コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
楽しい旅って人それぞれですよね
聖都の観光もあらかた済ませ、目的のクロエさんのお父さんの居場所を探していたらなんやかんやでその情報と一緒に同行者が増えた
今日から危険地帯と言われる場所に向かう。
リ「でもいいんですか?これから行くところはあまり人がいないところですけど」
ルチアさんの目的は人間観察だからいきなりそれちゃうようなことだけど
ル「私の加護を受けた人間がいるのでしょう?なら尚更気になりますよ」
どうやらルチアさんも元聖女様に興味があるようだ。
シ「あのあの、色々と足を引っ張るかもしれませんがよろしくお願いします」
「気にしなくて大丈夫だよ。こう見えてあたし達はちゃんと強いから」
「我らは今まで色んな強大な魔物を倒してきたのだこの前なんかクラーケンも………」
シ「え!?クラーケンって海に現れて多くの人を苦しめたあの!それで何者かが倒したって聞いてたんですけど、もしかしてみなさんが!?」
「クロエ、あんま言っちゃダメよ?変に騒がれたら面倒だから」
幸い聖都からは出ていて旅人もあまり通らないような道を進んでいるので話は聞かれてないけどクラーケンのことはラキトピアの人達にとっても感謝されることだからね
変に祭り上げられても大変だから
シ「嘘ではないんですよね?本当にすごいです!みんなに変わってお礼を言います、ありがとうございます」
シロルちゃんは改めて私達に向き合っておじぎする。
テ「なかなかいい戦いでしたよね〜、また戦ってみたいです!」
リ「たまたま通り道の邪魔だっただけですよ」
シロルちゃんの目がキラキラして、私達に強い憧れをいだいていることが目に見えてわかる。
シ「あの、私、冒険譚を読むのが好きなんです。特に引退後に冒険者が書くような事実を少し大きな表現にした面白いのが好きで小さい頃からよく読んでました」
「わかるわ、冒険者の話って面白いわよね〜、それじゃあ私たちの話もしてあげようか」
シ「いいんですか!?ありがとうございます」
「さっきはあまり話すなといっていたくせに」
ル「それは私も気になりますね」
テ「私も皆さんの話もっと聞きたいです」
ということで野営をする時に私達のこれまでの冒険の話をすることにした。
そして日が傾いてきてもうすぐ落ちる頃
「そろそろ野営の準備をするわよ」
聖都から歩き始めて目的の場所までは結構な距離があるため道中にある宿場町にとりあえず目指している。
今日は町に着く前に日が暮れてしまうので野営することにした。
テントを取り出し、魔法で机やイスなどをどんどん作っていく
私達にとってはいつものことだけど、シロルちゃんはとても驚いていた。
シ「え!?え?あの、もっとこうその、大変だと思ってたんですけど」
リ「シロルちゃんはここに座って待っててください、今からごはんの用意をするので」
シ「あ、はい」
ルチアさんはそもそも人の常識を知らないので驚きはしなかったけど、興味深そうに私達を見ていた。
「さて、ここからが腕の見せどころね」
「うむ!」
料理も慣れたものでこの前狩った魔物の肉を剥ぎ取り、豪快に火で焼いていく
味付けをしつついい匂いと音を周りに撒き散らす
「こんなことしてたら魔物がよって来ちゃうよ?」
「大丈夫です、その時はテナちゃんが全部退治してくれることになってるので」
人数が増えたことでこうして野営中の料理でも周りの魔物を気にしなくてよくなった。
ちなみにテナちゃんの火属性魔法は加減が難しいらしく、料理にはあまり向いてない、火をおこす時はとっても助かるんだけどね
テ「やっぱり匂いに誘われますよね!私もおなかペコペコです」
案の定匂いに誘われた魔物はテナちゃんの手によって新たな食料となる。食べれないやつはそのまま焼ききる
リ「ということで出来ました!」
焼肉をメインにスープとパンを用意する。
