コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
クラーケンのこれから
私はそのまま回復魔法を使う。
「全快せよ!フルヒール!!」
ついつい力が有り余って張り切りすぎたかもしれない。
「リィアちゃんこれどうするの?まさか他の神の眷属と契約するなんて思わなかったよ」
「これが私の選択です。このまま野放しなんて絶対できません。かといって殺すというのも海の神様の言葉を聞いてやめました。と、言うことで暴れることができない姿にしました」
「あの地龍の時もそうだったけど、血の契約は強力だから扱いには気をつけて欲しいんだけど……まぁリィアちゃんがいいならいいか」
そう言ってロミス様は私の中に戻ってしまった。
私は単純に人の姿になれば扱いやすいかなって思ったからしたんだけど、変化の呪いって思ったよりも大変な事なのかな?
ちなみにレーズンの時と全く同じで、元に戻るためには愛する人からのキスが必要となる。
まぁ愛にも色々あるからね。レーズンの場合だとキッドくんとか私とかでも呪いは解けるんじゃないかな?
まぁこのクラーケンには反省してもらう。
私はそのままクラーケン(人の姿)を抱き抱えてみんなの元へと飛ぶ。
「リィア!えっと、色々説明してくれるよね?」
「あはは………もちろんです」
「その子はもしかしなくてもクラーケンなのよね?」
「そうです。私が呪いをかけて変化させました」
「でも、どうしてそんなことしたんですか?あんなに弱ってたならトドメをさせたのに」
「倒さなかった理由も含めて話すので今はギルドに帰りましょう。……あれ?クロエさんはどうしたんですか?」
「クロエならぐっすりよ。全然目を覚まさないわ」
クロエさんが起きたら説明することにしよう。
きっとクロエさん起きたらびっくりするんだろなぁ。
起きたらクラーケンのことが解決してるんだもん。
今回1番活躍してくれたから今はゆっくり休んでもらおう。
「リィアのその姿で帰るの?」
「あ、忘れてました。あの、私は透明になってるのでなんとか私のことは誤魔化しておいてください!」
そうだよ!私天使の姿になってるから街に戻れないじゃん!
「あとは私に任せなさい。これでも私が勝利の星達のリーダーなんだから」
戦闘以外のところでもサーティアさんは頼もしい。
やっぱり私達にはサーティアさんが必要不可欠だ。
「私、今回活躍できましたか?」
「そりゃあもうテナのおかげで何度助けられたか、あたしだけじゃあんなに攻撃できなかったし、テナは十分活躍したよ」
「それならよかったです!!それで、結局クラーケンは倒したってことになるんですよね?」
「はい、一応。これからこの子をどうするかは考え中です」
レーズンみたいに面倒見るのもあれだからなぁ……かといってこのまま殺すことはできないし本当のことは話せないし………
クラーケンの処遇を考えながらギルドへと戻った。
私はまだ天使の状態だから事情説明とかは明日にする
任意に状態を変えられたらいいんだけど、魔力の解放だからかダメらしい。
もうすっかり日が落ち、暗くなった。
「戻ったわ」
「無事にもどったか!それで、クラーケンは………」
「それについては明日詳しく話すわ。とりあえず今はクラーケンを倒したとだけ言っておくわね。今はみんな疲れてるから、それでいいかしら?」
「本当にたおした……のか?」
ギルドの人達は私達の報告を聞いて信じられないという表情で硬直してしまった。
「嘘ついてどうするのよ」
「ほんとうに……私達、助かったんですね。ありがとうございます。ありがとうございます」
「一体どうやって倒したんだ?あんな化け物」
「明日話すわ」
質問攻めにされる前にギルドで使わせてもらってる部屋に入る。
クラーケンの報告で驚きすぎて私が居ないことやクロエさんが倒れてたり人型のクラーケンがいることは突っ込まれなかったみたい。
もしくは私のことをクラーケン(人型)だと思ったとか?
まぁ私の血を使ってるだけあって人型のクラーケンは私に似てるんだけど、全然色合いとか違うし……まぁ変に疑われるよりいいけどね?
「ふぁ〜、あたしもう眠い、あとお腹空いた」
戦闘の疲れでみんなヘトヘトだった。
クロエさんはまだ目覚めそうにないし、私も魔力を大量に消費したせいでクタクタだ。
「軽く何か食べてみんなで寝ましょうか」
「ねぇリィア、この子どうするの?逃げ出したりしないかしら?」
「あ〜、じゃあ部屋から出られないようにしときますか」
一応逃げないために手足を縛っておく。
クラーケンも目覚めてないから多分逃げることはないと思うんだよね。
それに、テナと違って人間の身体に慣れてないから思うように動けないと思うし
レーズンは結構慣れるの早かったけど、まぁ海の生物だし
クラーケンを倒した達成感と疲労により、いつもよりも気持ちいい睡眠をとることができた。
次の日、外の騒がしさで目が覚めた。
いつもよりも遅い目覚めだけど、相変わらずサーティアさんが早かった。
「おはようリィア」
「お、目が覚めたのだな」
なんと、珍しくクロエさんも起きていた。
昨日先に寝てたから今日は早かったのかな?
