コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!
決勝戦
次の日。
今日はいよいよ決勝戦だ。
相手はサーティアさんとネフィス様の2人、どっちも剣士だけど、サーティアさんは言わずもがな、特にネフィス様は帝国代々に伝わる神器を持っている。
その神器がなんとも厄介なんだよねぇ。
「リィア、今日は絶対勝とうね!」
ルーナちゃんは相変わらずかわいい。
やる気も十分みたいだ。
「はい!今日はよろしくお願いします」
優勝しなくちゃいけないということもないので楽しむことにしよう。
サーティアさんにとっては帝国に来たばっかりの時にみんなで戦った時のリベンジだね。
あの時はちょっと酷いことしちゃったからサーティアさんの方はもっとやる気があるかもしれない。
「作戦通りルーナちゃんは周りを固めて私の援護をお願いします」
「うん、わかった」
この勝負は始まってすぐが一番大事になってくる。
「おはよう、リィア、ルーナ、昨日はよく眠れたか?」
「クロエさんおはようございます」
「おはようクロエ。なんだかんだで考えてたらいつの間にか寝ちゃってたよ。ちょっと眠いかも」
「そうですか?私は割とぐっすりでしたけど」
「リィアは緊張とかしないの?」
「しますけど、今日は楽しもうって決めたので。ルーナちゃんもそんなに気負わずに行きましょ?」
「まぁ頑張るのだ。我はサーティアもリィア、ルーナも両方を応援するがな」
「その時はぜひメイド服を……」
「着ないのだ!!」
「そういえばサーティアさんは?」
「サーティアはもう部屋を出て精神統一をしている。今日は本気のようだな」
サーティアさんは優勝する気まんまんみたいだね。
「ルーナちゃん、私達も負けてらんないですね」
「そうだね」
クロエさんと一緒に朝ご飯を食べてると、遅れてテナちゃんとレーズンもやってくる
「おはよ〜ございます、ふわぁ」
「ん〜……」
2人とも眠そうだ
「2人ともどうしたのだ?」
「どっちが勝つか2人で話してたらつい話しすぎてしまって」
「んぁ〜」
「ちなみに結果はどうなりました?」
「レーズンはリィアさんとルーナさんが勝つと思ってて、私はサーティアさん達が勝つと思ってます。どっちも応援しますけどね?」
クロエさん達とは別れて闘技場の選手準備室に向かう。
「いよいよ最後、ですね」
長かった大会もこれで最後となると少し寂しさがあるね。
決勝戦、つまり第六回戦ともなると慣れてくる。
「そうだね。最初の頃はこの歓声にもちょっと驚いてたけど、もう慣れちゃったよ。リィアは?」
「私はまだちょっとびっくりしますね。あ、でも試合が始まったら気にならなくなるのでそこは大丈夫ですよ」
最後の試合、最後の準備を終えて、呼ばれるのを待つ。
「さて、ついにやって来ました!決勝戦!長い長い大会も、本日で最後となります!激戦を乗り越え、大会の頂点となるのはどちらのチームなのか!?
まず登場してもらうのは我らが皇女様!
主催にして最強!ですが今まで簡単に勝ってきたわけではありません。
それでも我々の期待に応え、乗り越えて来ました!
その相方はエルフの女剣士、皇女様のピンチを助けそのまま意気投合最初は怪しい存在でしたが、今では我々もその力を認めざるを得ません
日に日にコンビネーションもよくなっていき、セパレティア随一の最強の剣士のおふたり、戦姫でございます!」
サーティアさんは帝国民からそんなこと思われてたんだね……いや、それもそうか。ネフィス様は人望がものすごいから急に出てきた私達、特にサーティアさんの存在はびっくりしちゃうもんね。
プレッシャーもすごそう。それなのに勝ってきたってのもすごい!
サーティアさんとネフィス様が登場するとわあぁぁぁぁあっと歓声がわきあがる。
いつもは観客席で見てたけど、こっちから見てもすごいね
「続いて登場するのは、初参戦にして決勝戦進出謎の魔法少女の2人組!
一見剣士に見える少女も平然と強力な魔法を使ってくる。
そして魔法使いの女の子の方は大人しそうにみえてなかなかえぐい魔法を使ってきます。
かわいらしい見た目とその強さから人気者高い勝利の星達のおふたりです!」
次はいよいよ私達の出番だ。
っていうか今なんて言った!?
私達人気なんだね?いや、まぁかわいいのはそうなんだけど、言われると照れちゃうね。
「あ、あたし達も結構注目されてるんだね」
「ま、まぁ決勝進出ですからね。そりゃ注目されますよ」
ちょっと緊張したけど、ルーナちゃんが一緒だから平気。
(ロミス様。一応言っておきますけど、負けても許してくださいね?)