シ「こ、こんな豪華な食事特別な時にしか食べたことありませんよ」
ル「これが人の食事というものですね」
ん〜、味付けがよくできてて美味しい
ルーナちゃんは黙々と、シロルちゃんは一口一口美味しさに驚きながら食べている。
リ「どうですか?ルチアさん、美味しいですか?」
ル「はい、とっても!ふむふむ、これが人の言う食欲というものですね。これは癖になります」
とっても気に入ってくれたようだ。ルチアさんがこんなに感情むき出しで喜んでるってことは相当よかったみたい。
食べ終わって寝る支度をする。
見張りは私達がやるからシロルちゃんとルチアさんは寝てもらう
シ「こ、こんなふかふかなところで寝れるんですか!?っていうかテントの中こんなに広かったんですね」
ル「私は寝なくてもいいのですが」
リ「人間には大事な欲求がいくつかあります。それはさっき体験した食欲の他にも睡眠欲というものがあります。眠る気持ちよさも体験してみてはどうでしょうか?」
ル「眠る気持ちよさ………わかりました。寝 寝てみたいと思います」
神様と一緒なので魔物がよって来ない、なんてこともなく普通に魔物は襲ってくるので見張りはする。
まぁでもラキトピアの魔物はほとんどが強くなく、簡単に倒せるものしかいないから今回は1人づつの見張りをすることになった。
「一番怖いのは魔物より人間なのだ。盗賊が現れる可能性はありえるからなにかあればすぐに呼ぶのだぞ?」
テ「わかりました!」
クロエさんがテナちゃんに見張りをする時の大事なことを教えていた。
テナちゃん一人でも全然強いから不安はないけど、初めて一人で見張りをするからちょっと心配
「リィアは一人で平気?」
「わ、私は平気ですよ!」
「いや、いっつも寂しいとか言ってあたしと一緒に見張りするじゃん」
「……べ、別に寂しくなんてないんですからね!これくらいは余裕ですから」
「この前みたいにお化けが………」
「それ以上私を脅かしたら怒りますよ」
「冗談冗談、それじゃあ頑張ってね」
確かに一人で見張りをするのは久しぶりだけどみんなと離れるわけじゃないし、ゆったりと星を眺めながら待てばいいからね
それに一人一人ならいっぱい寝れるし!
そんなこんなで一人の夜が始まった
今日から危険地帯と言われる場所に向かう。
リ「でもいいんですか?これから行くところはあまり人がいないところですけど」
ルチアさんの目的は人間観察だからいきなりそれちゃうようなことだけど
ル「私の加護を受けた人間がいるのでしょう?なら尚更気になりますよ」
どうやらルチアさんも元聖女様に興味があるようだ。
シ「あのあの、色々と足を引っ張るかもしれませんがよろしくお願いします」
「気にしなくて大丈夫だよ。こう見えてあたし達はちゃんと強いから」
「我らは今まで色んな強大な魔物を倒してきたのだこの前なんかクラーケンも………」
シ「え!?クラーケンって海に現れて多くの人を苦しめたあの!それで何者かが倒したって聞いてたんですけど、もしかしてみなさんが!?」
「クロエ、あんま言っちゃダメよ?変に騒がれたら面倒だから」
幸い聖都からは出ていて旅人もあまり通らないような道を進んでいるので話は聞かれてないけどクラーケンのことはラキトピアの人達にとっても感謝されることだからね
変に祭り上げられても大変だから
シ「嘘ではないんですよね?本当にすごいです!みんなに変わってお礼を言います、ありがとうございます」
シロルちゃんは改めて私達に向き合っておじぎする。
テ「なかなかいい戦いでしたよね〜、また戦ってみたいです!」
リ「たまたま通り道の邪魔だっただけですよ」
シロルちゃんの目がキラキラして、私達に強い憧れをいだいていることが目に見えてわかる。
シ「あの、私、冒険譚を読むのが好きなんです。特に引退後に冒険者が書くような事実を少し大きな表現にした面白いのが好きで小さい頃からよく読んでました」
「わかるわ、冒険者の話って面白いわよね〜、それじゃあ私たちの話もしてあげようか」
