コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
優勝は………?
リィア視点
サーティアさんが戦いに介入してくると思って警戒したけど、そこはルーナちゃんがなんとかおさえてくれてるみたいで、今のところネフィス様と一騎打ちの戦いになっている。
私の魔法と身体能力を駆使した戦いに剣術と動体視力、勘などで全て対応してくる。
魔法無力化の力ももの凄いが、それがあってしても普通じゃこんなに接戦にならないよ。
だからこそ、この戦いは楽しい。考えついた不意打ちとかにも反応してくれるし、なんならこっちが追い込まれる。
「はぁ………はぁ……」
気がつけばルーナちゃんとサーティアさんの反応がおかしな方向にあった。
魔法が来ないなぁとは思ったけど、、もしかして負けた?
いや、それにしては審判の人が止めに入らないし、まだ終わっていないのだろう。
なんにせよ私は目の前の人で手一杯だ。
「リィアと言ったか」
「はい」
「その多彩な魔法と無尽蔵の魔力、その上剣術、身体能力があまりにもおかしいと思っていたんだ。貴様は何者だ?」
「それ、準決勝の時にも言われました。ただのかわいい女の子ですよ。あ、えと、あんまり見つめないでください緊張するので」
私はただのコミュ障な女の子だからね!
「答えないというのか………まぁいい、是非ともその力を帝国で役立てて欲しいのだが……」
「ごめんなさい、それは出来ません」
「そうか」
少しの会話が終わると、急にネフィス様の動きが変わる。
さっきまでは防御よりの戦い方をしていたのに、攻め攻めになってきた。
大振りな剣なのに軽々しく振り回してくる。
「やばっ!?」
少し体勢を崩された瞬間、それを待ってたかのように剣が振り下ろされる。
切られるかと思ったけど、あと一歩のところで避けたようだ。
そのまま私は一旦距離をとることにする。
あっぶなかった。
でも、私だって負けてないよ!
体勢をたてなおして、もう一度接近戦をする。
ステルス魔法はもはや機能してるとは言えないレベルでバレてるからもう解除して剣の方に集中する。
動きが遅いって嘘じゃん!結構な連撃もさばかれるし、一撃一撃の後隙も全然ない。
体幹はぶれないし、攻撃する時の動作も短い。
動きに無駄が無さすぎる、どんだけ強いんだこの人。
でも、私も圧倒されてるばかりじゃない。
少しずつ動きを予測すれば………
ここだ!
「くっ……」
攻撃を完全に読み切ってギリギリでかわし、流れるように蹴りを入れることができた。
強化魔法のおかげで小柄な身体でも結構な威力になっている。
追撃をしようとしたけど、その頃には既に剣を構えていた。
「まったく、どうしたらその歳でここまで強くなれるんだ?やはり見た目通りの年齢ではないのか?」
ま、まぁ見た目はロリだけど、前世から数えれば高校生くらいになったし、、うん
天使だから成長は全くしない、、らしい。ロミス様曰くこの姿のままの方がかわいいからとのこと。
かわいいけど、成長に合わせて似合う服も変わってくるみたいな楽しみはあったと思うんだよね。
ちなみに同じ天使のはずのルーナちゃんは普通に成長してる。
ある程度成長したら止まるって聞いたけど、ルーナちゃんだけ大人っぽくなったらやだなぁ。
「沢山訓練したので」
ゲームでだけどね
「……私が勝ったら色々教えてもらえないだろうか?」
なんか条件言い出した。
「それじゃあ私が勝ったらどうするんですか?」
「私のできることならなんでもしよう」
ん??今なんでもって………
「わかりました!」
これはやる気がでちゃう戦いになっちゃったね。
だいぶ楽しんだし、ある程度力量もわかった。
ルーナちゃんを待たせちゃ悪いしそろそろ終わりにしようか
私は最終奥義を使うことにした。
そのために一旦距離をとって逃げる
「おい!逃げるのか!」
離れる私に向かって斬撃を放って来るけど、これくらいは簡単によけられる。
移動しながら隠しコマンドを入力して………
これでなんでも切れるようになった。
でもこの剣はなんでも切れる、が効果じゃないんだよね。
色々気になったので詳しくロミス様に聞いてみたら。
(それは力を解放するとなんでも切れちゃうんだけど、厳密にいえば力を無効化、反射するんだよね)
(それってどういうことですか?)
