コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
謎の塔
結局テナちゃんの力を借りて移動は基本的に飛んで進んだ。
とはいっても速さはだいぶおさえていて乗ってる私たちが疲れすぎないようにしている。
夜は地上に降りて魔法で周りを固めながら順番で見張りをしながら休むことにした。
魔物は多いけど、強力な魔物はあまりいないのが幸いして多少現れてもすぐに対処できたり、そもそもよってこなかったりした。
「はぁ〜、回復魔法ってほんとに便利よね〜疲労感がこんなにもすっきりするなんて」
「はい!飛んだあとの脱力感もなくなりますし!無限に動けそうですよ!」
「我々が特別なだけなのだ。回復魔法は普通そんなに万能ではないのだ。つまりリィアとルーナが異常というわけなのだ」
「否定はしないけどもっと言い方ってものがあるでしょ?あたしにとってはみんなの方がすごいと思うけどね?」
「私も………」
「「「リィアは別格だから」」」
私もみんなのこと褒めようと思ったのに………
そんなこんなで順調に進んでいく。食料や水などは蓄えや現地調達ができるので問題ないただちょっと娯楽が足りなくて移動中は退屈してることが多い。
そんな時
「ん?あそこ、なにか変なのだ」
クロエさんが何もないところを指さす
「どうしたんですか?」
「よく見るのだ」
「………あ!ほんとだ、なんかある」
「ん?なにかあるの?わからないんだけど」
「私もちょっとわからないです」
「テナ!ちょっと降りてみるのだ!!」
クロエさんが飛んでるテナちゃんに声をかけて地上に降りてもらう。
「どうしたんですか?」
「あそこになにかあるのだ。ダークランス!!」
クロエさんが何も無い空間に攻撃魔法を放つ。
「消えました!」
まるで魔法が打ち消されたように消える。
「やっぱりなんかあったんだ」
「クロエとルーナよくわかったわね」
「テナちゃんは気づいてた?」
「私もわかんなかったです」
探知魔法で探っても特に魔力を感じることもないけど、よく見ると蜃気楼みたいに空間に歪みのようなものがあった。
こんな近くじゃないとわからないようなものよく空の上から見えたね
「簡単なことなのだ、上から見れば不自然に植物があったのだ」
「そうそう、なんか切り抜かれたみたいになってたし、それに、低い雲がある場所を避けるように通ってたし」
「あとはリィアの透明にする魔法を見ていたからというのもあるのだ。恐らくこれもその類のものなのだ」
「それで?どうするのよ。こんな魔法で隠されたもの」
「もちろん調べるのだ!」
クロエさんは嬉々として透明なものの方に向かう。
私の使ってるステルス魔法と同じなら光を曲げて背景と同化させてるはず………つまり見えないだけで姿形はそのまま残ってるはず
あとクロエさんの魔法が消滅したってことは防御の魔法もかかってる?
あとずっとこの状態ってことは魔法陣とかがあるのかな?
ん〜、今までこんな魔法を沢山使った建物見たことない、、なんなら入るには転移魔法が必須とかもありそうだよね。
もしかして古代人の遺跡とか?昔にはすっごい魔法の文明があったとか………?
気になる
「休めるところだったらここで休みたい……ずっとあるってことは中は安全そうみたいだし」
「そうね。誰か人がいるかもしれないから調べるのがよさそうね」
「私も手伝います!!」
ということでみんなで透明な建物らしきものを調べることにした。
「ふむ、魔法は無効、実体はあるが硬い……大きさも結構なものなのだ」
「透明だけど近くまで来たら結構違和感あるよね」
「元々この辺りは魔物しかいないのだ、魔族はもちろん、人もいない。近づかれる想定はされていないみたいなのだ」
「魔法を解くのはどうでしょうか!こういうのはきっと魔法陣とか魔石とかを使った装置があると思うんですよ。もしくは………強行手段もありますけど」
周りにはなさそうだし、あっても隠されてそうだけど
「そもそもこの中に人がいるなら呼べばいいんじゃないんですか?私なら大きな声を出せますよ!」
テナちゃんは純粋な心を持ってるよ………確かに、それで開けてもらえる可能性も無くはない
「そんなことをしたらもし人がいて気づいてもらえても警戒されてむしろ追い返されるのだ!」
「それもそうですね」
かといって勝手に入ろうとするのもどうかと思うけど、好奇心と私達の安全を天秤にかけてやめる気はない。
「わざわざこんな場所に建てるってどういう目的なのかしら?」
人気のないところに隠れてしかも厳重にしている……隠れて研究してるとってもすごい魔法使いとか?
