コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
決断
「レーズンはネフィスにかけあってみるとして、結局のところ私達はテナを受け入れるのかしら?」
「我は賛成なのだ!一緒にいて楽しいし、強さも問題ないのだ」
「ルーナとリィアは?」
「あたしは………どっちでも、かな。あたし達は基本的に人と一緒に生活してるからテナは気軽にドラゴンの姿にはなれないと思うの。それが窮屈になっちゃうなら……とか色々考えたけど、テナがそれでもあたし達と一緒にいたいっていうならいいけどって感じ」
「私もルーナちゃんと同じですね。テナちゃんなら私達の雰囲気にも合ってるとおもうんですよ」
「私はみんながいいならって感じね。さて、テナはどうする?」
「私は………一緒に行きたいです。武器ももらって、一緒に応援して、一緒に戦って、、この大会で過ごしてきたのを思い出したら別れるのが寂しいです」
すごく悩んだような表情で、伺うようにテナちゃんは自分の思いを語った。
「うむ、それがいいだろう。まぁ窮屈になったらいつでも魔王軍のところに来てもらって構わないからな」
「ありがとうございます」
ということで勝利の星達に新しい仲間が加わることになった。
「これからよろしくね!テナちゃん」
「はい」
「仲間になったからには容赦しないのだ」
「クロエは一体何をする気なのよ」
テナちゃんが仲間になることになって次の日、みんなでネフィス様にレーズンのことを頼むことにした。
その時にレーズンについて詳しく話す。
「なっ地龍だと!?本当なのか?」
「今は人の姿だけど、ちゃんと魔法を解いたらドラゴンの姿になるわ」
「それで、私にこの子を預けたいと………ふむ。まぁ今まで暴れたりしてはいないからそこまで問題はないが、、てっきりリィアの妹かなにかだと思っていたのだが違うのか」
「この子はドワーフの国の山の中で暮らしてたんですけど、巣をドワーフが掘り当てちゃって、討伐されちゃうから保護したんですけど、さすがに私達だけじゃ………」
「わかっている。冒険者をしていくうえでは少し大変だろう。まぁこのことは私の一存では決め兼ねる。父上に相談してもよいだろうか?」
「わかったわ。あ、無理だったら断ってくれても構わないわよ。他にもあてはあるから」
「いや、私に任せてくれたらいい。リィアとの約束もあるからな。どうせ私に何をさせるかなんて決めていなかったのだろう?」
バレてた。
なんでも言うこと聞くって実際言われても何をお願いすればいいかわかんないよね。
「リィアとそんな約束してたの?」
「あはは………それじゃあレーズンをお願い出来ますか?」
「あぁ」
「ん〜?ん!」
「レーズン、ちゃんとみんなのいうこときくんですよ?そしたらちゃんと美味しいご飯とあったかい寝床が用意されますからね」
「ん!」
レーズンはテナの言葉を聞いてネフィス様に抱きついた。
「おぉ、結構力は強いんだな」
「これでもドラゴンなのだ!元々大人しい性格だから暴れたりはしないと思うが、扱いには気をつけるのだぞ?」
「あぁ、わかった。っと、そういえばサーティア達はいつ旅立つんだ?」
「そうね、決めてないけど、数日後には出発すると思うわ」
「そうか、今度こそしばらくの別れになるのか」
「また機会があればここに来ると思うわ」
「その時は歓迎しよう。いつでもセパレティアに遊びに来てくれ」
「こっちこそ、楽しかったわ。色々してくれてありがとう」
サーティアさんとネフィス様はこの大会を通してすごく仲良くなって、別れるのが寂しそうだった。
「まだすぐに帰るわけじゃないから、また帰る時になったら言うわね」
「あぁ、黙って行ったら許さないからな」
レーズンはとりあえずまだ私達が預かって、ネフィス様が色々してくれたら正式に引き渡すことにした。
「よかったですね、レーズン。これからもここにいれるそうですよ」
「ん!」
「あとやり残したことはないかしら?」
「特にないのだ。あ〜、でも、一応テナの故郷に行って挨拶するのはありかもしれないのだ」
「あ、あの、実はですね………」
テナちゃんを仲間にするかどうかで悩んでたから忘れてたけど、最初にテナちゃんを預かる時、テナちゃんのおじいちゃんから私達なら孫を任せられる的なことを言われたんだよね。
そのことをみんなに話すと
「ならいいんじゃない?一応手紙でも出しておけば?もしくは転移魔法使うかだけど、それだとリィアが大変だもんね」
「私はそれでも構いませんよ。テナちゃんももう一度会いたいっていうなら当然私の力を使わせていただきますよ!」
「大丈夫です。私きっとみんなに会ったら寂しくて泣いちゃいますから。おじいちゃんも許してくれてるなら平気だと思います」
「そう、ならいいんだけど、仲間になったから遠慮はいらないのよ?」
「はい、ありがとうございます」
キャリーさんといい、テナちゃんといい謙虚なドラゴンが多いんだね。
