コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
色んなお店をまわります!(聖都編)
ギルドの用事と今後の予定を何となく決め、私達は改めて街を歩く。
「まずは服装を変えましょうよ!せっかくですし!」
ラキトピアならではの服があれば着てみたい。
「そうね」
「うっ……服屋は嫌なのだ」
「この前の水着もそうだけどあたし達沢山服を買いすぎてる気がするんだけど」
そんなことは知ったことじゃない!だってだってせっかくみんなかわいいのにかわいい服着ないともったいないから。
それに荷物は私の無尽蔵のバッグがあるし、私服だってたまに着たりするし
と、そんなことを思ってるとテナちゃんが
「私は服がなくてもいいと思いますけどね〜、だっておかしいと思いませんか?ドラゴンとかはみんな服を着ないのにわざわざ面倒なことをするなんて」
「服は自分を着飾ることができる大事なものなんです!クロエさんもルーナちゃんもテナちゃんもかわいい服を来たらそんな考えは一切できなくなりますからね!」
こうなったらとびっきりかわいいコーディネートをしてあげないと!
なんなら貴族用のメイクのお店に行って本格的にしようかな?
「リィア、やりすぎちゃダメよ?」
「今の私は誰にも止められません!」
服屋さんに着くと店員さんが出迎えてくれる。
ここはグイグイ来ることはなく挨拶だけしてすぐに離れてしまった。
多分頼られ待ちで自由に選べる店なのだろう。
よし!今回は私が選ぶようにしよう。
幸神教の服が多いけど、普通の服もちゃんとある。
「わ、私外で待ってま………」
「逃げちゃダメですよ?」
「は、はい」
テナちゃんが逃げようとしていたのですかさず手を掴む。
「今日のリィアは気合いが違うね」
「ちょっと怖いのだ」
「ここは大人しくするしかないわね」
まずは幸神教の衣装を一人ずつ用意する。
白を基調として全体的にヒラヒラしている。
所々に黄色も入っていて光に当たったら反射しそうだ。
一般の幸神教徒はこういう服を着ているみたいだけど、聖職者は確かまた違った服を着ていた。
どうせならそっちの服も着てみたいけど、あれは制服みたいなものだから市販では売ってないのかな?
この辺りは気温が高いということもあり涼しめな服が多くおいてある。
いかにもサーティアさんが喜びそうな服だけど、サーティアさんにはこの前の罰ゲームの時にもあった清楚めな服を選ぶ。
機能性を完全に無視してかわいさ全振りだ。
クロエさんは逆に肩が出るくらいの露出の服を選ぶ。
「な、なんで我がこっちなのだ!?」
「え?私またそういう感じなの?」
私はお嬢様な雰囲気を大切にしたシンプルなデザインを、ルーナちゃんもお揃いにする。
テナちゃんは動きやすそうな足がでるような服にする。
「我ながら完璧なコーディネート………」
「リィアとおそろい、だね」
「わ〜!これなら動きやすくていいですね!」
有無を言わさず購入してそのまま着てもらう。今日はせっかくだからオシャレしたまま聖都をまわることにした。
幸神教の服はまた今度着ることになるかもしれないから一応買っておいた。
「次はアクセサリーを見に行きましょうよ!」
「いいや、次は魔道具屋を見るのだ!」
せっかくだからアクセとかリボンとかの装飾品を見てみたかったけど、まぁ魔道具にもそれっぽいのがあるからいいか。
「わかりました、魔道具屋さんに行きましょう!」
魔道具屋さんは家電屋みたいなものから魔導書、魔法に関連する装備など色んなものが売っていて、規模によっても品揃えは変わってくる。
聖都の魔道具屋さんはなかなかの大きさで、期待できそうだった。
「それじゃあしばらくしたらまた入口集合で、それまでは自由に見てまわるわよ」
「行くぞテナ、魔道具について色々教えてやるのだ」
「ありがとうございます!クロエお姉ちゃん」
クロエさんとテナちゃんはさっさと行ってしまった
「私は一人でゆっくり見てるからリィアとルーナは2人で楽しんで来ていいわよ」
「ありがとう、サーティア。行こ?リィア」
最近のルーナちゃんの正妻感がものすごい……
「は、はい!」
私はルーナちゃんの手を取ってお店の中に入る。
見た事のある魔道具が多いけど、中には用途の分からない魔道具もあった。
「これはなんでしょう?」
「なんだろうね」
この魔道具の説明を見ると、一定距離までだけだが、離れたところで意思疎通ができる魔道具らしい
意思疎通って、単純に話すことができるわけじゃないんだね。
しかも一定距離だからあんまり遠いとできないっていう………
「あたし達にはいらないね」
「……そうですね」
「こっちは魔法のアクセサリーがありますよ」
お互いの魔力を込めた魔石の指輪があるから買わなくてもいいんだけど、見るだけでも楽しい。
ちなみに綺麗だったら買うつもりでもある。
「ん〜まぁでも宝石とかじゃないから本格的なのはあんまりないね」
実用面も見た目もよかったら値段もものすごいことになってるだろうね。そういうのは普通に売ってないだろうし
「ま、まぁ私達結構国の偉い人と知り合いだから本当に見たかったらその人達に頼んでみましょ」
王国なら王女のユーリちゃん、魔国なら魔王のエミリーさん、ヴァレンなら我らがサーティアさん、連合国では、特にないか……帝国なら皇女ネフィス様と皇太子のキッドくんとも知り合いだからね!
