コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
閑話 サーティアとスーティア
これはハトスケとスーティアとの戦いのあと、リィア達がサーティアにスーティアのことを聞く話
リィア視点
ハトスケさんとスーティアさん、すっごい仲良さそうな関係だったなぁ。主従関係?奴隷とその主人ってどういう感覚なのかよくわからないけど、ああいうのもありかもしれないね。
いやでも私がこの世界に来て本当にずっと一人だったら奴隷という名のお友達を買っていたかもしれない。
普通と違って私の言うことなんでも聞いてくれるからあんなことやそんなこともできるってこと!?
「リィア?なんか変なこと考えてない?」
「………すみません私にはルーナちゃんがいてよかったです」
「な、なに急に…もう」
まぁ今の私にはもう必要ないけどね。
「そういえばスーティアさんってエルフでしたよね?名前と種族からしてサーティアさんとなんかしら関係があるんじゃないかなって思うんですけど」
「そうだよね〜、でもエルフって寿命が長いっていうからサーティアが産まれる前からあの人の奴隷やってたらサーティアは知らないかもね」
あ〜、そっか。でもサーティアさんもいうてもう19歳?とかでしょ?
知っててもおかしくない!
ということでサーティアさんの元に行く。
「………ということがあったのです。サーティアさんはなにかご存知ですか?」
「スーティア……ん〜私は知らないわね。でも多分私の親戚で間違いないかもしれないわ」
「どういうことですか?」
「私の妹はミーティア、お母さんはニコティアっていうんだけど、みんな名前が似てるでしょ?」
確かに、みんななんとかティアって名前だね
「言われてみれば、そうですね」
「ティアの前は数字を意味してるらしいわ。私は30、妹は31、お母さんは25、おばさんは21ね。なんでそういうふうにいうのかはわからないけど、私の家系の名前は女の子の場合、数字とティア、ティアっていうのはエルフの古くから伝わる縁起のいい言葉なのよね、それを組み合わせるらしいわ」
「へ〜、それじゃあスーティアさんも?」
「数字の意味はわからないけど、私の家系の1人ってことね」
「へ〜エルフって親族多いんだね」
「昔はそうでもなかったんだけど、今は人口が増え続けて、事故かなんかがなければ寿命が長いから結果的に多くなるわね。私だって近しい親族しか知らないわ」
なるほど、これはエルフらしい悩みだね。
「ちなみにエルフの寿命ってどのくらいなんですか?」
「数百年ね、大体は寿命を迎える前になんかしらの事故や問題、環境の変化とかで亡くなっちゃうみたいだけど」
長く生きていればそれだけ問題が起きる可能性もあるっていうことで、寿命のせいで亡くなるということが少ないのかな?
「ま、生まれたばっかりの私じゃまだ想像出来ないけどね。今のエルフ達もほとんどは若い世代だから年寄りはほとんどいないのよ」
「やっぱりセーハさんの影響だからですか?」
「元々エルフや魔族の数が増えたのはあの精霊様のおかげだからね。まさか実在して今も普通にいるっていうのは驚いたけど」
「あたしあの精霊苦手かも………」
「私も正直……苦手だわ」
あはは………あの人の力は簡単に生命を反映させちゃうからね。
実際に影響を受けたら、その、えっちな気持ちになるみたいだし
「まぁなんだかんだ言ってもセーハさんがいなければクロエさんもテナちゃんもいないわけですからね」
異種族同士のハーフは普通ありえない。
それこそ人間とドラゴンとか、絶対おかしいし!