(例えばリィアちゃんが普通に地面に立っていられるのは重力と床からの抵抗力が釣り合ってるからなの、もしも床がとっても柔らかいプリンみたいだったらリィアちゃんはプリンの中に埋まっちゃうでしょ?)
ふむふむなるほど、地面が硬いから私は普通に立っていられるんだね
(つまり、その抵抗力をなくしちゃったり反射しちゃったりしたら?)
どんな硬いものでもプリンみたいに柔らかくなるってこと?
(そういうこと!)
反射した場合は常に強い力で弾かれるみたいになるみたい。
(でも、反射と無効化ってどう使い分けるんですか?)
(簡単だよ、その剣で受け止めようとすると反射、自分から切ろうとすると無力化するよ)
つまりこれって、攻守共に……….
(ち、チートすぎる)
というわけでチート使います。
切ろうとしたらネフィス様ごと切れちゃうから受け身受け身に戦ことにする。
「急に逃げ回って、ついに諦めたか?」
「いえ、ここからが本番ですよ」
いつものくせで切らないように、慎重に相手の攻撃を誘う。
けど、向こうも警戒して身構えていたので仕方なくこっちが動くことにする。
ステルス魔法、フラッシュなど、最初にやったようにまたネフィス様の目を奪う。
そして間合いに入ったところで………
回転斬りをしてくる。
計画通りに動いてくれたおかげで回転斬りをそのまま弾く。さすがのネフィス様でもこれにはどうしようもなくバランスを崩して転ぶ。
「今度こそ終わりです!」
私は倒れたネフィス様の顔の横に剣を突き刺す
「……………降参だ」
その潔さにだいぶ罪悪感がわいてくるけど、か、勝てばいいの!勝てば!
サーティアさんが戦いに介入してくると思って警戒したけど、そこはルーナちゃんがなんとかおさえてくれてるみたいで、今のところネフィス様と一騎打ちの戦いになっている。
私の魔法と身体能力を駆使した戦いに剣術と動体視力、勘などで全て対応してくる。
魔法無力化の力ももの凄いが、それがあってしても普通じゃこんなに接戦にならないよ。
だからこそ、この戦いは楽しい。考えついた不意打ちとかにも反応してくれるし、なんならこっちが追い込まれる。
「はぁ………はぁ……」
気がつけばルーナちゃんとサーティアさんの反応がおかしな方向にあった。
魔法が来ないなぁとは思ったけど、、もしかして負けた?
いや、それにしては審判の人が止めに入らないし、まだ終わっていないのだろう。
なんにせよ私は目の前の人で手一杯だ。
「リィアと言ったか」
「はい」
「その多彩な魔法と無尽蔵の魔力、その上剣術、身体能力があまりにもおかしいと思っていたんだ。貴様は何者だ?」
「それ、準決勝の時にも言われました。ただのかわいい女の子ですよ。あ、えと、あんまり見つめないでください緊張するので」
私はただのコミュ障な女の子だからね!
「答えないというのか………まぁいい、是非ともその力を帝国で役立てて欲しいのだが……」
「ごめんなさい、それは出来ません」
「そうか」
少しの会話が終わると、急にネフィス様の動きが変わる。
さっきまでは防御よりの戦い方をしていたのに、攻め攻めになってきた。
大振りな剣なのに軽々しく振り回してくる。
「やばっ!?」
少し体勢を崩された瞬間、それを待ってたかのように剣が振り下ろされる。
切られるかと思ったけど、あと一歩のところで避けたようだ。
そのまま私は一旦距離をとることにする。
あっぶなかった。
でも、私だって負けてないよ!
