コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
あれは悪い夢
リィア視点
私は闇の中に包まれていた。いや、何となく私がいるってだけでなにがなんだかわかっていない。
気づけばいつもの教室にいた。近くには友達もいて、いつものようになにか話している。
それからいつの間にか友達が消え、私が教室に取り残された。
動こうとしても身体が動くことはなかった。
「また私は1人になっちゃうんだ」
近しい人は私の元から離れていく。
友達も先生も家族も………私から離れていって…………
そしてまた闇の中に囚われる。
「あなたに力をあげる」
声が聞こえた、とても安心する声、だけど聞いた事がない
闇が晴れ、今度は見晴らしのいい草原に立っていた
見たことがあるような、ないようなそんな景色の中私はある人にであった
青く長い髪の美しい女性が遠くの方がやってきた
「新しくなった自分は好き?」
女性は微笑みながら聞いてきた
「わからない」
「私はあなたのことが好き、だからこれからも____」
私は目を開けた
目の前にはルーナちゃんの顔があった
「リィア!よかったぁ目が覚めたんだね」
「あれ、私今何して……ここは?」
記憶が曖昧になってる。あれ??私どうしてたんだっけ?
「説明は後なのだ、そろそろ夜が明ける」
気がついたら私は空を飛んでいた。というかテナちゃんの上に乗ってた
「ふわぁぁぁ中途半端に寝てたから眠いわ……」
「我とルーナは一睡もしてないのだ」
「案外回復魔法でなんとかなっちゃうもんなんだね。ちょっとだるいけど」
「本当に限界になる前に危なくなったらリィアの魔法に頼るのだ」
あれ?私達って確か………思い出してきた。そうだよ!私達確か廃墟に降りて、そこでテントを出して、、それで夜中に私とクロエさんとルーナちゃんで見張りをして………
「そうだ!幽霊!私びっくりしてそれで、あの」
「大丈夫だよリィア、もう安心してね」
思い出したらルーナちゃんが優しく抱きしめてくれた
「あの化け物に呪われたかもしれないのだ。リィア、出来れば解呪の魔法をかけてくれると助かるのだ……恐らくリィアとルーナは神に近しい存在だからないと思うが我やサーティア、テナも呪われてるかもしれないのだ」
呪い、私は詳しくないけど魔法っていうより魔術って感じだよね
死の呪いとかだったら絶対になんとかしないと……
(ロミス様助けてください!)
困った時の神頼みだ。こういうことは私もよく分からないし神様に聞くのが1番だよね。
(リィアちゃんどうしたの?)
 (あの、私達、幽霊に呪われたかもしれません)
(幽霊に呪われる?リィアちゃんはあらゆる耐性を持ってるから余程のことがない限りは大丈夫だと思うけど……仲間の方かな?それなら…………)
私はロミス様から呪いについて教わった。
呪いは魔法のひとつのかたちでいわゆる死の呪いや変化の呪いなどはしっかりとした儀式をしないと出来ないとの事。
(つまり、その程度で変な呪いをかけられるってことはないよ。取り憑かれるならまだしも死んだ霊が何かをするっていうのも他の力を借りないとほとんどないからね)
(つまり私達はなんともないってことですか?)
(そもそも天使になにかする方がおかしいからね。幽霊達はリィアちゃん達を恐れたんじゃないかな?)
なるほど、それで私達を追い出そうとしたっていうなら確かに話があうかもしれない。
ロミス様が私の身体から出てくる。
「わっ!なにか出てきたのだ!」
「ん〜、大丈夫そうだよ」
「確かこの子ってリィアの神様だったかしら?」
「はぁ〜、よかったです。ありがとうございますロミス様」
「リィア、考え事してると思ったら神様に頼んでたの?」
「はい、こういうのは神様に頼る方がいいと思いまして」
「常に神と交信ができるのは便利というか異常すぎて意味がわからないのだ」
「改めてリィアがすごいってことを知らされるわね」
「そういうことだから、ルーナ、リィアちゃんをちゃんとよろしくね」
「わ、わかってます」
ルーナちゃんにそう言ってロミス様はまた私の中に戻ってくる。
「っと、リィア、結局我らは平気なのだ?」
「あ、はい、びっくりしてたのはあの化け物の方だったみたいで、私達を追い出すためにあんなことをしてたみたいですよ。呪いとかも特に………取り憑かれたりしてなければ平気みたいです。今のところそういう気配もないですし、多分平気かと」
「よかったのだ……それじゃあそろそろあの廃墟に戻って荷物を取り返すのだ」
日が明けるまで廃墟から少し離れたところで飛んでいたから戻るのはすぐだった
廃墟に戻ると化け物の気配も姿もなかった。
「よかった。荷物もなんともない」
「ありがとうございますテナちゃん」
「いえいえ、早速皆さんの役に立ててよかったです!!」
テナちゃんは私達に勿体ないくらいいい子だよね。ほんとに
「つまりあれは魔力と見た目で威圧してただけの見掛け倒しだったってこと?」
「あんな殺気を飛ばしながら近づいて来る化け物誰だって逃げるのだ」
「リィアも失神しちゃってたものね」
「す、すみませんだって本当に怖かったんですよ」
「さっさとこんなところ離れて街を目指すのだ」
廃墟とはいえ、人が住んでた形跡があるならある程度近くに町や村があるかもしれないね。
私たちは荷物を回収して街を目指してまた進み始めた。
「魔よけの魔法をし続けるかテナを頼るかなのだが」
「あまりに頼りすぎてるわよね」
「でも戦い続けるのも大変だよ?」
「そもそもどうしてこんな迷っちゃったんでしょうか」
帝都から出てきたまではよかったんだけど、帝都から離れていくうちにどんどん田舎になっていって、帝国を出る頃にはもう既に迷っていた。
持ってる地図もざっくりとしたもので小さな町屋村はのってない
こればっかりは魔法でもどうしようもないから自分たちでどうにかするしかないけど………
「とにかくどこかでゆっくり休みたいですね」
私は闇の中に包まれていた。いや、何となく私がいるってだけでなにがなんだかわかっていない。
気づけばいつもの教室にいた。近くには友達もいて、いつものようになにか話している。
それからいつの間にか友達が消え、私が教室に取り残された。
動こうとしても身体が動くことはなかった。
「また私は1人になっちゃうんだ」
近しい人は私の元から離れていく。
友達も先生も家族も………私から離れていって…………
そしてまた闇の中に囚われる。
「あなたに力をあげる」
声が聞こえた、とても安心する声、だけど聞いた事がない
闇が晴れ、今度は見晴らしのいい草原に立っていた
見たことがあるような、ないようなそんな景色の中私はある人にであった
青く長い髪の美しい女性が遠くの方がやってきた
「新しくなった自分は好き?」
女性は微笑みながら聞いてきた
「わからない」
「私はあなたのことが好き、だからこれからも____」
私は目を開けた
目の前にはルーナちゃんの顔があった
「リィア!よかったぁ目が覚めたんだね」
「あれ、私今何して……ここは?」
記憶が曖昧になってる。あれ??私どうしてたんだっけ?