シ「いいんですか!?ありがとうございます」
「さっきはあまり話すなといっていたくせに」
ル「それは私も気になりますね」
テ「私も皆さんの話もっと聞きたいです」
ということで野営をする時に私達のこれまでの冒険の話をすることにした。
そして日が傾いてきてもうすぐ落ちる頃
「そろそろ野営の準備をするわよ」
聖都から歩き始めて目的の場所までは結構な距離があるため道中にある宿場町にとりあえず目指している。
今日は町に着く前に日が暮れてしまうので野営することにした。
テントを取り出し、魔法で机やイスなどをどんどん作っていく
私達にとってはいつものことだけど、シロルちゃんはとても驚いていた。
シ「え!?え?あの、もっとこうその、大変だと思ってたんですけど」
リ「シロルちゃんはここに座って待っててください、今からごはんの用意をするので」
シ「あ、はい」
ルチアさんはそもそも人の常識を知らないので驚きはしなかったけど、興味深そうに私達を見ていた。
「さて、ここからが腕の見せどころね」
「うむ!」
料理も慣れたものでこの前狩った魔物の肉を剥ぎ取り、豪快に火で焼いていく
味付けをしつついい匂いと音を周りに撒き散らす
「こんなことしてたら魔物がよって来ちゃうよ?」
「大丈夫です、その時はテナちゃんが全部退治してくれることになってるので」
人数が増えたことでこうして野営中の料理でも周りの魔物を気にしなくてよくなった。
ちなみにテナちゃんの火属性魔法は加減が難しいらしく、料理にはあまり向いてない、火をおこす時はとっても助かるんだけどね
テ「やっぱり匂いに誘われますよね!私もおなかペコペコです」
案の定匂いに誘われた魔物はテナちゃんの手によって新たな食料となる。食べれないやつはそのまま焼ききる
リ「ということで出来ました!」
焼肉をメインにスープとパンを用意する。
シ「こ、こんな豪華な食事特別な時にしか食べたことありませんよ」
ル「これが人の食事というものですね」
ん〜、味付けがよくできてて美味しい
ルーナちゃんは黙々と、シロルちゃんは一口一口美味しさに驚きながら食べている。
リ「どうですか?ルチアさん、美味しいですか?」
ル「はい、とっても!ふむふむ、これが人の言う食欲というものですね。これは癖になります」
とっても気に入ってくれたようだ。ルチアさんがこんなに感情むき出しで喜んでるってことは相当よかったみたい。
食べ終わって寝る支度をする。
見張りは私達がやるからシロルちゃんとルチアさんは寝てもらう
シ「こ、こんなふかふかなところで寝れるんですか!?っていうかテントの中こんなに広かったんですね」
ル「私は寝なくてもいいのですが」
リ「人間には大事な欲求がいくつかあります。それはさっき体験した食欲の他にも睡眠欲というものがあります。眠る気持ちよさも体験してみてはどうでしょうか?」
ル「眠る気持ちよさ………わかりました。寝 寝てみたいと思います」
神様と一緒なので魔物がよって来ない、なんてこともなく普通に魔物は襲ってくるので見張りはする。
まぁでもラキトピアの魔物はほとんどが強くなく、簡単に倒せるものしかいないから今回は1人づつの見張りをすることになった。
「一番怖いのは魔物より人間なのだ。盗賊が現れる可能性はありえるからなにかあればすぐに呼ぶのだぞ?」
テ「わかりました!」
クロエさんがテナちゃんに見張りをする時の大事なことを教えていた。
テナちゃん一人でも全然強いから不安はないけど、初めて一人で見張りをするからちょっと心配
「リィアは一人で平気?」
「わ、私は平気ですよ!」
「いや、いっつも寂しいとか言ってあたしと一緒に見張りするじゃん」
「……べ、別に寂しくなんてないんですからね!これくらいは余裕ですから」
「この前みたいにお化けが………」
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