「なにかの封印とかの可能性もあるの?ほら、外からも中からも何も出来ないようになってたらそうともとれるんじゃない?入口がないなら出口もないってことだし」
確かに、勝手に出る時は何かしらの方法があると思ってたけど、そもそもそういう風に作られてないかもしれない。
ますますこの建物の謎が広がった。
「それも含めて入ってみれば分かるのだ。魔物に警戒しながらリィアの言っていた魔法装置を探すか他に入口を探すのだ」
建物の周辺を探索する。
別に周りに森があるとかそういうわけでもなく、ところどころ植物が生い茂ってる程度だから見晴らしがいい。
隠すとしたら地面の中だよね。
探知魔法を使いながら不自然なところがないかを探してるけど、みんなの反応以外は特に感じない。
今思ったけど、この辺りには魔物が居ないみたいだ。
魔法、物理耐性以外にも色々魔法がかけてありそうだね。
(ロミス様!あの、聞きたいことがあるんですけど)
(どうしたの?)
いつも困ったら頼ってしまってるけど、もしかしなくても私って神様に頼りすぎ…?
(リィアちゃんならいつでも頼っていいんだからね?そもそもリィアちゃんの中にいる私はリィアちゃんと交流するために作った存在だから遠慮はいらないよ)
あ、そうなんだね
(それでは遠慮なく、、あれなんですか?)
私は透明の塔……久しぶりにダジャレになったから思わず笑いそうになったけど、透明の塔を指さす。
(あ〜ごめんなさいわからないなぁ)
ロミス様でもわからないかぁ
(さすがに全知全能とかじゃないからね。魔法については詳しいけど、それは何となくリィアちゃんもわかってるんでしょ?あの建物の正体とかは知らないよ)
(なるほど、答えてくれてありがとうございます)
せっかくだから頑張って正体を暴きたいね!
とはいっても速さはだいぶおさえていて乗ってる私たちが疲れすぎないようにしている。
夜は地上に降りて魔法で周りを固めながら順番で見張りをしながら休むことにした。
魔物は多いけど、強力な魔物はあまりいないのが幸いして多少現れてもすぐに対処できたり、そもそもよってこなかったりした。
「はぁ〜、回復魔法ってほんとに便利よね〜疲労感がこんなにもすっきりするなんて」
「はい!飛んだあとの脱力感もなくなりますし!無限に動けそうですよ!」
「我々が特別なだけなのだ。回復魔法は普通そんなに万能ではないのだ。つまりリィアとルーナが異常というわけなのだ」
「否定はしないけどもっと言い方ってものがあるでしょ?あたしにとってはみんなの方がすごいと思うけどね?」
「私も………」
「「「リィアは別格だから」」」
私もみんなのこと褒めようと思ったのに………
そんなこんなで順調に進んでいく。食料や水などは蓄えや現地調達ができるので問題ないただちょっと娯楽が足りなくて移動中は退屈してることが多い。
そんな時
「ん?あそこ、なにか変なのだ」
クロエさんが何もないところを指さす
「どうしたんですか?」
「よく見るのだ」
「………あ!ほんとだ、なんかある」
「ん?なにかあるの?わからないんだけど」
「私もちょっとわからないです」
「テナ!ちょっと降りてみるのだ!!」
クロエさんが飛んでるテナちゃんに声をかけて地上に降りてもらう。
「どうしたんですか?」
「あそこになにかあるのだ。ダークランス!!」
クロエさんが何も無い空間に攻撃魔法を放つ。
「消えました!」
まるで魔法が打ち消されたように消える。
「やっぱりなんかあったんだ」
「クロエとルーナよくわかったわね」
「テナちゃんは気づいてた?」
「私もわかんなかったです」
探知魔法で探っても特に魔力を感じることもないけど、よく見ると蜃気楼みたいに空間に歪みのようなものがあった。
こんな近くじゃないとわからないようなものよく空の上から見えたね
「簡単なことなのだ、上から見れば不自然に植物があったのだ」
「そうそう、なんか切り抜かれたみたいになってたし、それに、低い雲がある場所を避けるように通ってたし」
「あとはリィアの透明にする魔法を見ていたからというのもあるのだ。恐らくこれもその類のものなのだ」
「それで?どうするのよ。こんな魔法で隠されたもの」
「もちろん調べるのだ!」
クロエさんは嬉々として透明なものの方に向かう。
私の使ってるステルス魔法と同じなら光を曲げて背景と同化させてるはず………つまり見えないだけで姿形はそのまま残ってるはず
あとクロエさんの魔法が消滅したってことは防御の魔法もかかってる?
