コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
決勝戦3
サーティア視点
リィアの相手をネフィスに任せて私はルーナの相手をする。
本当は逆の方がいいけど、正直私じゃリィア相手にすぐ負けちゃうと思うし、リィア達もルーナの相手がネフィスだと嫌だと思うから恐らくこの組み合わせは利害の一致なのよね。
ネフィスとリィアどっちが強いかはわからないけど、厄介な魔法を無効化できるネフィスの方がまだ戦える。
とはいえルーナ相手もだいぶきついのよね。
何せ最初に崩されないようにルーナの周りを固めててベタベタ、酸、まきびしなんかがばらまかれてる。
それに加えてルーナから強力な魔法がとんでくるし、、即死ではないけど、当たったら一溜りもない。
リィアとネフィスの戦いに加わろうとしたら邪魔されるように魔法を撃ってくる
私は魔力切れを狙ってゆっくり時間をかけながら隙をうかがう。
ルーナは一気に近づけさえすれば勝てるからじっくり待つことにしよう。
そんな戦いを続けているとネフィスの周りが急に光り輝く。
リィアは光の魔法を使って姿を見えなくし、容赦なく不意打ちをしてくる。
たとえ剣術が優れているネフィスでも相手が見えないと戦いづらいわよね。
目を凝らせば違和感や空気の流れみたいなのが見えるのだが、逆にそれのせいで急な光に対応できなくて目が潰される。
助けに行きたいけど、ちょうどそのタイミングでルーナの魔法が飛んでくる。
もしかしたら終わりかもと思ったけど、試合は続く。
どうやらネフィスはリィアの魔法を対処できたようだ。
ネフィスとリィアとでは圧倒的にネフィスの手数が少ない。
けど、ネフィスはむしろ楽しそうにしていた。
〜試合前〜
神器の力を使えば魔法は封じられ私達は簡単に勝てるって話をしたら
「それは最終手段だ。準決勝の時は結局使ってしまったが………あまりあの力使いたくないからな」
曰く、神器の力を使えば勝つのが当然で負けることがないとの事。
それで勝っても意味が無いとネフィスは神器の力を使ったことに悔いていた。
「サーティアも武器の性能のおかげで勝ててもあまり嬉しくはないだろう?まぁ極端に弱い武器じゃそれは勝てないかもしれないが、極端に強い武器で勝っても自らが強いということではないのではないかと思うんだ」
それはそうよね。戦いにおいて、武器に頼る部分がないことはないが、それが全てになってしまってはあまり意味がなくなる。
戦争や殺し合いではない闘技場の戦いでは特に。
「じゃああの時その剣の力を使ったのはどうして?」
「………それは、サーティアがとても頑張ってくれてて、ここで負けたら一生後悔すると思ったからだ。使っても後悔はすると思ったが、使わなくて負けた方がもっと後悔すると思った」
そこまでして私のためを思っててくれたのね
「ありがとうネフィス。それじゃあ決勝ではその力に頼らずに勝ちたいわね」
「あぁ!」
………………………………………………………………
そういうことで、神器の力を使うのはまたどうしても勝ちたくなった時となった。
私としても出来れば実力で勝ちたいから最後まで頼りたくないわ。
ルーナとの戦闘中
ルーナの魔法が私を狙っている時、ちょうど後ろにネフィスがいる状態になってしまった。
一瞬まずいとも思ったが、ネフィスなら平気だと思ったから普通に避けたが、それからルーナが叫ぶ。
「リィア!」
どうやらネフィスよりも手前にリィアが居たみたいだ。
透明だから見えないけど、ルーナはリィアと繋がってるって聞いたから魔力で感じ取れるのかもしれないわね。
ルーナが動揺してるうちに一気に近づく。
酸やらねばねばやらが散らばってる場所を飛び跳ねて魔法で追い風を吹かせ、飛び越える。
そしてそのままルーナの元に………
「かかったねサーティア!」
ルーナは焦るどころかとても余裕そうな顔をしていた。
そして、私に狙いを定めて、魔法を撃ってきた。
「それはどうかしら?ハリケーンブレイド!!」
剣に魔力を流し、ルーナの魔法を打ち消す………ことはできなかったけど、勢いのままルーナに突撃する。
「きゃあ!?」
ルーナの魔法はこの大会ではおなじみのベトベトした液体で、身体が思うように動けなくなった。
ルーナにもそのままくっついてよくわかんない状況になってしまった。
「ちょっ、これどうなってるの?」
「ルーナ、これ前より強力になってない?全然動けないわ」
「サーティアだって、あんな強引に来るなんて思わなかったよ」
剣は持ったままだが、ベトベトすぎて完全に無力化されてしまってる。
「ルーナ、ここで魔法で抜けようとしても無駄よ。そしたら私も動けるようになってあなたが不利になるだけなんだから」
「わかってるけど、もしかして終わるまでずっとこの状態!?」
「接近戦で私と戦うってなら解放してもいいのよ?」
「それはさすがに自信ないよ。リィアにも迷惑かけたくないし」
「懸命な判断ね」
ここからじゃネフィスとリィアの様子がよく見えないけど、あとはネフィスが勝つのを祈るしかないわね。
「これ、観客からはどう見えてるのかしら?」
ルーナの周りには酸やらベトベトやら、あまりにも地上戦殺しなものが散らばってるその中心にルーナがいて、そこに私が跳んで突撃、魔法を受けるけどそのまま激突。
………まぁよく見えて相打ち、かしらね?
