コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
結局はあの方法で
クロエさんとルーナちゃんが見つけた謎の塔を調べるために手分けして手がかりを探す。
周りに魔物が居ないみたいだから最悪塔の中に入れなくてもここでゆっくり休めそうだ。
「私はちょっと空の方を見てきます」
テナちゃんは透明な塔を飛びながら見てみることにしたみたい。
クロエさんとルーナちゃんは魔法陣を探しながら周りを探索している。
「私が足でまといよね………魔法わかんないから」
「そんなことないですよサーティアさん!サーティアさんはいつも私達のためになってるじゃないですか!それじゃあ私達はどちらかと言うと物理的に調べて見ましょう?」
「どうやるの?」
「簡単です。この塔の入口を見つけるのです」
私は透明な塔に手を当てて形を調べる。
思ってたよりざらざらというか石積み?みたいな感じだね
「地味ね……でも案外簡単に見つかるかもしれないわよね」
そもそも中が空洞かどうかも怪しいけど、さすがに単純に積まれたわけではないだろうからね。
もちろんだけど、近くに村などの人里もない。
完全に人も魔物もいない……まるで聖域のような場所だ。
でもロミス様が知らないって言ってるから神様関係ではなさそうなんだよね。
神が関係してなくてこんなにすごいことをするやつって言ったら?
「転生者の可能性もあるかもしれないね」
「あ、リィア!ちょっとこっち来て欲しいんだけど!」
サーティアさんが大声で呼んでくる。
サーティアさんは私と反対方向に手探りをしていたんだけど、なにか見つけたのかな?
サーティアさんの方に行くと……
「扉!?今までこんなもの無かったのに!」
「いや、なんか触ってたら違和感があって、押し込んだら扉が……」
てっきり魔法の暗号とか特別な道具がいるとかで結局ゴリ押ししかないね〜となると思ってたんだけどまさか普通に扉があるとは思わないじゃん
ちなみにだけど、反対側から見ると透明だけど、扉側を見るとちゃんと見える。
扉以外は相変わらず透明だ。
「すごいですよサーティアさん!お手柄です!」
しばらくしてみんなももどってくる。
「そっちはどうでした?」
「特に怪しいものはなかったのだ。やはり塔の中に装置があるのだろうな」
「あたしもそう思う」
「上の方には残念ながら何も……頂上に乗ってみたら不思議な感じでした。あ、えと、特に変なものはありませんでしたよ」
もしかしたら塔の頂上になにかあるかもと思ったけど、なかったか
「こっちは大収穫でしたよ!見てください!」
「扉なのだ!?」
「すごい!どうやって見つけたの?」
「適当に触ってたらなんか出てきたわ!」
「思ったより原始的でしたね」
「いやいや、サーティアさんの注意力のおかげですよ!」
「早速中に入ってみるのだ!!」
「罠とかがあるかもしれないのでここは私が………うっ……ふー!ダメです、全然ビクともしません」
やっぱりだけど普通に開くことはなさそうだね。
「どこかに鍵がある訳でもなさそうなのだが……」
「やっぱり魔法で閉ざされてるのかな?」
「私が力いっぱいに開けてみましょうか?」
私も結構力をいれたんだけどなぁ……魔法で閉じてるなら合言葉とか鍵となる特別な道具が必要だろうし
「そうですね!こういう時は案外力づくでどうにかなりますから」
ということで思いっきり引っ張ったり押したりしたけどビクともせず、炎などの魔法も効かず、、中に入る手段はなかった。
「あーもーこうなったら最終手段です」
そろそろ面倒になってきたので最終兵器を使う。
「皆さん危ないので絶対近づかないでくださいね」
私は剣を抜いて特定の動きをする。
ロミス様直伝の隠しコマンドだ。
「これを使えばどんなに硬い扉でもこのとおり!プリンのように切れます!!」
私はやりすぎないように丁寧に扉を切る
さっきまでビクともしなかったのが嘘のように簡単に切れていく
これが神の力………ほんとにチート!ずるい!