ここラキトピアでも一応聖女のジェシカさんやその仲間とも面識ある。
私達ってもしかしなくてもすごい人たちと会ってきてるね?
「あ、見てください、これ幸神教のやつですよ」
幸神教のシンボルである星芒形のネックレスがあった。
これは壊すと回復魔法の役割を果たすらしい。
「へ〜、これピンチの時に便利だね」
「人気商品らしいですよ。買って起きますか?」
「ねぇリィア、服屋さんでも思ったんだけど、幸神教のものを買っていいの?その、あたし達は幸神教じゃないでしょ?」
「私は一神教の考えを持ってません。この世界には沢山の神様がいると思ってます。もちろん一番に信仰しているのはロミス様ですけど、他の神様を否定しているわけでもありませんから。それにここは幸神教の国なので記念に買ってるだけですよ」
「そっか、まぁそうだよね。いちいち神様を否定してたら争いになっちゃうもんね」
一神教が悪いとかそういうことではないけど、この世界に来て色んな神様の話を神様から聞いてるからそう考えられないだけなんだよね。
脅かされる存在ならまだわからなくはないけど、そうじゃないならわざわざ否定する気にもならない。
しばらくお店を回って改めてみんなで集まった。
「クロエさん、その手に持っているのはなんですか?」
「ふふふ、よく聞いてくれたのだ!これは画期的な魔道具、音を保存する魔道具なのだ!」
「すごいんですよ、喋ったことを記録してこの魔道具が喋ってくれるんです」
録音機みたいだね。
「すごいですね!え、それ買ったんですか?」
「買ったのだ、そんなに高くもなかったのだ」
「そんなのどこで役に立つのよ」
「きっとどこかで役に立つのだ!」
「えぇ〜、決めてなかったの?」
クロエさんが録音機を買って、次のお店へ行くことにした。
「その前に!お昼食べよ!」
ルーナちゃんの一声でお昼を食べることにした。
「まずは服装を変えましょうよ!せっかくですし!」
ラキトピアならではの服があれば着てみたい。
「そうね」
「うっ……服屋は嫌なのだ」
「この前の水着もそうだけどあたし達沢山服を買いすぎてる気がするんだけど」
そんなことは知ったことじゃない!だってだってせっかくみんなかわいいのにかわいい服着ないともったいないから。
それに荷物は私の無尽蔵のバッグがあるし、私服だってたまに着たりするし
と、そんなことを思ってるとテナちゃんが
「私は服がなくてもいいと思いますけどね〜、だっておかしいと思いませんか?ドラゴンとかはみんな服を着ないのにわざわざ面倒なことをするなんて」
「服は自分を着飾ることができる大事なものなんです!クロエさんもルーナちゃんもテナちゃんもかわいい服を来たらそんな考えは一切できなくなりますからね!」
こうなったらとびっきりかわいいコーディネートをしてあげないと!
なんなら貴族用のメイクのお店に行って本格的にしようかな?
「リィア、やりすぎちゃダメよ?」
「今の私は誰にも止められません!」
服屋さんに着くと店員さんが出迎えてくれる。
ここはグイグイ来ることはなく挨拶だけしてすぐに離れてしまった。
多分頼られ待ちで自由に選べる店なのだろう。
よし!今回は私が選ぶようにしよう。
幸神教の服が多いけど、普通の服もちゃんとある。
「わ、私外で待ってま………」
「逃げちゃダメですよ?」
「は、はい」
テナちゃんが逃げようとしていたのですかさず手を掴む。
「今日のリィアは気合いが違うね」
「ちょっと怖いのだ」
「ここは大人しくするしかないわね」
まずは幸神教の衣装を一人ずつ用意する。
白を基調として全体的にヒラヒラしている。
所々に黄色も入っていて光に当たったら反射しそうだ。
一般の幸神教徒はこういう服を着ているみたいだけど、聖職者は確かまた違った服を着ていた。
どうせならそっちの服も着てみたいけど、あれは制服みたいなものだから市販では売ってないのかな?
