コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
閑話 賞金の使い道
優勝したということで賞金と賞品をもらった。
賞金に関しては一部をパーティ費一部を個人のお金にすることにした。
元々お金には困ってないから使い道はまだ全然決めてない。
ごはんくらいじゃ使い切れないし、武器も特に必要ないし、服も沢山あるから今のところ欲しいというものもない。
「どうしましょう?」
「あたしに聞いてどうするの?」
「ルーナちゃんはどうするんですか?」
「ん〜、孤児院に寄付かなぁ。ビクトレアのところもそうだけど、慈善活動をしてるところに貧乏で苦しんで欲しくないから」
ルーナちゃんは偉いなぁ。
そうだ!私も少しづつ寄付をすることにしよう!
ん〜とはいえルーナちゃんと同じところというわけにもいかないなぁ……
あ!そうだ!せっかくだからロミス様を崇めてる教会に寄付することにしよう!
今回の大会もロミス様のおかげで勝てたようなもんだからね!
(ということでロミス様、ロミス様の教会ってどこかありますか?)
(私の教会?さすがに場所とかまで細かく把握はしてないけど………私の信者は魔族がメインだからね。最近は人間の信者も増えてきたけど、ここにあるかなぁ)
魔族ってことは魔族のいるところに行けばいいのかな?
確か魔族達が住む区域があるって聞いたことごとがあるからそこに行って見ることにしよう。
「ルーナちゃん、私はロミス様を奉ってる教会に行ってきますね」
「リィアはそこに寄付するの?」
「はい!お祈りと感謝の気持ちを伝えようかと」
「本人に直接伝えられるじゃん」
「いやいや、普通はこうするんですからね?もちろん直接感謝もしますけど普通のやり方をしない理由にはなりませんからね」
「ならあたしもついてこっかなぁ」
「それじゃあ一緒に行きましょう!」
ということでロミス教?でいいのかな?ロミス様の教会にやってきた。
(私を崇める宗教は誓約教とか約神教とかって言われてるかな?まぁひっくるめてロミス教でいいと思うよ)
この世界の神様は同じような思想の場合1つの神様として現れるから地域によって名前が変わったり、詳細が異なったりするらしい
私の思った通り魔族が住んでる区域の近くにあったみたいで割とすんなり見つけることができた。
「リィア、よくわかったね。そこまで人に聞いてもないのに」
「なんか何となく?こっちかなぁって思ったらありました」
もしかして神のお導き!?
私天使だし、そういうのがあるのかもしれない
(実際はたまたまだけどね?)
そんなことはなかった。
教会は大通りという訳でもないけどそこまで裏道みたいなところでもない場所にあった。
「思ってたより小さい」
「まぁあるだけいいじゃん。同じような教会が世界各地にあるんでしょ?」
そう考えたら確かにすごい。
私、ロミス教についてはよく知らないんだよね。もちろんロミス様のことは信仰してるけど、神話とか聖書とかなんかルール?じゃないけど、そういうのはよく知らない。
「ルーナちゃんも聖職者ですけど特定の宗教は信仰してなかったでしたよね?」
「まぁ冒険者になる時によくわかんないし回復魔法使えたから咄嗟に書いただけで実際は神様とかよくわかってなかったし」
教会に入ると数人の礼拝者と聖職者の人がいた。
よく見たらほとんど魔族の人だ。
「あ、あ、あの」
静かな雰囲気で声をかけづらかったけど、近くにいたシスターさんに声をかけた。
「どうかされました?もしかして迷子ですか?」
「あ、いえ、迷子じゃないです。あの、ここってロミス様の教会で合ってますか?」
「はい!合ってますよ。魔族の方が多いですけど、怖くないですからね?安心してください。それで、ご要件はなんですか?」
このシスターさん、結構グイグイ来る系の人だった!?