あいや、でもアイリスもレーズンも自分の欲に忠実だからなぁ………普通に個体差があるのかもしれないね。
「っと、そうでした。私やること思い出したので行きますね」
「ちょっと、リィア!あたしもついてくから」
どうせ出発する時にも会うかもしれないけど、一応ちゃんとお別れの挨拶はしておこうかな。
「あの、キッドくんいますか?」
私は迷うことなくお城の中を歩いて、キッドくんの部屋の近くにいたメイドさんに話しかける。
「あら、あなた様は……はい、いらっしゃいますよ。少々お待ちください」
「どこに行くのかと思ったらあの子のところ?」
「レーズンのことも教えておこうと思いまして!それに、いざ出発する時はちょっとしか話せないですから」
少ししてから部屋からキッドくんが飛び出てきた
「リィアお姉ちゃん!と、ルーナか、、どうしたの?」
「今日はお別れの挨拶にきました。大会も終わったのでそろそろセパレティアから旅に出ようかなと」
「………そうなんだ」
「でも、レーズンはここに残るみたいだよ?」
「え?あのひっつき虫が?」
「詳しいことはネフィス様から聞けると思うんですけど、私の方から話しちゃうね」
私はレーズンの正体とか、レーズンのことについて話す。
「そうだったのか……って!えぇ!?地龍!?ほんとに?あいつが?いや、まぁ確かにあの見た目からは想像出来ない力の強さは確かに……いやでも見た目は完全にリィアお姉ちゃんの雰囲気あったし、でも髪の色違うし……」
「今は変化の呪いで人間の姿になってるだけ。私と似てるのは多分魔法をかけた人に似ちゃうのかもしれないね」
「へぇ〜、それじゃあリィアお姉ちゃんがいなくなったら暴れるんじゃ……」
「そんなことしないと思うけど、キッドくんに懐いてるし、キッドくんの言うことならきくんじゃない?」
「そうかなぁ」
それから少し話して、お別れしようとした時
「最後に、お願いしてもいい?」
「ん?なぁに?」
弟なんていなかったからわかんないけど、こんなに見た目きれいで懐かれてる弟がいたらなんでもいうこと聞きたくなっちゃうよね!
ルーナちゃんはジト目で私達を見てるけど、、
「もふもふしたい!」
よりにもよって羽モフかぁーー
いやまぁあれ気持ちいいけどね?あったかいし
「ダメ?」
「ちょっと待っててね!」
「ちょっと!リィア!?」
結局最後にもふもふされてキッドくんとは別れた。
「またねー!」
「リィアって、小さい子が好きなの?」
「え?いや、まぁそうですね。純新無垢な子供は大好きですね」
性格悪いといやだけど素直な子は好きだよ
「我は賛成なのだ!一緒にいて楽しいし、強さも問題ないのだ」
「ルーナとリィアは?」
「あたしは………どっちでも、かな。あたし達は基本的に人と一緒に生活してるからテナは気軽にドラゴンの姿にはなれないと思うの。それが窮屈になっちゃうなら……とか色々考えたけど、テナがそれでもあたし達と一緒にいたいっていうならいいけどって感じ」
「私もルーナちゃんと同じですね。テナちゃんなら私達の雰囲気にも合ってるとおもうんですよ」
「私はみんながいいならって感じね。さて、テナはどうする?」
「私は………一緒に行きたいです。武器ももらって、一緒に応援して、一緒に戦って、、この大会で過ごしてきたのを思い出したら別れるのが寂しいです」
すごく悩んだような表情で、伺うようにテナちゃんは自分の思いを語った。
「うむ、それがいいだろう。まぁ窮屈になったらいつでも魔王軍のところに来てもらって構わないからな」
「ありがとうございます」
ということで勝利の星達に新しい仲間が加わることになった。
「これからよろしくね!テナちゃん」
「はい」
「仲間になったからには容赦しないのだ」
「クロエは一体何をする気なのよ」
テナちゃんが仲間になることになって次の日、みんなでネフィス様にレーズンのことを頼むことにした。
その時にレーズンについて詳しく話す。
「なっ地龍だと!?本当なのか?」
「今は人の姿だけど、ちゃんと魔法を解いたらドラゴンの姿になるわ」
「それで、私にこの子を預けたいと………ふむ。まぁ今まで暴れたりしてはいないからそこまで問題はないが、、てっきりリィアの妹かなにかだと思っていたのだが違うのか」
「この子はドワーフの国の山の中で暮らしてたんですけど、巣をドワーフが掘り当てちゃって、討伐されちゃうから保護したんですけど、さすがに私達だけじゃ………」
「わかっている。冒険者をしていくうえでは少し大変だろう。まぁこのことは私の一存では決め兼ねる。父上に相談してもよいだろうか?」
「わかったわ。あ、無理だったら断ってくれても構わないわよ。他にもあてはあるから」
「いや、私に任せてくれたらいい。リィアとの約束もあるからな。どうせ私に何をさせるかなんて決めていなかったのだろう?」
バレてた。
なんでも言うこと聞くって実際言われても何をお願いすればいいかわかんないよね。