この辺りは気温が高いということもあり涼しめな服が多くおいてある。
いかにもサーティアさんが喜びそうな服だけど、サーティアさんにはこの前の罰ゲームの時にもあった清楚めな服を選ぶ。
機能性を完全に無視してかわいさ全振りだ。
クロエさんは逆に肩が出るくらいの露出の服を選ぶ。
「な、なんで我がこっちなのだ!?」
「え?私またそういう感じなの?」
私はお嬢様な雰囲気を大切にしたシンプルなデザインを、ルーナちゃんもお揃いにする。
テナちゃんは動きやすそうな足がでるような服にする。
「我ながら完璧なコーディネート………」
「リィアとおそろい、だね」
「わ〜!これなら動きやすくていいですね!」
有無を言わさず購入してそのまま着てもらう。今日はせっかくだからオシャレしたまま聖都をまわることにした。
幸神教の服はまた今度着ることになるかもしれないから一応買っておいた。
「次はアクセサリーを見に行きましょうよ!」
「いいや、次は魔道具屋を見るのだ!」
せっかくだからアクセとかリボンとかの装飾品を見てみたかったけど、まぁ魔道具にもそれっぽいのがあるからいいか。
「わかりました、魔道具屋さんに行きましょう!」
魔道具屋さんは家電屋みたいなものから魔導書、魔法に関連する装備など色んなものが売っていて、規模によっても品揃えは変わってくる。
聖都の魔道具屋さんはなかなかの大きさで、期待できそうだった。
「それじゃあしばらくしたらまた入口集合で、それまでは自由に見てまわるわよ」
「行くぞテナ、魔道具について色々教えてやるのだ」
「ありがとうございます!クロエお姉ちゃん」
クロエさんとテナちゃんはさっさと行ってしまった
「私は一人でゆっくり見てるからリィアとルーナは2人で楽しんで来ていいわよ」
「ありがとう、サーティア。行こ?リィア」
最近のルーナちゃんの正妻感がものすごい……
「は、はい!」
私はルーナちゃんの手を取ってお店の中に入る。
見た事のある魔道具が多いけど、中には用途の分からない魔道具もあった。
「これはなんでしょう?」
「なんだろうね」
この魔道具の説明を見ると、一定距離までだけだが、離れたところで意思疎通ができる魔道具らしい
意思疎通って、単純に話すことができるわけじゃないんだね。
しかも一定距離だからあんまり遠いとできないっていう………
「あたし達にはいらないね」
「……そうですね」
「こっちは魔法のアクセサリーがありますよ」
お互いの魔力を込めた魔石の指輪があるから買わなくてもいいんだけど、見るだけでも楽しい。
ちなみに綺麗だったら買うつもりでもある。
「ん〜まぁでも宝石とかじゃないから本格的なのはあんまりないね」
実用面も見た目もよかったら値段もものすごいことになってるだろうね。そういうのは普通に売ってないだろうし
「ま、まぁ私達結構国の偉い人と知り合いだから本当に見たかったらその人達に頼んでみましょ」
王国なら王女のユーリちゃん、魔国なら魔王のエミリーさん、ヴァレンなら我らがサーティアさん、連合国では、特にないか……帝国なら皇女ネフィス様と皇太子のキッドくんとも知り合いだからね!
ここラキトピアでも一応聖女のジェシカさんやその仲間とも面識ある。
私達ってもしかしなくてもすごい人たちと会ってきてるね?
「あ、見てください、これ幸神教のやつですよ」
幸神教のシンボルである星芒形のネックレスがあった。
これは壊すと回復魔法の役割を果たすらしい。
「へ〜、これピンチの時に便利だね」
「人気商品らしいですよ。買って起きますか?」
「ねぇリィア、服屋さんでも思ったんだけど、幸神教のものを買っていいの?その、あたし達は幸神教じゃないでしょ?」
「私は一神教の考えを持ってません。この世界には沢山の神様がいると思ってます。もちろん一番に信仰しているのはロミス様ですけど、他の神様を否定しているわけでもありませんから。それにここは幸神教の国なので記念に買ってるだけですよ」
「そっか、まぁそうだよね。いちいち神様を否定してたら争いになっちゃうもんね」
一神教が悪いとかそういうことではないけど、この世界に来て色んな神様の話を神様から聞いてるからそう考えられないだけなんだよね。
脅かされる存在ならまだわからなくはないけど、そうじゃないならわざわざ否定する気にもならない。
しばらくお店を回って改めてみんなで集まった。
「クロエさん、その手に持っているのはなんですか?」
「ふふふ、よく聞いてくれたのだ!これは画期的な魔道具、音を保存する魔道具なのだ!」
「すごいんですよ、喋ったことを記録してこの魔道具が喋ってくれるんです」
録音機みたいだね。
「すごいですね!え、それ買ったんですか?」
「買ったのだ、そんなに高くもなかったのだ」
「そんなのどこで役に立つのよ」
「きっとどこかで役に立つのだ!」
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