「説明は後なのだ、そろそろ夜が明ける」
気がついたら私は空を飛んでいた。というかテナちゃんの上に乗ってた
「ふわぁぁぁ中途半端に寝てたから眠いわ……」
「我とルーナは一睡もしてないのだ」
「案外回復魔法でなんとかなっちゃうもんなんだね。ちょっとだるいけど」
「本当に限界になる前に危なくなったらリィアの魔法に頼るのだ」
あれ?私達って確か………思い出してきた。そうだよ!私達確か廃墟に降りて、そこでテントを出して、、それで夜中に私とクロエさんとルーナちゃんで見張りをして………
「そうだ!幽霊!私びっくりしてそれで、あの」
「大丈夫だよリィア、もう安心してね」
思い出したらルーナちゃんが優しく抱きしめてくれた
「あの化け物に呪われたかもしれないのだ。リィア、出来れば解呪の魔法をかけてくれると助かるのだ……恐らくリィアとルーナは神に近しい存在だからないと思うが我やサーティア、テナも呪われてるかもしれないのだ」
呪い、私は詳しくないけど魔法っていうより魔術って感じだよね
死の呪いとかだったら絶対になんとかしないと……
(ロミス様助けてください!)
困った時の神頼みだ。こういうことは私もよく分からないし神様に聞くのが1番だよね。
(リィアちゃんどうしたの?)
 (あの、私達、幽霊に呪われたかもしれません)
(幽霊に呪われる?リィアちゃんはあらゆる耐性を持ってるから余程のことがない限りは大丈夫だと思うけど……仲間の方かな?それなら…………)
私はロミス様から呪いについて教わった。
呪いは魔法のひとつのかたちでいわゆる死の呪いや変化の呪いなどはしっかりとした儀式をしないと出来ないとの事。
(つまり、その程度で変な呪いをかけられるってことはないよ。取り憑かれるならまだしも死んだ霊が何かをするっていうのも他の力を借りないとほとんどないからね)
(つまり私達はなんともないってことですか?)
(そもそも天使になにかする方がおかしいからね。幽霊達はリィアちゃん達を恐れたんじゃないかな?)
なるほど、それで私達を追い出そうとしたっていうなら確かに話があうかもしれない。
ロミス様が私の身体から出てくる。
「わっ!なにか出てきたのだ!」
「ん〜、大丈夫そうだよ」
「確かこの子ってリィアの神様だったかしら?」
「はぁ〜、よかったです。ありがとうございますロミス様」
「リィア、考え事してると思ったら神様に頼んでたの?」
「はい、こういうのは神様に頼る方がいいと思いまして」
「常に神と交信ができるのは便利というか異常すぎて意味がわからないのだ」
「改めてリィアがすごいってことを知らされるわね」
「そういうことだから、ルーナ、リィアちゃんをちゃんとよろしくね」
「わ、わかってます」
ルーナちゃんにそう言ってロミス様はまた私の中に戻ってくる。
「っと、リィア、結局我らは平気なのだ?」
「あ、はい、びっくりしてたのはあの化け物の方だったみたいで、私達を追い出すためにあんなことをしてたみたいですよ。呪いとかも特に………取り憑かれたりしてなければ平気みたいです。今のところそういう気配もないですし、多分平気かと」
「よかったのだ……それじゃあそろそろあの廃墟に戻って荷物を取り返すのだ」
日が明けるまで廃墟から少し離れたところで飛んでいたから戻るのはすぐだった
廃墟に戻ると化け物の気配も姿もなかった。
「よかった。荷物もなんともない」
「ありがとうございますテナちゃん」
「いえいえ、早速皆さんの役に立ててよかったです!!」
テナちゃんは私達に勿体ないくらいいい子だよね。ほんとに
「つまりあれは魔力と見た目で威圧してただけの見掛け倒しだったってこと?」
「あんな殺気を飛ばしながら近づいて来る化け物誰だって逃げるのだ」
「リィアも失神しちゃってたものね」
「す、すみませんだって本当に怖かったんですよ」
「さっさとこんなところ離れて街を目指すのだ」
廃墟とはいえ、人が住んでた形跡があるならある程度近くに町や村があるかもしれないね。
私たちは荷物を回収して街を目指してまた進み始めた。
「魔よけの魔法をし続けるかテナを頼るかなのだが」
「あまりに頼りすぎてるわよね」
「でも戦い続けるのも大変だよ?」
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