「リィアとそんな約束してたの?」
「あはは………それじゃあレーズンをお願い出来ますか?」
「あぁ」
「ん〜?ん!」
「レーズン、ちゃんとみんなのいうこときくんですよ?そしたらちゃんと美味しいご飯とあったかい寝床が用意されますからね」
「ん!」
レーズンはテナの言葉を聞いてネフィス様に抱きついた。
「おぉ、結構力は強いんだな」
「これでもドラゴンなのだ!元々大人しい性格だから暴れたりはしないと思うが、扱いには気をつけるのだぞ?」
「あぁ、わかった。っと、そういえばサーティア達はいつ旅立つんだ?」
「そうね、決めてないけど、数日後には出発すると思うわ」
「そうか、今度こそしばらくの別れになるのか」
「また機会があればここに来ると思うわ」
「その時は歓迎しよう。いつでもセパレティアに遊びに来てくれ」
「こっちこそ、楽しかったわ。色々してくれてありがとう」
サーティアさんとネフィス様はこの大会を通してすごく仲良くなって、別れるのが寂しそうだった。
「まだすぐに帰るわけじゃないから、また帰る時になったら言うわね」
「あぁ、黙って行ったら許さないからな」
レーズンはとりあえずまだ私達が預かって、ネフィス様が色々してくれたら正式に引き渡すことにした。
「よかったですね、レーズン。これからもここにいれるそうですよ」
「ん!」
「あとやり残したことはないかしら?」
「特にないのだ。あ〜、でも、一応テナの故郷に行って挨拶するのはありかもしれないのだ」
「あ、あの、実はですね………」
テナちゃんを仲間にするかどうかで悩んでたから忘れてたけど、最初にテナちゃんを預かる時、テナちゃんのおじいちゃんから私達なら孫を任せられる的なことを言われたんだよね。
そのことをみんなに話すと
「ならいいんじゃない?一応手紙でも出しておけば?もしくは転移魔法使うかだけど、それだとリィアが大変だもんね」
「私はそれでも構いませんよ。テナちゃんももう一度会いたいっていうなら当然私の力を使わせていただきますよ!」
「大丈夫です。私きっとみんなに会ったら寂しくて泣いちゃいますから。おじいちゃんも許してくれてるなら平気だと思います」
「そう、ならいいんだけど、仲間になったから遠慮はいらないのよ?」
「はい、ありがとうございます」
キャリーさんといい、テナちゃんといい謙虚なドラゴンが多いんだね。
あいや、でもアイリスもレーズンも自分の欲に忠実だからなぁ………普通に個体差があるのかもしれないね。
「っと、そうでした。私やること思い出したので行きますね」
「ちょっと、リィア!あたしもついてくから」
どうせ出発する時にも会うかもしれないけど、一応ちゃんとお別れの挨拶はしておこうかな。
「あの、キッドくんいますか?」
私は迷うことなくお城の中を歩いて、キッドくんの部屋の近くにいたメイドさんに話しかける。
「あら、あなた様は……はい、いらっしゃいますよ。少々お待ちください」
「どこに行くのかと思ったらあの子のところ?」
「レーズンのことも教えておこうと思いまして!それに、いざ出発する時はちょっとしか話せないですから」
少ししてから部屋からキッドくんが飛び出てきた
「リィアお姉ちゃん!と、ルーナか、、どうしたの?」
「今日はお別れの挨拶にきました。大会も終わったのでそろそろセパレティアから旅に出ようかなと」
「………そうなんだ」
「でも、レーズンはここに残るみたいだよ?」
「え?あのひっつき虫が?」
「詳しいことはネフィス様から聞けると思うんですけど、私の方から話しちゃうね」
私はレーズンの正体とか、レーズンのことについて話す。
「そうだったのか……って!えぇ!?地龍!?ほんとに?あいつが?いや、まぁ確かにあの見た目からは想像出来ない力の強さは確かに……いやでも見た目は完全にリィアお姉ちゃんの雰囲気あったし、でも髪の色違うし……」
「今は変化の呪いで人間の姿になってるだけ。私と似てるのは多分魔法をかけた人に似ちゃうのかもしれないね」
「へぇ〜、それじゃあリィアお姉ちゃんがいなくなったら暴れるんじゃ……」
「そんなことしないと思うけど、キッドくんに懐いてるし、キッドくんの言うことならきくんじゃない?」
「そうかなぁ」
それから少し話して、お別れしようとした時
「最後に、お願いしてもいい?」
「ん?なぁに?」
弟なんていなかったからわかんないけど、こんなに見た目きれいで懐かれてる弟がいたらなんでもいうこと聞きたくなっちゃうよね!
ルーナちゃんはジト目で私達を見てるけど、、
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いやまぁあれ気持ちいいけどね?あったかいし
「ダメ?」
「ちょっと待っててね!」
「ちょっと!リィア!?」
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