コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
閑話 結婚とこれから
龍斗視点
セパレティア帝国に来て、愛理さんに会えたはいいものの、こっぴどく振られ、、そのすぐ後に仲間の3人にプロポーズされた。
正直何が起きたのかわからなかったし、気持ちの整理とか色々出来なかったけどみんなの圧におされてそのまま了承してしまった。
もちろんみんなとても魅力的で僕には勿体ないくらいの相手だ。
なんでみんな僕に惚れてるのかよくわからないけど、こうなってしまったからにはちゃんと彼女達のことも考えなくちゃいけない。
そう思っていたらアイリスが僕と契約魔法を使うという提案をしてきた。
他のみんなもそれに賛同、僕も断ることが出来なかった。
しかもその契約魔法は愛理さんがしてくれるっていうし
僕としてはとても複雑というか……正直辛かった
「リュート、わたし達、もう離れられないからね」
「これでもうあの子のことは忘れられるでしょ?」
「ちゃんと責任、とってくれますよね?」
「一応聞くけど、3人はいいの?僕の故郷では重婚は犯罪だったし、そもそも嫌なんじゃないかなって思うんだけど」
この世界は元の世界と違って結婚や付き合うといった関係に関しては自由だ。
それこそ貴族だとまた話は変わってくるんだろうけど、冒険者みたいな自由な身分は結婚しても特に変わることはないからね。
まぁ彼女達、特にジェシカは聖女、フェノアも帝国では身分の高い人だ。
そこにこだわる理由は分かるけど、2人の家族にハーレムですなんて言えないぞ普通
「………本当はいやだけど、2人ならいい」
「私は全然構いませんよ。そもそも私に見合う人なんてなかなかいないのにこの機会を逃すわけないじゃないですか」
「私も別に……フェノアもアイリスも悪い子じゃないし」
「それと、やっぱり挨拶しに行かないと、ダメだよね?」
「当然です!お母様とお父様に自慢………じゃなかった、お母様とお父様に報告しないといけませんからね。ちなみにセパレティアの外れにある小さな町が実家なのでまずはそこに行きましょうね」
「その後は私の実家に行くわよ、仮にも聖女だから早く報告しないと!ちなみにお母さんとお父さんへの挨拶はしてもしなくてもって感じね。この前リィアちゃん達のところにいたクロエっていう私の妹がいるんだけど、あの子は私とはお母さんが違うからね。そう、私のお父さんもリュウトと同じく複数人と結婚してるんだから!そこまで珍しい話じゃないと思うわ」
ん〜、この三人というかこの世界の人はあんまり気にならないのか?
「そういうものか」
「リュート、わたし達みんなリュートのことが大好きなんだから、細かいところは気にしないの。大事なのは気持ちなんだから」
「な、なるほど」
「そうよ?もっと自信を持ちなさい」
「私はそういう謙虚というか鈍感というか、ん〜、女々しい?ところも好きですよ?」
女々しい、確かに僕は考えすぎなのかもしれない。
普通なら大喜びなところだもんな。
「ごめんみんな。この世界に来たのも、今まで頑張ってきたのも全部無駄なことで、全部が全部上手くいかなかった。正直に言って今も諦めきることが出来ないけど、ちゃんとみんなと向き合うから、これからも僕と一緒にいてくれないか?」
「そんなの当たり前。死ぬまで一緒って、誓ったでしょ?」
「もちろん!今更あんた以外考えられないわよ」
「私達の方こそここまでしておいて捨てないですよね?って話ですよ!」
「ありがとうみんな」
決意が固まったまではいいものの、これからも彼女たちに振り回されるのかと思ったら思わず苦笑いを浮かべてしまう。
「まずはお金稼ぎ、大会の賞金だけじゃお家買えない」
「あ〜、そうよね、家かぁみんなで一緒に暮らすの?」
「どうしましょう?私は皆さんと一緒でも構いませんよ」
「私もそれでいい」
えっ、あ〜、そっか。あんまり考えてなかったけど、これからはどこかに定住するっていうのも考えなくちゃいけないか。
「家を買うにしても、まずはどこに住むのか決めないとな」
このまま冒険者を続けて世界中を旅しながらっていうのもいいけどやっぱりどこかでみんなと暮らすのもいいよな。
「ちなみにどこがいいとかある?」
「リュートがいるならどこでもいい……でもあの女がいるところはダメ」
あの女ってもしかして愛理さんのこと?