体勢をたてなおして、もう一度接近戦をする。
ステルス魔法はもはや機能してるとは言えないレベルでバレてるからもう解除して剣の方に集中する。
動きが遅いって嘘じゃん!結構な連撃もさばかれるし、一撃一撃の後隙も全然ない。
体幹はぶれないし、攻撃する時の動作も短い。
動きに無駄が無さすぎる、どんだけ強いんだこの人。
でも、私も圧倒されてるばかりじゃない。
少しずつ動きを予測すれば………
ここだ!
「くっ……」
攻撃を完全に読み切ってギリギリでかわし、流れるように蹴りを入れることができた。
強化魔法のおかげで小柄な身体でも結構な威力になっている。
追撃をしようとしたけど、その頃には既に剣を構えていた。
「まったく、どうしたらその歳でここまで強くなれるんだ?やはり見た目通りの年齢ではないのか?」
ま、まぁ見た目はロリだけど、前世から数えれば高校生くらいになったし、、うん
天使だから成長は全くしない、、らしい。ロミス様曰くこの姿のままの方がかわいいからとのこと。
かわいいけど、成長に合わせて似合う服も変わってくるみたいな楽しみはあったと思うんだよね。
ちなみに同じ天使のはずのルーナちゃんは普通に成長してる。
ある程度成長したら止まるって聞いたけど、ルーナちゃんだけ大人っぽくなったらやだなぁ。
「沢山訓練したので」
ゲームでだけどね
「……私が勝ったら色々教えてもらえないだろうか?」
なんか条件言い出した。
「それじゃあ私が勝ったらどうするんですか?」
「私のできることならなんでもしよう」
ん??今なんでもって………
「わかりました!」
これはやる気がでちゃう戦いになっちゃったね。
だいぶ楽しんだし、ある程度力量もわかった。
ルーナちゃんを待たせちゃ悪いしそろそろ終わりにしようか
私は最終奥義を使うことにした。
そのために一旦距離をとって逃げる
「おい!逃げるのか!」
離れる私に向かって斬撃を放って来るけど、これくらいは簡単によけられる。
移動しながら隠しコマンドを入力して………
これでなんでも切れるようになった。
でもこの剣はなんでも切れる、が効果じゃないんだよね。
色々気になったので詳しくロミス様に聞いてみたら。
(それは力を解放するとなんでも切れちゃうんだけど、厳密にいえば力を無効化、反射するんだよね)
(それってどういうことですか?)
(例えばリィアちゃんが普通に地面に立っていられるのは重力と床からの抵抗力が釣り合ってるからなの、もしも床がとっても柔らかいプリンみたいだったらリィアちゃんはプリンの中に埋まっちゃうでしょ?)
ふむふむなるほど、地面が硬いから私は普通に立っていられるんだね
(つまり、その抵抗力をなくしちゃったり反射しちゃったりしたら?)
どんな硬いものでもプリンみたいに柔らかくなるってこと?
(そういうこと!)
反射した場合は常に強い力で弾かれるみたいになるみたい。
(でも、反射と無効化ってどう使い分けるんですか?)
(簡単だよ、その剣で受け止めようとすると反射、自分から切ろうとすると無力化するよ)
つまりこれって、攻守共に……….
(ち、チートすぎる)
というわけでチート使います。
切ろうとしたらネフィス様ごと切れちゃうから受け身受け身に戦ことにする。
「急に逃げ回って、ついに諦めたか?」
「いえ、ここからが本番ですよ」
いつものくせで切らないように、慎重に相手の攻撃を誘う。
けど、向こうも警戒して身構えていたので仕方なくこっちが動くことにする。
ステルス魔法、フラッシュなど、最初にやったようにまたネフィス様の目を奪う。
そして間合いに入ったところで………
回転斬りをしてくる。
計画通りに動いてくれたおかげで回転斬りをそのまま弾く。さすがのネフィス様でもこれにはどうしようもなくバランスを崩して転ぶ。
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