「これを建てた人が可哀想なのだ」
「リィア………」
「いや、まぁ、その……いいと思うわ」
「リィアさんすごい!」
3人とも少し微妙な反応だけど、テナちゃんだけは素直に褒めてくれた。
「だって皆さんも気になりますよね!テナちゃんありがとう、気に入らないなら入らなくていいです〜、テナちゃんと一緒に探索するので!」
「いや、そうは言ってないのだ!もし貴重な物だったら大きな損害になるなぁとか本当に良かったのかとか色々頭によぎったが……」
「クロエ、正直すぎるわよ」
「ま、まぁもう開けちゃったものはしょうがないし入ろうよ」
まったく、せっかく開けてあげたのに……
今のところ塔からの反応はない。相変わらず透明な魔法とかは持続してるし、罠みたいなのもないみたいだ。
「ここまで来て反応がないってことはやっぱり人は居ない……わよね?」
中は魔法の明かりが灯されていて、意外と明るい。
さすがに中に入ると透明にはなってないみたいだ。
触った時の感覚をそのまま見えるようにしたような石造りの塔だ。
相当昔に建てられたのかな?
「階段が上にも下にも続いてるね」
「とりあえず上から行くのだ」
「私、先に見てきます!!」
そう言ってテナちゃんは駆け上がって行ってしまった。
「私、心配なので見てきます」
何があるがわからないから私もテナちゃんのあとをついて行く。
「リィアさん、競走ですね!どっちが先に1番上まで行くか」
「違うよ、テナちゃんが心配だから」
心配してたけど、特に罠もなく一番上までたどり着いた。
「本当に階段しかなかった」
「見てください、なにかありますよ」
塔の上の方には部屋があった。
「また扉ですね。今度は鍵がかかってないといいんですけど………あっ、よかった、普通に開きますね」
テナちゃんがなんの躊躇もなく扉を開く。
「ちょっ、テナちゃん?」
中は真っ暗で何も見えない……魔法で部屋を明るくする。
「すごい、本が沢山ですね」
本棚が沢山あってその中にびっしりと分厚い本が入っていた。
「ん〜、私にはよくわからないです」
私も1冊取り出して中を見てみるけど、何がなんだかわからない
「うわっ、なんなのだここは」
「すごい本が沢山」
「どうしてこんなところにあるのかしら?」
ん〜、まだまだ謎が広がるばかりだね
周りに魔物が居ないみたいだから最悪塔の中に入れなくてもここでゆっくり休めそうだ。
「私はちょっと空の方を見てきます」
テナちゃんは透明な塔を飛びながら見てみることにしたみたい。
クロエさんとルーナちゃんは魔法陣を探しながら周りを探索している。
「私が足でまといよね………魔法わかんないから」
「そんなことないですよサーティアさん!サーティアさんはいつも私達のためになってるじゃないですか!それじゃあ私達はどちらかと言うと物理的に調べて見ましょう?」
「どうやるの?」
「簡単です。この塔の入口を見つけるのです」
私は透明な塔に手を当てて形を調べる。
思ってたよりざらざらというか石積み?みたいな感じだね
「地味ね……でも案外簡単に見つかるかもしれないわよね」
そもそも中が空洞かどうかも怪しいけど、さすがに単純に積まれたわけではないだろうからね。
もちろんだけど、近くに村などの人里もない。
完全に人も魔物もいない……まるで聖域のような場所だ。
でもロミス様が知らないって言ってるから神様関係ではなさそうなんだよね。
神が関係してなくてこんなにすごいことをするやつって言ったら?
「転生者の可能性もあるかもしれないね」
「あ、リィア!ちょっとこっち来て欲しいんだけど!」
サーティアさんが大声で呼んでくる。
サーティアさんは私と反対方向に手探りをしていたんだけど、なにか見つけたのかな?