アイリスはとことん愛理さんのことが嫌いというかライバル視というか、、向こうはあんまり気にしてないみたいだったけど、まぁ意図的に愛理さんの近くに住むって言ったら彼女にも怒られると思うからやめておこう
「でもあの子達も冒険者だからあんまり気にしなくてもいいんじゃない?私はどこでも……あ〜いや、人が多い都会がいいわね。その方が沢山の人を救えるでしょ?」
「私は戦えるならどこでも。それを踏まえてもセパレティアはおすすめですよ!」
「私の実家はやめといた方がいいわ。あそこは平和ボケもいいところだし、そこそこ栄えてはいるけど主要都市も少ない田舎な国だから」
ん〜、僕達がこれまで旅してきたところ、聖皇国はほんとに平和な国だ。魔物も強いのがあんまりいなかったし
次に行ったストリーフ王国は都市が多いイメージがある。住むにはちょうどいいかもしれない。
セパレティアは強い魔物が多く、冒険者として生活するならお金には困ることが無さそうだ。
技術も発展してるから日本の生活に一番近い
他にも連合国とかもあるけど、あの辺はまだ行ったことがない。
「まぁどこに住むかは後で考えるとして、まずはフェノアとジェシカの御家族に挨拶しないとだな」
あわよくば聖皇国に行くと言っていた愛理さんに会えるといいなぁ。
セパレティア帝国に来て、愛理さんに会えたはいいものの、こっぴどく振られ、、そのすぐ後に仲間の3人にプロポーズされた。
正直何が起きたのかわからなかったし、気持ちの整理とか色々出来なかったけどみんなの圧におされてそのまま了承してしまった。
もちろんみんなとても魅力的で僕には勿体ないくらいの相手だ。
なんでみんな僕に惚れてるのかよくわからないけど、こうなってしまったからにはちゃんと彼女達のことも考えなくちゃいけない。
そう思っていたらアイリスが僕と契約魔法を使うという提案をしてきた。
他のみんなもそれに賛同、僕も断ることが出来なかった。
しかもその契約魔法は愛理さんがしてくれるっていうし
僕としてはとても複雑というか……正直辛かった
「リュート、わたし達、もう離れられないからね」
「これでもうあの子のことは忘れられるでしょ?」
「ちゃんと責任、とってくれますよね?」
「一応聞くけど、3人はいいの?僕の故郷では重婚は犯罪だったし、そもそも嫌なんじゃないかなって思うんだけど」
この世界は元の世界と違って結婚や付き合うといった関係に関しては自由だ。
それこそ貴族だとまた話は変わってくるんだろうけど、冒険者みたいな自由な身分は結婚しても特に変わることはないからね。
まぁ彼女達、特にジェシカは聖女、フェノアも帝国では身分の高い人だ。
そこにこだわる理由は分かるけど、2人の家族にハーレムですなんて言えないぞ普通
「………本当はいやだけど、2人ならいい」
「私は全然構いませんよ。そもそも私に見合う人なんてなかなかいないのにこの機会を逃すわけないじゃないですか」
「私も別に……フェノアもアイリスも悪い子じゃないし」
「それと、やっぱり挨拶しに行かないと、ダメだよね?」
「当然です!お母様とお父様に自慢………じゃなかった、お母様とお父様に報告しないといけませんからね。ちなみにセパレティアの外れにある小さな町が実家なのでまずはそこに行きましょうね」
「その後は私の実家に行くわよ、仮にも聖女だから早く報告しないと!ちなみにお母さんとお父さんへの挨拶はしてもしなくてもって感じね。この前リィアちゃん達のところにいたクロエっていう私の妹がいるんだけど、あの子は私とはお母さんが違うからね。そう、私のお父さんもリュウトと同じく複数人と結婚してるんだから!そこまで珍しい話じゃないと思うわ」
ん〜、この三人というかこの世界の人はあんまり気にならないのか?
「そういうものか」
「リュート、わたし達みんなリュートのことが大好きなんだから、細かいところは気にしないの。大事なのは気持ちなんだから」
「な、なるほど」
「そうよ?もっと自信を持ちなさい」
「私はそういう謙虚というか鈍感というか、ん〜、女々しい?ところも好きですよ?」
女々しい、確かに僕は考えすぎなのかもしれない。
普通なら大喜びなところだもんな。
「ごめんみんな。この世界に来たのも、今まで頑張ってきたのも全部無駄なことで、全部が全部上手くいかなかった。正直に言って今も諦めきることが出来ないけど、ちゃんとみんなと向き合うから、これからも僕と一緒にいてくれないか?」
「そんなの当たり前。死ぬまで一緒って、誓ったでしょ?」
「もちろん!今更あんた以外考えられないわよ」
「私達の方こそここまでしておいて捨てないですよね?って話ですよ!」
「ありがとうみんな」
決意が固まったまではいいものの、これからも彼女たちに振り回されるのかと思ったら思わず苦笑いを浮かべてしまう。
「まずはお金稼ぎ、大会の賞金だけじゃお家買えない」
「あ〜、そうよね、家かぁみんなで一緒に暮らすの?」
「どうしましょう?私は皆さんと一緒でも構いませんよ」
「私もそれでいい」
えっ、あ〜、そっか。あんまり考えてなかったけど、これからはどこかに定住するっていうのも考えなくちゃいけないか。
「家を買うにしても、まずはどこに住むのか決めないとな」
このまま冒険者を続けて世界中を旅しながらっていうのもいいけどやっぱりどこかでみんなと暮らすのもいいよな。
「ちなみにどこがいいとかある?」
「リュートがいるならどこでもいい……でもあの女がいるところはダメ」
あの女ってもしかして愛理さんのこと?
アイリスはとことん愛理さんのことが嫌いというかライバル視というか、、向こうはあんまり気にしてないみたいだったけど、まぁ意図的に愛理さんの近くに住むって言ったら彼女にも怒られると思うからやめておこう
「でもあの子達も冒険者だからあんまり気にしなくてもいいんじゃない?私はどこでも……あ〜いや、人が多い都会がいいわね。その方が沢山の人を救えるでしょ?」
「私は戦えるならどこでも。それを踏まえてもセパレティアはおすすめですよ!」
「私の実家はやめといた方がいいわ。あそこは平和ボケもいいところだし、そこそこ栄えてはいるけど主要都市も少ない田舎な国だから」
ん〜、僕達がこれまで旅してきたところ、聖皇国はほんとに平和な国だ。魔物も強いのがあんまりいなかったし
次に行ったストリーフ王国は都市が多いイメージがある。住むにはちょうどいいかもしれない。
セパレティアは強い魔物が多く、冒険者として生活するならお金には困ることが無さそうだ。
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