コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
神様がついてくるそうです
幸い宿の部屋だったので誰にも見られていないけど、騒ぎになりかねない。
「ちょっ!何してるんですか!」
「やっぱりロミス、あなたなんですね。最初は気づきませんでしたが……まぁそれはいいとしてどういうことか説明してもらいますよ。いきなりこんなことになるなんて」
「ごめんごめん、ハピネがそんなに正直だと思わなくて!あはは〜面白かった」
「私は怒ってるんですよ?」
「まぁまぁ、近くで一番の信者を見れるんだからいいじゃん女神様って感じがしていいと思うんだけど?」
「私はひっそりと人間達を観察したいのです、わざわざ偶像崇拝されるために来たわけではありませんよ」
「だってハピネがあんなに演技下手だと思わなかったんだもん。私は普通の人間ですなんて普通の人は言わないよ」
「うっ……こういうのは苦手なんですよ。まぁ幸いロミスとロミスの眷属に会えたのでよかったです」
神様同士の会話はよくわからないけど、みんなびっくりしすぎて固まってる。
「ね、ねぇリィア、あれって神様?」
「そうですね」
「探知魔法ではそれほどまでの力は感じないのだが………?」
「あれがリィア達の神様ね?妖精みたいだけど」
「おぉ〜なんかすごいです」
しばらく神様同士の会話が続いて、ロミス様が私の元に戻ってきた。
(ごめんねリィアちゃん、やっぱりハピネの面倒を見てもらうことになったから、よろしくね?)
神様同士の会話の結果、私達が幸神教の神ハピネ様の面倒を見ることになった。
(ま、ここにいる間だけだから。それにここにいるハピネは神様的な力はほとんど使えないから安心してね)
多分私やルーナちゃんみたいなものと思っていいのだろう。
「そういうことで、これからよろしくお願いします」
「わ、わかったわ……わかりました?」
「口調はそのままでいいですよ。あなた方は幸神教ではないみたいですし、私はここではただの人間なので」
「ふん、正直に言って幸神は我らが邪神の敵なのだ。あまり気乗りしないのだ」
「それを言うとそこの2人の神であるロミスもかつては私と敵対していたんですよ。それに、とっておきの邪神の話もできますよ」
「それは気になるのだ!!」
上手いことクロエさんも言いくるめ、この国にいる間同行することが決定した。
ま、その前に教皇様のところに挨拶死に行かなくちゃなんだけどね。
今日は3人部屋を2つにして、サーティア、クロエ、テナとリィア、ルーナ、ルチアに別れた。
「人間の感覚というものはどれも新鮮です。あれが美味しいというんですね」
ルチアさんは宿のご飯を食べてご満悦のようだ。
「人には大きな欲求がいくつかありますからね。食べる他にも寝ることや褒められるなど、色んな気持ちいいことがありますよ」
「神様だからなんでも知ってるとかそういう訳じゃないんだね」
「そうですよ。むしろ神だからこそほとんど何も出来ないのです。私やロミスなど力のある神ならまだしも数多くいる神の中のほとんどは何も出来ない精神体なんです」
へぇ〜、神様って不安定な存在なんだね。いわゆる精霊というのは神様のことを言ったりすることもあるってロミス様も言ってたっけ?
私達の出会ったことある精霊は他の神様の眷属だったけど
「ついて行くって言っても、あたし達は目的地があってそれまでに観光したり冒険したりするだけだよ?」
「それでいいんです。あなた方がこの地を離れる時に私はどこかに定住するつもりですから」
「あの、どうしてこの世界に降りてきたんですか?」
なにか不穏なことでもあるのかな?