あとずっとこの状態ってことは魔法陣とかがあるのかな?
ん〜、今までこんな魔法を沢山使った建物見たことない、、なんなら入るには転移魔法が必須とかもありそうだよね。
もしかして古代人の遺跡とか?昔にはすっごい魔法の文明があったとか………?
気になる
「休めるところだったらここで休みたい……ずっとあるってことは中は安全そうみたいだし」
「そうね。誰か人がいるかもしれないから調べるのがよさそうね」
「私も手伝います!!」
ということでみんなで透明な建物らしきものを調べることにした。
「ふむ、魔法は無効、実体はあるが硬い……大きさも結構なものなのだ」
「透明だけど近くまで来たら結構違和感あるよね」
「元々この辺りは魔物しかいないのだ、魔族はもちろん、人もいない。近づかれる想定はされていないみたいなのだ」
「魔法を解くのはどうでしょうか!こういうのはきっと魔法陣とか魔石とかを使った装置があると思うんですよ。もしくは………強行手段もありますけど」
周りにはなさそうだし、あっても隠されてそうだけど
「そもそもこの中に人がいるなら呼べばいいんじゃないんですか?私なら大きな声を出せますよ!」
テナちゃんは純粋な心を持ってるよ………確かに、それで開けてもらえる可能性も無くはない
「そんなことをしたらもし人がいて気づいてもらえても警戒されてむしろ追い返されるのだ!」
「それもそうですね」
かといって勝手に入ろうとするのもどうかと思うけど、好奇心と私達の安全を天秤にかけてやめる気はない。
「わざわざこんな場所に建てるってどういう目的なのかしら?」
人気のないところに隠れてしかも厳重にしている……隠れて研究してるとってもすごい魔法使いとか?
「なにかの封印とかの可能性もあるの?ほら、外からも中からも何も出来ないようになってたらそうともとれるんじゃない?入口がないなら出口もないってことだし」
確かに、勝手に出る時は何かしらの方法があると思ってたけど、そもそもそういう風に作られてないかもしれない。
ますますこの建物の謎が広がった。
「それも含めて入ってみれば分かるのだ。魔物に警戒しながらリィアの言っていた魔法装置を探すか他に入口を探すのだ」
建物の周辺を探索する。
別に周りに森があるとかそういうわけでもなく、ところどころ植物が生い茂ってる程度だから見晴らしがいい。
隠すとしたら地面の中だよね。
探知魔法を使いながら不自然なところがないかを探してるけど、みんなの反応以外は特に感じない。
今思ったけど、この辺りには魔物が居ないみたいだ。
魔法、物理耐性以外にも色々魔法がかけてありそうだね。
(ロミス様!あの、聞きたいことがあるんですけど)
(どうしたの?)
いつも困ったら頼ってしまってるけど、もしかしなくても私って神様に頼りすぎ…?
(リィアちゃんならいつでも頼っていいんだからね?そもそもリィアちゃんの中にいる私はリィアちゃんと交流するために作った存在だから遠慮はいらないよ)
あ、そうなんだね
(それでは遠慮なく、、あれなんですか?)
私は透明の塔……久しぶりにダジャレになったから思わず笑いそうになったけど、透明の塔を指さす。
(あ〜ごめんなさいわからないなぁ)
ロミス様でもわからないかぁ
(さすがに全知全能とかじゃないからね。魔法については詳しいけど、それは何となくリィアちゃんもわかってるんでしょ?あの建物の正体とかは知らないよ)
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