コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
出発は準備が終わってからですよ?
翌日、宿にシロルがやってきた。
「き、今日からお世話になります!よろしくお願いします!」
「本当にこの子を預かるの?大丈夫?」
「この子のことは私に任せてください。みなさんはあまり気にしなくてもいいですから」
シロルちゃんのことはルチアさんに任せるっていうことだけど、生活面とかは2人とも私達がお世話をするつもりだ。
大司教から結構な量のお金を渡されているらしく、金銭面で問題は起きないと思う。
「一緒に行動するならそうもいかないのだ。まぁラキトピアはあまり強い魔物もいないから平気なのだ」
「話には聞いてましたけど、本当にエルフと魔族の方……なんですね」
シロルちゃんはまじまじとサーティアさんとテナちゃんを見る
「そんなに珍しいんですか?確かに私みたいなドラゴニュートは珍しいと思うんですけど」
「はい、ラキトピアで他種族の人がいるのは珍しいですね。私は初めて見ました」
まるで私が最初にサーティアさん達に会った時のような反応をしている。
「我も一応魔族なのだが……」
「あ、え?そうなんですか!?気づきませんでした」
クロエさんはパッと見魔族だってわかりづらいからね。
「それじゃあ基本は同じ行動だけど、シロルのことはルチアに任せて色々見に行ったりしていいんだね?」
「はい!私はルチア様について行くことを頼まれたので!」
私、ルーナちゃん、サーティアさん、クロエさん、テナちゃん、ルチアさんとシロルちゃんの大人数パーティとなったが、シロルちゃんは戦い自体が出来ないとの事……ルチアさんがどれくらい戦えるかはわからないけど、神様なら死なないだろうし、きっと強いからシロルちゃんを任せても大丈夫だと思う。
テ「シロルちゃんは聖都に詳しいですか?」
シ「う〜ん、私はあんまり街に出歩くことも許されなかったので詳しくないです。今回初めて聖都から出るんですよ!こうして一人で宿に行くのにも途中までついてきてもらってました」
教皇の孫だけあって過保護なんだね。
「そういえば、教皇の孫が聖女になる訳でもないのね」
聖女の基準とかには詳しくないからなんとなく世襲制かと思ってたけど、ジェシカさんもその前の聖女も教皇と関係ない……のかな?ジェシカさんのことをそんなに知らなそうだったし姉妹ではなさそうだから。
シ「私もよくわかりませんが聖女になる方は特別な力が与えられるそうです。身分も出生も関係なく年頃の女の子が急に聖女になったこともあるそうですよ」
へぇ〜
ル「実際適当に聖女の役割を与えていますからね。たまたま親子で力を与えることもありますが」
リ「あ、そういうの答えるんですね」
シ「えっ!?なんでルチア様が……?も、も、もしかしてディーダム様やおじい様が言ってた大切なお方って」
「よくそれでひっそりと人間観察をしようと考えたのだ……バレバレなのだ」
シ「か、神様!?ですか!?」
ル「神ではなくて普通の人間です………ロミスがこんな依代にするからすぐにバレてしまいますね。シロル、崇拝してくれるのはとても嬉しいですがここでは一人の人間として扱ってくださいね?」
シ「あ、え、あ、はい!」
まだ頭の中の整理が終わらないシロルちゃんはとりあえずルチアさんの言うことに返事をする。
「言っておくけど、目立つようなことはしちゃダメよ?特にこの国じゃ面倒なことがおきかねないから」
ル「わかっていますが……シロルや皆さんのことを見ると不安ですね」
この先大丈夫なのかな
リ「そういえば次の目的は元聖女様の居場所に行くで合ってますよね?」
「そうね、この前話したダンジョンよりもここから近いから先に向かうわ」
「道中の魔物はそんなに強くはないと思うが噂ではみんな危険な場所というのだ、警戒しながらゆくぞ」
「ま、今のあたし達ならクラーケンも倒せちゃうんだし、大丈夫でしょ!」
テ「ですね!あ、そうだ、私の背中に乗ってひとっ飛びしますか?森とか山があってもすぐに飛び越えられますよ」
シ「ひとっ飛びってどういうことですか!?」
「やめとくのだ」
「こんな人の多いところじゃ目立つわよ、シロルの修行の一環でもあるんでしょ?なら純粋に楽しい旅にしてあげるわよ」
シ「あ、ありがとうございます!」
「とはいえ出発は今日じゃないわよ?まだ聖都での観光とか次の場所への準備とか出来てないから」
シ「え!?そうなんですか?」
ル「そうだったんですか?」
2人とも旅に出る気満々だったんだね。
海の街サインズで食料とかは沢山買ってあるけど、聖都に来る途中で食べたり村の人に少しご馳走したりしたからあんまりないんだよね。
てことでしばらくは聖都に滞在して準備が終わってから出発ということになった。
リ「食料は確か売ってないんですよねここ、しばらくは残りで何とかして近くの街とかで買い出ししますか?それとも魔物を討伐してお肉を手に入れますか?」
ここ聖都では食料が完全に配給制になってるため、気軽に食料の買い物が出来ない。売ってるのは旅人や冒険者用の携帯保存食くらいだ。
「そういえばこの前ギルドの依頼ボードを見た時に食料になる魔物の情報を見たのだ。それを狩るのはどうだ?」
「いいね!たまには狩りをするっていうのも」
テ「私も張り切って狩りをします!久しぶりなので楽しみです!」