「ロミスに感化されて私も信者の生活とかが気になったんです、幸福の神として実際に人間の生活に触れられればもっとできることがわかるかもしれないと思いました」
「すごい信者のことを考えられてるんですね」
「私は全然ダメな神様です。幸神教を信仰すれば幸せになれるなんてことはありません、昔は頑張って色々やってみたが全て裏目に出てしまって、今は慎重になりすぎて何もしてやれてないんです」
「神様でも弱音をはくことがあるんだね。それこそ人間らしいと思うよ」
「そう、ですか?」
「だって、人は誰しも幸福を求めるものだもん、でも求める人は大体今に満足してないだけ、神様が気に病むほど人は弱くないよ。それにこうして神様が一生懸命に頑張ってくれてることを知ったら信者も喜ぶと思うし」
神様を励ますルーナちゃん
「ふふ、あなたの方が神様に向いてますね」
「そ、そんなことないけど」
「ロミスによく似ています」
「あたしが?」
確かに、前にロミス様の姿を見た時はルーナちゃんに雰囲気が似ていた。というか親子っぽい。
「あなたもロミスの眷属でしょう?あの神は眷属にはとことん優しいからよかったですね」
「あたしはまだ神様とかよくわかってないんだけど」
「眷属でも盲信しているわけではないんですね」
「そういえばどうしてルチアさんはハピネじゃなくてルチアって名乗ってるんですか?」
ロミス様との会話ではハピネって呼ばれてたし、本当に幸神教の神様で間違えないんだろうけど
「ハピネなんて名乗ったらひっそりと人間観察なんて出来ないですし、最悪信じられなくて殺されてしまいます。ルチアという名は異界の言葉で幸福という意味を持つらしいですよ。ロミスが言ってました」
へぇ〜、そうなんだ。確かに、神様がそのまま名乗ってたら大騒ぎになっちゃうね。
「ルチアさんにはあたし達見たいな眷属とかいないの?あ、でも聖女がいるよね、聖女は神の御加護があるって聞いたことあるよ」
「聖女はあくまでも加護だけです。人より力を与えてはいますが本当の意味で心が綺麗な人にしかあげませんし、少しでも悪用したら加護はなくなります。一応眷属は作ったことはあるんですよ……これ、ロミスには内緒なんですけど」
多分この会話ロミス様に聞かれてるけど、あいや、私の中だと私の心しか読めないのかもしれない
こうして、ルチアさんが一時的に仲間になった。
まさかの神様が仲間になるなんて……どんなけ強いのかも気になるところだね
「ちょっ!何してるんですか!」
「やっぱりロミス、あなたなんですね。最初は気づきませんでしたが……まぁそれはいいとしてどういうことか説明してもらいますよ。いきなりこんなことになるなんて」
「ごめんごめん、ハピネがそんなに正直だと思わなくて!あはは〜面白かった」
「私は怒ってるんですよ?」
「まぁまぁ、近くで一番の信者を見れるんだからいいじゃん女神様って感じがしていいと思うんだけど?」
「私はひっそりと人間達を観察したいのです、わざわざ偶像崇拝されるために来たわけではありませんよ」
「だってハピネがあんなに演技下手だと思わなかったんだもん。私は普通の人間ですなんて普通の人は言わないよ」
「うっ……こういうのは苦手なんですよ。まぁ幸いロミスとロミスの眷属に会えたのでよかったです」
神様同士の会話はよくわからないけど、みんなびっくりしすぎて固まってる。
「ね、ねぇリィア、あれって神様?」
「そうですね」
「探知魔法ではそれほどまでの力は感じないのだが………?」
「あれがリィア達の神様ね?妖精みたいだけど」
「おぉ〜なんかすごいです」
しばらく神様同士の会話が続いて、ロミス様が私の元に戻ってきた。
(ごめんねリィアちゃん、やっぱりハピネの面倒を見てもらうことになったから、よろしくね?)