「なんかテンション高い………あたし達は元々ロミス様の信者なんだけど」
「そうなんですね!こんな小さい子がロミス様の信者ということはご両親の方も?」
「あ、いえ、私達は冒険者やってるんですけど、というか本題を先に言ってしまうと、この教会に寄付したいんですけど!」
「え?あ、そうだったんですね!ちょ、ちょ、ちょっと待っててください」
シスターさんはそう言って教会の奥に行ってしまった。
しばらくしてシスターさんが戻ってきた。
「あ、あの、さっきの話は奥の部屋でいいですか?」
教会の奥の部屋に通された。
「どうぞ、座ってください」
「さっきの話は本当だったのね」
さっきのシスターさんより偉そうなシスターさんが待っていた。
「私はここの責任者です。それで、あなた達は………」
「私はリィアっていいます」
「あたしはルーナ」
「契約神ロミスの信者って話は本当なの?」
「はい!」
「よくきたわね。ここは魔族が多くて怖かったでしょう?」
「いいえ、私達の身近にも魔族の子がいるので全然気になりませんでしたよ」
「……あの、それで寄付という話は」
「本当だよ。ほらこの前闘技場で行われた大会知ってる?」
「あぁそれなら私知ってますよ。面白かったですよね〜、確か優勝は初登場の少女達……確かこの2人のような小さな女の子………え!?もしかして」
「そのもしかしてですよ。私達は優勝した勝利の星達です。それでですね。優勝賞金の一部を寄付しようと思ったんです」
「あなた達は本当にロミス様を信仰してるんだね。ロミス様もその良い行いをきっと見ていらっしゃいますよ」
実際私の中にいるんだけどね?
「でも、本当にいいのですか?少し前にも魔族がやらかしたみたいで、実は少し困ってたんです。もちろん私達とは関係ない魔族なんですけど」
「邪神教が色々やってるみたいだからね。魔族同士ならまだしも人間にも迷惑かけられると私達の居場所も危ぶまれるからほんとにやんなっちゃう」
魔族は魔族で大変そうだね。
「もちろん!少ないかもしれませんけど!頑張ってくださいね」
そう言って私は金貨の入った袋を渡す。
「リィア、ルーナ、あなた方にロミス様の加護があらんことを。心からお祈りします。本当にありがとう」
その後もすごい歓迎してもらっちゃった。
いいことをしたあとは気持ちがいいね!
(信仰はありがたいけど、あんまりやりすぎちゃダメだからね?)
賞金に関しては一部をパーティ費一部を個人のお金にすることにした。
元々お金には困ってないから使い道はまだ全然決めてない。
ごはんくらいじゃ使い切れないし、武器も特に必要ないし、服も沢山あるから今のところ欲しいというものもない。
「どうしましょう?」
「あたしに聞いてどうするの?」
「ルーナちゃんはどうするんですか?」
「ん〜、孤児院に寄付かなぁ。ビクトレアのところもそうだけど、慈善活動をしてるところに貧乏で苦しんで欲しくないから」
ルーナちゃんは偉いなぁ。
そうだ!私も少しづつ寄付をすることにしよう!
ん〜とはいえルーナちゃんと同じところというわけにもいかないなぁ……
あ!そうだ!せっかくだからロミス様を崇めてる教会に寄付することにしよう!
今回の大会もロミス様のおかげで勝てたようなもんだからね!
(ということでロミス様、ロミス様の教会ってどこかありますか?)
(私の教会?さすがに場所とかまで細かく把握はしてないけど………私の信者は魔族がメインだからね。最近は人間の信者も増えてきたけど、ここにあるかなぁ)
魔族ってことは魔族のいるところに行けばいいのかな?
確か魔族達が住む区域があるって聞いたことごとがあるからそこに行って見ることにしよう。
「ルーナちゃん、私はロミス様を奉ってる教会に行ってきますね」
「リィアはそこに寄付するの?」
「はい!お祈りと感謝の気持ちを伝えようかと」
「本人に直接伝えられるじゃん」
「いやいや、普通はこうするんですからね?もちろん直接感謝もしますけど普通のやり方をしない理由にはなりませんからね」
「ならあたしもついてこっかなぁ」
「それじゃあ一緒に行きましょう!」
ということでロミス教?でいいのかな?ロミス様の教会にやってきた。
(私を崇める宗教は誓約教とか約神教とかって言われてるかな?まぁひっくるめてロミス教でいいと思うよ)
この世界の神様は同じような思想の場合1つの神様として現れるから地域によって名前が変わったり、詳細が異なったりするらしい
私の思った通り魔族が住んでる区域の近くにあったみたいで割とすんなり見つけることができた。
「リィア、よくわかったね。そこまで人に聞いてもないのに」
「なんか何となく?こっちかなぁって思ったらありました」
もしかして神のお導き!?