サーティアさんの方に行くと……
「扉!?今までこんなもの無かったのに!」
「いや、なんか触ってたら違和感があって、押し込んだら扉が……」
てっきり魔法の暗号とか特別な道具がいるとかで結局ゴリ押ししかないね〜となると思ってたんだけどまさか普通に扉があるとは思わないじゃん
ちなみにだけど、反対側から見ると透明だけど、扉側を見るとちゃんと見える。
扉以外は相変わらず透明だ。
「すごいですよサーティアさん!お手柄です!」
しばらくしてみんなももどってくる。
「そっちはどうでした?」
「特に怪しいものはなかったのだ。やはり塔の中に装置があるのだろうな」
「あたしもそう思う」
「上の方には残念ながら何も……頂上に乗ってみたら不思議な感じでした。あ、えと、特に変なものはありませんでしたよ」
もしかしたら塔の頂上になにかあるかもと思ったけど、なかったか
「こっちは大収穫でしたよ!見てください!」
「扉なのだ!?」
「すごい!どうやって見つけたの?」
「適当に触ってたらなんか出てきたわ!」
「思ったより原始的でしたね」
「いやいや、サーティアさんの注意力のおかげですよ!」
「早速中に入ってみるのだ!!」
「罠とかがあるかもしれないのでここは私が………うっ……ふー!ダメです、全然ビクともしません」
やっぱりだけど普通に開くことはなさそうだね。
「どこかに鍵がある訳でもなさそうなのだが……」
「やっぱり魔法で閉ざされてるのかな?」
「私が力いっぱいに開けてみましょうか?」
私も結構力をいれたんだけどなぁ……魔法で閉じてるなら合言葉とか鍵となる特別な道具が必要だろうし
「そうですね!こういう時は案外力づくでどうにかなりますから」
ということで思いっきり引っ張ったり押したりしたけどビクともせず、炎などの魔法も効かず、、中に入る手段はなかった。
「あーもーこうなったら最終手段です」
そろそろ面倒になってきたので最終兵器を使う。
「皆さん危ないので絶対近づかないでくださいね」
私は剣を抜いて特定の動きをする。
ロミス様直伝の隠しコマンドだ。
「これを使えばどんなに硬い扉でもこのとおり!プリンのように切れます!!」
私はやりすぎないように丁寧に扉を切る
さっきまでビクともしなかったのが嘘のように簡単に切れていく
これが神の力………ほんとにチート!ずるい!
「これを建てた人が可哀想なのだ」
「リィア………」
「いや、まぁ、その……いいと思うわ」
「リィアさんすごい!」
3人とも少し微妙な反応だけど、テナちゃんだけは素直に褒めてくれた。
「だって皆さんも気になりますよね!テナちゃんありがとう、気に入らないなら入らなくていいです〜、テナちゃんと一緒に探索するので!」
「いや、そうは言ってないのだ!もし貴重な物だったら大きな損害になるなぁとか本当に良かったのかとか色々頭によぎったが……」
「クロエ、正直すぎるわよ」
「ま、まぁもう開けちゃったものはしょうがないし入ろうよ」
まったく、せっかく開けてあげたのに……
今のところ塔からの反応はない。相変わらず透明な魔法とかは持続してるし、罠みたいなのもないみたいだ。
「ここまで来て反応がないってことはやっぱり人は居ない……わよね?」
中は魔法の明かりが灯されていて、意外と明るい。
さすがに中に入ると透明にはなってないみたいだ。
触った時の感覚をそのまま見えるようにしたような石造りの塔だ。
相当昔に建てられたのかな?
「階段が上にも下にも続いてるね」
「とりあえず上から行くのだ」
「私、先に見てきます!!」
そう言ってテナちゃんは駆け上がって行ってしまった。
「私、心配なので見てきます」
何があるがわからないから私もテナちゃんのあとをついて行く。
「リィアさん、競走ですね!どっちが先に1番上まで行くか」
「違うよ、テナちゃんが心配だから」
心配してたけど、特に罠もなく一番上までたどり着いた。
「本当に階段しかなかった」
「見てください、なにかありますよ」
塔の上の方には部屋があった。
「また扉ですね。今度は鍵がかかってないといいんですけど………あっ、よかった、普通に開きますね」
テナちゃんがなんの躊躇もなく扉を開く。
「ちょっ、テナちゃん?」
中は真っ暗で何も見えない……魔法で部屋を明るくする。
「すごい、本が沢山ですね」
本棚が沢山あってその中にびっしりと分厚い本が入っていた。
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