「外が騒がしいようですけど、なにかあったんですか?」
「これからクロエと一緒に見に行くところよ。リィアも一緒に行く?」
「はい!」
もうすっかり天使モードは解けているので急いで着替えてクロエさんとサーティアさんと一緒に外の様子を見に行く。
様子を聞こうと思ったけど、ギルドの人達は中に居ないみたいで仕方なく外に出ることにした。
「全然人がいないわって、それは昨日から変わってないわね」
「あっちの方から人の声がするのだ」
声のする方へ向かうと、大勢の人の前にラキナさんが立ってなにか喋っていた。
「なにしてるんだろう?あの人」
「全快せよ!フルヒール!!」
ついつい力が有り余って張り切りすぎたかもしれない。
「リィアちゃんこれどうするの?まさか他の神の眷属と契約するなんて思わなかったよ」
「これが私の選択です。このまま野放しなんて絶対できません。かといって殺すというのも海の神様の言葉を聞いてやめました。と、言うことで暴れることができない姿にしました」
「あの地龍の時もそうだったけど、血の契約は強力だから扱いには気をつけて欲しいんだけど……まぁリィアちゃんがいいならいいか」
そう言ってロミス様は私の中に戻ってしまった。
私は単純に人の姿になれば扱いやすいかなって思ったからしたんだけど、変化の呪いって思ったよりも大変な事なのかな?
ちなみにレーズンの時と全く同じで、元に戻るためには愛する人からのキスが必要となる。
まぁ愛にも色々あるからね。レーズンの場合だとキッドくんとか私とかでも呪いは解けるんじゃないかな?
まぁこのクラーケンには反省してもらう。
私はそのままクラーケン(人の姿)を抱き抱えてみんなの元へと飛ぶ。
「リィア!えっと、色々説明してくれるよね?」
「あはは………もちろんです」
「その子はもしかしなくてもクラーケンなのよね?」
「そうです。私が呪いをかけて変化させました」
「でも、どうしてそんなことしたんですか?あんなに弱ってたならトドメをさせたのに」
「倒さなかった理由も含めて話すので今はギルドに帰りましょう。……あれ?クロエさんはどうしたんですか?」
「クロエならぐっすりよ。全然目を覚まさないわ」
クロエさんが起きたら説明することにしよう。
きっとクロエさん起きたらびっくりするんだろなぁ。
起きたらクラーケンのことが解決してるんだもん。
今回1番活躍してくれたから今はゆっくり休んでもらおう。
「リィアのその姿で帰るの?」
「あ、忘れてました。あの、私は透明になってるのでなんとか私のことは誤魔化しておいてください!」
そうだよ!私天使の姿になってるから街に戻れないじゃん!
「あとは私に任せなさい。これでも私が勝利の星達のリーダーなんだから」
戦闘以外のところでもサーティアさんは頼もしい。
やっぱり私達にはサーティアさんが必要不可欠だ。
「私、今回活躍できましたか?」
「そりゃあもうテナのおかげで何度助けられたか、あたしだけじゃあんなに攻撃できなかったし、テナは十分活躍したよ」
「それならよかったです!!それで、結局クラーケンは倒したってことになるんですよね?」
「はい、一応。これからこの子をどうするかは考え中です」
レーズンみたいに面倒見るのもあれだからなぁ……かといってこのまま殺すことはできないし本当のことは話せないし………
クラーケンの処遇を考えながらギルドへと戻った。
私はまだ天使の状態だから事情説明とかは明日にする
任意に状態を変えられたらいいんだけど、魔力の解放だからかダメらしい。
もうすっかり日が落ち、暗くなった。
「戻ったわ」
「無事にもどったか!それで、クラーケンは………」
「それについては明日詳しく話すわ。とりあえず今はクラーケンを倒したとだけ言っておくわね。今はみんな疲れてるから、それでいいかしら?」
「本当にたおした……のか?」
ギルドの人達は私達の報告を聞いて信じられないという表情で硬直してしまった。
「嘘ついてどうするのよ」
「ほんとうに……私達、助かったんですね。ありがとうございます。ありがとうございます」
「一体どうやって倒したんだ?あんな化け物」
「明日話すわ」
質問攻めにされる前にギルドで使わせてもらってる部屋に入る。
クラーケンの報告で驚きすぎて私が居ないことやクロエさんが倒れてたり人型のクラーケンがいることは突っ込まれなかったみたい。
もしくは私のことをクラーケン(人型)だと思ったとか?
まぁ私の血を使ってるだけあって人型のクラーケンは私に似てるんだけど、全然色合いとか違うし……まぁ変に疑われるよりいいけどね?
「ふぁ〜、あたしもう眠い、あとお腹空いた」
戦闘の疲れでみんなヘトヘトだった。
クロエさんはまだ目覚めそうにないし、私も魔力を大量に消費したせいでクタクタだ。
「軽く何か食べてみんなで寝ましょうか」
「ねぇリィア、この子どうするの?逃げ出したりしないかしら?」
「あ〜、じゃあ部屋から出られないようにしときますか」
一応逃げないために手足を縛っておく。
クラーケンも目覚めてないから多分逃げることはないと思うんだよね。
それに、テナと違って人間の身体に慣れてないから思うように動けないと思うし
レーズンは結構慣れるの早かったけど、まぁ海の生物だし
クラーケンを倒した達成感と疲労により、いつもよりも気持ちいい睡眠をとることができた。
次の日、外の騒がしさで目が覚めた。
いつもよりも遅い目覚めだけど、相変わらずサーティアさんが早かった。
「おはようリィア」
「お、目が覚めたのだな」
なんと、珍しくクロエさんも起きていた。
昨日先に寝てたから今日は早かったのかな?
「外が騒がしいようですけど、なにかあったんですか?」
「これからクロエと一緒に見に行くところよ。リィアも一緒に行く?」
「はい!」
もうすっかり天使モードは解けているので急いで着替えてクロエさんとサーティアさんと一緒に外の様子を見に行く。
様子を聞こうと思ったけど、ギルドの人達は中に居ないみたいで仕方なく外に出ることにした。
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