私天使だし、そういうのがあるのかもしれない
(実際はたまたまだけどね?)
そんなことはなかった。
教会は大通りという訳でもないけどそこまで裏道みたいなところでもない場所にあった。
「思ってたより小さい」
「まぁあるだけいいじゃん。同じような教会が世界各地にあるんでしょ?」
そう考えたら確かにすごい。
私、ロミス教についてはよく知らないんだよね。もちろんロミス様のことは信仰してるけど、神話とか聖書とかなんかルール?じゃないけど、そういうのはよく知らない。
「ルーナちゃんも聖職者ですけど特定の宗教は信仰してなかったでしたよね?」
「まぁ冒険者になる時によくわかんないし回復魔法使えたから咄嗟に書いただけで実際は神様とかよくわかってなかったし」
教会に入ると数人の礼拝者と聖職者の人がいた。
よく見たらほとんど魔族の人だ。
「あ、あ、あの」
静かな雰囲気で声をかけづらかったけど、近くにいたシスターさんに声をかけた。
「どうかされました?もしかして迷子ですか?」
「あ、いえ、迷子じゃないです。あの、ここってロミス様の教会で合ってますか?」
「はい!合ってますよ。魔族の方が多いですけど、怖くないですからね?安心してください。それで、ご要件はなんですか?」
このシスターさん、結構グイグイ来る系の人だった!?
「なんかテンション高い………あたし達は元々ロミス様の信者なんだけど」
「そうなんですね!こんな小さい子がロミス様の信者ということはご両親の方も?」
「あ、いえ、私達は冒険者やってるんですけど、というか本題を先に言ってしまうと、この教会に寄付したいんですけど!」
「え?あ、そうだったんですね!ちょ、ちょ、ちょっと待っててください」
シスターさんはそう言って教会の奥に行ってしまった。
しばらくしてシスターさんが戻ってきた。
「あ、あの、さっきの話は奥の部屋でいいですか?」
教会の奥の部屋に通された。
「どうぞ、座ってください」
「さっきの話は本当だったのね」
さっきのシスターさんより偉そうなシスターさんが待っていた。
「私はここの責任者です。それで、あなた達は………」
「私はリィアっていいます」
「あたしはルーナ」
「契約神ロミスの信者って話は本当なの?」
「はい!」
「よくきたわね。ここは魔族が多くて怖かったでしょう?」
「いいえ、私達の身近にも魔族の子がいるので全然気になりませんでしたよ」
「……あの、それで寄付という話は」
「本当だよ。ほらこの前闘技場で行われた大会知ってる?」
「あぁそれなら私知ってますよ。面白かったですよね〜、確か優勝は初登場の少女達……確かこの2人のような小さな女の子………え!?もしかして」
「そのもしかしてですよ。私達は優勝した勝利の星達です。それでですね。優勝賞金の一部を寄付しようと思ったんです」
「あなた達は本当にロミス様を信仰してるんだね。ロミス様もその良い行いをきっと見ていらっしゃいますよ」
実際私の中にいるんだけどね?
「でも、本当にいいのですか?少し前にも魔族がやらかしたみたいで、実は少し困ってたんです。もちろん私達とは関係ない魔族なんですけど」
「邪神教が色々やってるみたいだからね。魔族同士ならまだしも人間にも迷惑かけられると私達の居場所も危ぶまれるからほんとにやんなっちゃう」
魔族は魔族で大変そうだね。
「もちろん!少ないかもしれませんけど!頑張ってくださいね」
そう言って私は金貨の入った袋を渡す。
「リィア、ルーナ、あなた方にロミス様の加護があらんことを。心からお祈りします。本当にありがとう」
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