「私達は食料調達の狩りに行ってくるけどルチアとシロルは適当に過ごしていいわよ」
リ「一応大事にならないよう気をつけてくださいね」
ル「わかりました」
シ「は、はい!」
「き、今日からお世話になります!よろしくお願いします!」
「本当にこの子を預かるの?大丈夫?」
「この子のことは私に任せてください。みなさんはあまり気にしなくてもいいですから」
シロルちゃんのことはルチアさんに任せるっていうことだけど、生活面とかは2人とも私達がお世話をするつもりだ。
大司教から結構な量のお金を渡されているらしく、金銭面で問題は起きないと思う。
「一緒に行動するならそうもいかないのだ。まぁラキトピアはあまり強い魔物もいないから平気なのだ」
「話には聞いてましたけど、本当にエルフと魔族の方……なんですね」
シロルちゃんはまじまじとサーティアさんとテナちゃんを見る
「そんなに珍しいんですか?確かに私みたいなドラゴニュートは珍しいと思うんですけど」
「はい、ラキトピアで他種族の人がいるのは珍しいですね。私は初めて見ました」
まるで私が最初にサーティアさん達に会った時のような反応をしている。
「我も一応魔族なのだが……」
「あ、え?そうなんですか!?気づきませんでした」
クロエさんはパッと見魔族だってわかりづらいからね。
「それじゃあ基本は同じ行動だけど、シロルのことはルチアに任せて色々見に行ったりしていいんだね?」
「はい!私はルチア様について行くことを頼まれたので!」
私、ルーナちゃん、サーティアさん、クロエさん、テナちゃん、ルチアさんとシロルちゃんの大人数パーティとなったが、シロルちゃんは戦い自体が出来ないとの事……ルチアさんがどれくらい戦えるかはわからないけど、神様なら死なないだろうし、きっと強いからシロルちゃんを任せても大丈夫だと思う。
テ「シロルちゃんは聖都に詳しいですか?」
シ「う〜ん、私はあんまり街に出歩くことも許されなかったので詳しくないです。今回初めて聖都から出るんですよ!こうして一人で宿に行くのにも途中までついてきてもらってました」
教皇の孫だけあって過保護なんだね。
「そういえば、教皇の孫が聖女になる訳でもないのね」
聖女の基準とかには詳しくないからなんとなく世襲制かと思ってたけど、ジェシカさんもその前の聖女も教皇と関係ない……のかな?ジェシカさんのことをそんなに知らなそうだったし姉妹ではなさそうだから。
シ「私もよくわかりませんが聖女になる方は特別な力が与えられるそうです。身分も出生も関係なく年頃の女の子が急に聖女になったこともあるそうですよ」
へぇ〜
ル「実際適当に聖女の役割を与えていますからね。たまたま親子で力を与えることもありますが」
リ「あ、そういうの答えるんですね」
シ「えっ!?なんでルチア様が……?も、も、もしかしてディーダム様やおじい様が言ってた大切なお方って」
「よくそれでひっそりと人間観察をしようと考えたのだ……バレバレなのだ」
シ「か、神様!?ですか!?」
ル「神ではなくて普通の人間です………ロミスがこんな依代にするからすぐにバレてしまいますね。シロル、崇拝してくれるのはとても嬉しいですがここでは一人の人間として扱ってくださいね?」
シ「あ、え、あ、はい!」
まだ頭の中の整理が終わらないシロルちゃんはとりあえずルチアさんの言うことに返事をする。
「言っておくけど、目立つようなことはしちゃダメよ?特にこの国じゃ面倒なことがおきかねないから」
ル「わかっていますが……シロルや皆さんのことを見ると不安ですね」
この先大丈夫なのかな
リ「そういえば次の目的は元聖女様の居場所に行くで合ってますよね?」
「そうね、この前話したダンジョンよりもここから近いから先に向かうわ」
「道中の魔物はそんなに強くはないと思うが噂ではみんな危険な場所というのだ、警戒しながらゆくぞ」
「ま、今のあたし達ならクラーケンも倒せちゃうんだし、大丈夫でしょ!」
テ「ですね!あ、そうだ、私の背中に乗ってひとっ飛びしますか?森とか山があってもすぐに飛び越えられますよ」
シ「ひとっ飛びってどういうことですか!?」
「やめとくのだ」
「こんな人の多いところじゃ目立つわよ、シロルの修行の一環でもあるんでしょ?なら純粋に楽しい旅にしてあげるわよ」
シ「あ、ありがとうございます!」
「とはいえ出発は今日じゃないわよ?まだ聖都での観光とか次の場所への準備とか出来てないから」
シ「え!?そうなんですか?」
ル「そうだったんですか?」
2人とも旅に出る気満々だったんだね。
海の街サインズで食料とかは沢山買ってあるけど、聖都に来る途中で食べたり村の人に少しご馳走したりしたからあんまりないんだよね。
てことでしばらくは聖都に滞在して準備が終わってから出発ということになった。
リ「食料は確か売ってないんですよねここ、しばらくは残りで何とかして近くの街とかで買い出ししますか?それとも魔物を討伐してお肉を手に入れますか?」
ここ聖都では食料が完全に配給制になってるため、気軽に食料の買い物が出来ない。売ってるのは旅人や冒険者用の携帯保存食くらいだ。
「そういえばこの前ギルドの依頼ボードを見た時に食料になる魔物の情報を見たのだ。それを狩るのはどうだ?」
「いいね!たまには狩りをするっていうのも」
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