「リィア、頑張って………」
「ネフィス、頼んだわよ!」
リィアの相手をネフィスに任せて私はルーナの相手をする。
本当は逆の方がいいけど、正直私じゃリィア相手にすぐ負けちゃうと思うし、リィア達もルーナの相手がネフィスだと嫌だと思うから恐らくこの組み合わせは利害の一致なのよね。
ネフィスとリィアどっちが強いかはわからないけど、厄介な魔法を無効化できるネフィスの方がまだ戦える。
とはいえルーナ相手もだいぶきついのよね。
何せ最初に崩されないようにルーナの周りを固めててベタベタ、酸、まきびしなんかがばらまかれてる。
それに加えてルーナから強力な魔法がとんでくるし、、即死ではないけど、当たったら一溜りもない。
リィアとネフィスの戦いに加わろうとしたら邪魔されるように魔法を撃ってくる
私は魔力切れを狙ってゆっくり時間をかけながら隙をうかがう。
ルーナは一気に近づけさえすれば勝てるからじっくり待つことにしよう。
そんな戦いを続けているとネフィスの周りが急に光り輝く。
リィアは光の魔法を使って姿を見えなくし、容赦なく不意打ちをしてくる。
たとえ剣術が優れているネフィスでも相手が見えないと戦いづらいわよね。
目を凝らせば違和感や空気の流れみたいなのが見えるのだが、逆にそれのせいで急な光に対応できなくて目が潰される。
助けに行きたいけど、ちょうどそのタイミングでルーナの魔法が飛んでくる。
もしかしたら終わりかもと思ったけど、試合は続く。
どうやらネフィスはリィアの魔法を対処できたようだ。
ネフィスとリィアとでは圧倒的にネフィスの手数が少ない。
けど、ネフィスはむしろ楽しそうにしていた。
〜試合前〜
神器の力を使えば魔法は封じられ私達は簡単に勝てるって話をしたら
「それは最終手段だ。準決勝の時は結局使ってしまったが………あまりあの力使いたくないからな」
曰く、神器の力を使えば勝つのが当然で負けることがないとの事。
それで勝っても意味が無いとネフィスは神器の力を使ったことに悔いていた。
「サーティアも武器の性能のおかげで勝ててもあまり嬉しくはないだろう?まぁ極端に弱い武器じゃそれは勝てないかもしれないが、極端に強い武器で勝っても自らが強いということではないのではないかと思うんだ」
それはそうよね。戦いにおいて、武器に頼る部分がないことはないが、それが全てになってしまってはあまり意味がなくなる。
戦争や殺し合いではない闘技場の戦いでは特に。
「じゃああの時その剣の力を使ったのはどうして?」
「………それは、サーティアがとても頑張ってくれてて、ここで負けたら一生後悔すると思ったからだ。使っても後悔はすると思ったが、使わなくて負けた方がもっと後悔すると思った」
そこまでして私のためを思っててくれたのね
「ありがとうネフィス。それじゃあ決勝ではその力に頼らずに勝ちたいわね」
「あぁ!」
………………………………………………………………
そういうことで、神器の力を使うのはまたどうしても勝ちたくなった時となった。
私としても出来れば実力で勝ちたいから最後まで頼りたくないわ。
ルーナとの戦闘中
ルーナの魔法が私を狙っている時、ちょうど後ろにネフィスがいる状態になってしまった。
一瞬まずいとも思ったが、ネフィスなら平気だと思ったから普通に避けたが、それからルーナが叫ぶ。
「リィア!」
どうやらネフィスよりも手前にリィアが居たみたいだ。
透明だから見えないけど、ルーナはリィアと繋がってるって聞いたから魔力で感じ取れるのかもしれないわね。
ルーナが動揺してるうちに一気に近づく。
酸やらねばねばやらが散らばってる場所を飛び跳ねて魔法で追い風を吹かせ、飛び越える。
そしてそのままルーナの元に………
「かかったねサーティア!」
ルーナは焦るどころかとても余裕そうな顔をしていた。
そして、私に狙いを定めて、魔法を撃ってきた。
「それはどうかしら?ハリケーンブレイド!!」
剣に魔力を流し、ルーナの魔法を打ち消す………ことはできなかったけど、勢いのままルーナに突撃する。
「きゃあ!?」
ルーナの魔法はこの大会ではおなじみのベトベトした液体で、身体が思うように動けなくなった。
ルーナにもそのままくっついてよくわかんない状況になってしまった。
「ちょっ、これどうなってるの?」
「ルーナ、これ前より強力になってない?全然動けないわ」
「サーティアだって、あんな強引に来るなんて思わなかったよ」
剣は持ったままだが、ベトベトすぎて完全に無力化されてしまってる。
「ルーナ、ここで魔法で抜けようとしても無駄よ。そしたら私も動けるようになってあなたが不利になるだけなんだから」
「わかってるけど、もしかして終わるまでずっとこの状態!?」
「接近戦で私と戦うってなら解放してもいいのよ?」
「それはさすがに自信ないよ。リィアにも迷惑かけたくないし」
「懸命な判断ね」
ここからじゃネフィスとリィアの様子がよく見えないけど、あとはネフィスが勝つのを祈るしかないわね。
「これ、観客からはどう見えてるのかしら?」
ルーナの周りには酸やらベトベトやら、あまりにも地上戦殺しなものが散らばってるその中心にルーナがいて、そこに私が跳んで突撃、魔法を受けるけどそのまま激突。
………まぁよく見えて相打ち、かしらね?
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