね、それじゃあ積もる話もあると思うけど、私はそろそろ行くから」
そう言ってシャルロットさんは行ってしまった。
「そういえばシャルロットがお父さんの愛人だって言ってたんだけど、どういうこと?」
「あぁ、あの子はジャックの幼なじみで彼に囚われているゴーストなの。いつまでも現世に取り残されていたから仕方なくね。愛人と言ってもやましいことはしていないよ」
「そんなこと細かく教えなくても、クロエが混乱するだけだろう?」
うん、正直話についていけない。つまりあの人はもう死んでる人ってこと……だよね?
そうは見えなかったけど
「その、昔の話を聞かせて欲しい。わたしが産まれる前に何が起きてたのか、どうしてお母さんとも、その、したのかとか」
「あぁ、本じゃ語られてない部分も沢山あるからな」
「今でも鮮明に思い出せるわ。今はジェシカが聖女をしてるけどあの時の聖女時代も今思えばとっても大変だったなぁ」
「それはすまないことをしましたね」
「えっ?どうしてあなたが謝るんですか?」
「あっいえ、この方は幸神教にとっても大事な人でして!その責任者みたいな?そんな感じな人なのです」
「ん?この子は確か……教皇の孫の」
「シロルです」
「幸神教で大事な人で私が知らないような人はいないはずなんだけど………でもあの教皇がわざわざ大切な孫娘をこっちまでよこしてくるんだから相当だよね……一体誰なの?」
「私はルチアと申します。普通の人間ですよ。シロルが大袈裟に言っているだけですから」
「どう考えても普通じゃないんだけど……シロルちゃん、後でちゃんと説明しなさいね?じゃないと教皇に色々言わなくちゃけなくなるから」
「は、はい」
「とりあえずみんなゆっくりしていくといい、さすがにこの人数だと部屋が足りないが」
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