それを実現できちゃったのがセーハさんの力なんだよね。
あの人はあの人でちゃんとチート能力だよね
「そうそう、リィア達が戦った相手の方もすごかったわよね。いきなり味方を閉じ込めた時はびっくりしたわよ!」
「ほんとですよ。一対二なのにあんなに苦戦すると思いませんでした」
「相手の方も確かリィアと同じで別世界から来た人?なんだっけ?」
「え?リィア以外にもいたのね」
「なんかよくわかんない言葉で話してたもん」
あ〜、そういえばサーティアさんとかにははなしてなかったね。
「実は、私と同じ故郷の人だったみたいです。今は地属性魔法を極めたアルケミストっていうのをやってるみたいです」
「アルケミスト!?通りで強いわけだわ」
「サーティアさんは知ってたんですか?」
「知ってるも何も、、それぞれの属性魔法を極めてる人なんてすごいに決まってるじゃないの」
「ちなみに他の属性だとなんて言うの?」
「さぁ?知らないわ」
その時は出会った時に本人に聞くとしよう。
「そういえばクロエ達はどうしたのかしら?」
「テナちゃんとレーズンと一緒じゃない?最近あの三人でいること多いし」
魔族と半人半龍、地龍(人化)だもんね。気が合うことがあるのかもしれない。
「人外組と人間組で別れてますね」
「リィアとルーナも人間じゃないじゃないの」
「あっそうでした。自分が天使ってこと普通に忘れちゃうんですよね。というか今でもあんまし実感ないです」
天使モードの時はなんか自分じゃない感があるから普通の時に全然忘れる。
「あたしも、リィアと同じ、ずっと人間だと思ってたもん」
「まぁ何者であれ私はあんまり気にしないわね」
スーティア視点
ご主人様が負けてしまった。しかもよくわからない女の子達に!
ご主人様はここ帝国でも有名な錬金術師、その名の通り大体のものを創り出すことができる。
おかげで奴隷の私ですら人よりいい生活をおくれている。
そんなご主人様は落ち込むどころか喜んでいた。
「もしかしてあの子達に?」
「いや違う、俺にはスーティアがいるだろ?そういうことは気にすんな。いやぁあれはまた歴史に残るようなやつが来ちまったな」
ご主人様は元々別世界の人で私と出会った時は訳の分からないことばかり言っていた。今ではある程度わかるようになったけど、それでもまだまだ分からないことが沢山ある。
「でも、本当だったんですね。ご主人様以外にも別世界から来てる人なんて」
「色んな書物を読んだ限りじゃ昔にもいたりしたんだけどな、現代で実際に会うのは初めてだよ。しかも俺よりも全然強い」
「手加減したわけじゃないんですか?」
「手加減なんかするか!もし俺より強いなら脅威になりえるんだから、あわよくば倒そうともしてたけど……全然だったわ」
そ、それほどすごかったんだ………見た目はほんとに可愛らしい女の子だったんだけど、話してる感じも全然変じゃなかったし
「それじゃあ放っておいてよかったんですか?」
「あれはむしろ味方よりだ。何も気にすることはないよ」
ご主人様は用心深い。ちょっとでも危険なことがあるとすぐに対応してくれる。
特に私のことを考えてくれてて、それがたまらなく嬉しい!のと、ちょっと申し訳なさもある………
リィア視点
ハトスケさんとスーティアさん、すっごい仲良さそうな関係だったなぁ。主従関係?奴隷とその主人ってどういう感覚なのかよくわからないけど、ああいうのもありかもしれないね。
いやでも私がこの世界に来て本当にずっと一人だったら奴隷という名のお友達を買っていたかもしれない。
普通と違って私の言うことなんでも聞いてくれるからあんなことやそんなこともできるってこと!?
「リィア?なんか変なこと考えてない?」
「………すみません私にはルーナちゃんがいてよかったです」
「な、なに急に…もう」
まぁ今の私にはもう必要ないけどね。
「そういえばスーティアさんってエルフでしたよね?名前と種族からしてサーティアさんとなんかしら関係があるんじゃないかなって思うんですけど」
「そうだよね〜、でもエルフって寿命が長いっていうからサーティアが産まれる前からあの人の奴隷やってたらサーティアは知らないかもね」
あ〜、そっか。でもサーティアさんもいうてもう19歳?とかでしょ?
知っててもおかしくない!
ということでサーティアさんの元に行く。
「………ということがあったのです。サーティアさんはなにかご存知ですか?」
「スーティア……ん〜私は知らないわね。でも多分私の親戚で間違いないかもしれないわ」
「どういうことですか?」
「私の妹はミーティア、お母さんはニコティアっていうんだけど、みんな名前が似てるでしょ?」
確かに、みんななんとかティアって名前だね
「言われてみれば、そうですね」
「ティアの前は数字を意味してるらしいわ。私は30、妹は31、お母さんは25、おばさんは21ね。なんでそういうふうにいうのかはわからないけど、私の家系の名前は女の子の場合、数字とティア、ティアっていうのはエルフの古くから伝わる縁起のいい言葉なのよね、それを組み合わせるらしいわ」
「へ〜、それじゃあスーティアさんも?」
「数字の意味はわからないけど、私の家系の1人ってことね」
「へ〜エルフって親族多いんだね」
「昔はそうでもなかったんだけど、今は人口が増え続けて、事故かなんかがなければ寿命が長いから結果的に多くなるわね。私だって近しい親族しか知らないわ」
なるほど、これはエルフらしい悩みだね。
「ちなみにエルフの寿命ってどのくらいなんですか?」
「数百年ね、大体は寿命を迎える前になんかしらの事故や問題、環境の変化とかで亡くなっちゃうみたいだけど」
長く生きていればそれだけ問題が起きる可能性もあるっていうことで、寿命のせいで亡くなるということが少ないのかな?