神様同士の会話の結果、私達が幸神教の神ハピネ様の面倒を見ることになった。
(ま、ここにいる間だけだから。それにここにいるハピネは神様的な力はほとんど使えないから安心してね)
多分私やルーナちゃんみたいなものと思っていいのだろう。
「そういうことで、これからよろしくお願いします」
「わ、わかったわ……わかりました?」
「口調はそのままでいいですよ。あなた方は幸神教ではないみたいですし、私はここではただの人間なので」
「ふん、正直に言って幸神は我らが邪神の敵なのだ。あまり気乗りしないのだ」
「それを言うとそこの2人の神であるロミスもかつては私と敵対していたんですよ。それに、とっておきの邪神の話もできますよ」
「それは気になるのだ!!」
上手いことクロエさんも言いくるめ、この国にいる間同行することが決定した。
ま、その前に教皇様のところに挨拶死に行かなくちゃなんだけどね。
今日は3人部屋を2つにして、サーティア、クロエ、テナとリィア、ルーナ、ルチアに別れた。
「人間の感覚というものはどれも新鮮です。あれが美味しいというんですね」
ルチアさんは宿のご飯を食べてご満悦のようだ。
「人には大きな欲求がいくつかありますからね。食べる他にも寝ることや褒められるなど、色んな気持ちいいことがありますよ」
「神様だからなんでも知ってるとかそういう訳じゃないんだね」
「そうですよ。むしろ神だからこそほとんど何も出来ないのです。私やロミスなど力のある神ならまだしも数多くいる神の中のほとんどは何も出来ない精神体なんです」
へぇ〜、神様って不安定な存在なんだね。いわゆる精霊というのは神様のことを言ったりすることもあるってロミス様も言ってたっけ?
私達の出会ったことある精霊は他の神様の眷属だったけど
「ついて行くって言っても、あたし達は目的地があってそれまでに観光したり冒険したりするだけだよ?」
「それでいいんです。あなた方がこの地を離れる時に私はどこかに定住するつもりですから」
「あの、どうしてこの世界に降りてきたんですか?」
なにか不穏なことでもあるのかな?
「ロミスに感化されて私も信者の生活とかが気になったんです、幸福の神として実際に人間の生活に触れられればもっとできることがわかるかもしれないと思いました」
「すごい信者のことを考えられてるんですね」
「私は全然ダメな神様です。幸神教を信仰すれば幸せになれるなんてことはありません、昔は頑張って色々やってみたが全て裏目に出てしまって、今は慎重になりすぎて何もしてやれてないんです」
「神様でも弱音をはくことがあるんだね。それこそ人間らしいと思うよ」
「そう、ですか?」
「だって、人は誰しも幸福を求めるものだもん、でも求める人は大体今に満足してないだけ、神様が気に病むほど人は弱くないよ。それにこうして神様が一生懸命に頑張ってくれてることを知ったら信者も喜ぶと思うし」
神様を励ますルーナちゃん
「ふふ、あなたの方が神様に向いてますね」
「そ、そんなことないけど」
「ロミスによく似ています」
「あたしが?」
確かに、前にロミス様の姿を見た時はルーナちゃんに雰囲気が似ていた。というか親子っぽい。
「あなたもロミスの眷属でしょう?あの神は眷属にはとことん優しいからよかったですね」
「あたしはまだ神様とかよくわかってないんだけど」
「眷属でも盲信しているわけではないんですね」
「そういえばどうしてルチアさんはハピネじゃなくてルチアって名乗ってるんですか?」
ロミス様との会話ではハピネって呼ばれてたし、本当に幸神教の神様で間違えないんだろうけど
「ハピネなんて名乗ったらひっそりと人間観察なんて出来ないですし、最悪信じられなくて殺されてしまいます。ルチアという名は異界の言葉で幸福という意味を持つらしいですよ。ロミスが言ってました」
へぇ〜、そうなんだ。確かに、神様がそのまま名乗ってたら大騒ぎになっちゃうね。
「ルチアさんにはあたし達見たいな眷属とかいないの?あ、でも聖女がいるよね、聖女は神の御加護があるって聞いたことあるよ」
「聖女はあくまでも加護だけです。人より力を与えてはいますが本当の意味で心が綺麗な人にしかあげませんし、少しでも悪用したら加護はなくなります。一応眷属は作ったことはあるんですよ……これ、ロミスには内緒なんですけど」
多分この会話ロミス様に聞かれてるけど、あいや、私の中だと私の心しか読めないのかもしれない
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