「ま、生まれたばっかりの私じゃまだ想像出来ないけどね。今のエルフ達もほとんどは若い世代だから年寄りはほとんどいないのよ」
「やっぱりセーハさんの影響だからですか?」
「元々エルフや魔族の数が増えたのはあの精霊様のおかげだからね。まさか実在して今も普通にいるっていうのは驚いたけど」
「あたしあの精霊苦手かも………」
「私も正直……苦手だわ」
あはは………あの人の力は簡単に生命を反映させちゃうからね。
実際に影響を受けたら、その、えっちな気持ちになるみたいだし
「まぁなんだかんだ言ってもセーハさんがいなければクロエさんもテナちゃんもいないわけですからね」
異種族同士のハーフは普通ありえない。
それこそ人間とドラゴンとか、絶対おかしいし!
それを実現できちゃったのがセーハさんの力なんだよね。
あの人はあの人でちゃんとチート能力だよね
「そうそう、リィア達が戦った相手の方もすごかったわよね。いきなり味方を閉じ込めた時はびっくりしたわよ!」
「ほんとですよ。一対二なのにあんなに苦戦すると思いませんでした」
「相手の方も確かリィアと同じで別世界から来た人?なんだっけ?」
「え?リィア以外にもいたのね」
「なんかよくわかんない言葉で話してたもん」
あ〜、そういえばサーティアさんとかにははなしてなかったね。
「実は、私と同じ故郷の人だったみたいです。今は地属性魔法を極めたアルケミストっていうのをやってるみたいです」
「アルケミスト!?通りで強いわけだわ」
「サーティアさんは知ってたんですか?」
「知ってるも何も、、それぞれの属性魔法を極めてる人なんてすごいに決まってるじゃないの」
「ちなみに他の属性だとなんて言うの?」
「さぁ?知らないわ」
その時は出会った時に本人に聞くとしよう。
「そういえばクロエ達はどうしたのかしら?」
「テナちゃんとレーズンと一緒じゃない?最近あの三人でいること多いし」
魔族と半人半龍、地龍(人化)だもんね。気が合うことがあるのかもしれない。
「人外組と人間組で別れてますね」
「リィアとルーナも人間じゃないじゃないの」
「あっそうでした。自分が天使ってこと普通に忘れちゃうんですよね。というか今でもあんまし実感ないです」
天使モードの時はなんか自分じゃない感があるから普通の時に全然忘れる。
「あたしも、リィアと同じ、ずっと人間だと思ってたもん」
「まぁ何者であれ私はあんまり気にしないわね」
スーティア視点
ご主人様が負けてしまった。しかもよくわからない女の子達に!
ご主人様はここ帝国でも有名な錬金術師、その名の通り大体のものを創り出すことができる。
おかげで奴隷の私ですら人よりいい生活をおくれている。
そんなご主人様は落ち込むどころか喜んでいた。
「もしかしてあの子達に?」
「いや違う、俺にはスーティアがいるだろ?そういうことは気にすんな。いやぁあれはまた歴史に残るようなやつが来ちまったな」
ご主人様は元々別世界の人で私と出会った時は訳の分からないことばかり言っていた。今ではある程度わかるようになったけど、それでもまだまだ分からないことが沢山ある。
「でも、本当だったんですね。ご主人様以外にも別世界から来てる人なんて」
「色んな書物を読んだ限りじゃ昔にもいたりしたんだけどな、現代で実際に会うのは初めてだよ。しかも俺よりも全然強い」
「手加減したわけじゃないんですか?」
「手加減なんかするか!もし俺より強いなら脅威になりえるんだから、あわよくば倒そうともしてたけど……全然だったわ」
そ、それほどすごかったんだ………見た目はほんとに可愛らしい女の子だったんだけど、話してる感じも全然変じゃなかったし
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