(大丈夫、優勝賞品が本物じゃないってことと本物がちゃんとあることを確認したから、リィアちゃんは楽しんでね)
神様の太鼓判もいただいたので、この試合は勝つことより楽しむことにしよう。
出し惜しみはしないようにしようっと。
「来たわね、リィア、ルーナ。いいえ、勝利の星達のおふたりさん。今日は仲間としてじゃなくて戦姫としてあなた達と戦うわ。よろしくね」
「ついに決勝の時だ。お互い全力を尽くそう。そして、闘技場の歴史に残るような試合をしようじゃないか」
「相手が仲間だからって、いや、仲間だからこそあたし達は負けないよ」
「私、全力でいくので、最初は身構えた方がいいですよ」
軽く試合前の言い合いをして、お互いに最後の準備をする。
魔力、体力共に問題ない。
戦姫の2人も昨日の試合から一晩で回復したようだ。
剣を抜いて構える。
ルーナちゃんは集中してもう既に魔法の準備をしている。
聞こえるのは観客席から響いてくる歓声。やっぱりだけど、戦姫の2人を応援する人が多いのがわかる。
でも、私達の応援をする声も少なからずいるのもわかった。
「それでは、ネフィス第一皇女主催、御帰国記念大会の決勝戦を開始致します!!」
そして、決勝戦が始まった。
今日はいよいよ決勝戦だ。
相手はサーティアさんとネフィス様の2人、どっちも剣士だけど、サーティアさんは言わずもがな、特にネフィス様は帝国代々に伝わる神器を持っている。
その神器がなんとも厄介なんだよねぇ。
「リィア、今日は絶対勝とうね!」
ルーナちゃんは相変わらずかわいい。
やる気も十分みたいだ。
「はい!今日はよろしくお願いします」
優勝しなくちゃいけないということもないので楽しむことにしよう。
サーティアさんにとっては帝国に来たばっかりの時にみんなで戦った時のリベンジだね。
あの時はちょっと酷いことしちゃったからサーティアさんの方はもっとやる気があるかもしれない。
「作戦通りルーナちゃんは周りを固めて私の援護をお願いします」
「うん、わかった」
この勝負は始まってすぐが一番大事になってくる。
「おはよう、リィア、ルーナ、昨日はよく眠れたか?」
「クロエさんおはようございます」
「おはようクロエ。なんだかんだで考えてたらいつの間にか寝ちゃってたよ。ちょっと眠いかも」
「そうですか?私は割とぐっすりでしたけど」
「リィアは緊張とかしないの?」
「しますけど、今日は楽しもうって決めたので。ルーナちゃんもそんなに気負わずに行きましょ?」
「まぁ頑張るのだ。我はサーティアもリィア、ルーナも両方を応援するがな」
「その時はぜひメイド服を……」
「着ないのだ!!」
「そういえばサーティアさんは?」
「サーティアはもう部屋を出て精神統一をしている。今日は本気のようだな」
サーティアさんは優勝する気まんまんみたいだね。
「ルーナちゃん、私達も負けてらんないですね」
「そうだね」
クロエさんと一緒に朝ご飯を食べてると、遅れてテナちゃんとレーズンもやってくる
「おはよ〜ございます、ふわぁ」
「ん〜……」
2人とも眠そうだ
「2人ともどうしたのだ?」
「どっちが勝つか2人で話してたらつい話しすぎてしまって」
「んぁ〜」
「ちなみに結果はどうなりました?」
「レーズンはリィアさんとルーナさんが勝つと思ってて、私はサーティアさん達が勝つと思ってます。どっちも応援しますけどね?」
クロエさん達とは別れて闘技場の選手準備室に向かう。
「いよいよ最後、ですね」
長かった大会もこれで最後となると少し寂しさがあるね。
決勝戦、つまり第六回戦ともなると慣れてくる。
「そうだね。最初の頃はこの歓声にもちょっと驚いてたけど、もう慣れちゃったよ。リィアは?」
「私はまだちょっとびっくりしますね。あ、でも試合が始まったら気にならなくなるのでそこは大丈夫ですよ」
最後の試合、最後の準備を終えて、呼ばれるのを待つ。
「さて、ついにやって来ました!決勝戦!長い長い大会も、本日で最後となります!激戦を乗り越え、大会の頂点となるのはどちらのチームなのか!?
まず登場してもらうのは我らが皇女様!
主催にして最強!ですが今まで簡単に勝ってきたわけではありません。
それでも我々の期待に応え、乗り越えて来ました!
その相方はエルフの女剣士、皇女様のピンチを助けそのまま意気投合最初は怪しい存在でしたが、今では我々もその力を認めざるを得ません
日に日にコンビネーションもよくなっていき、セパレティア随一の最強の剣士のおふたり、戦姫でございます!」
サーティアさんは帝国民からそんなこと思われてたんだね……いや、それもそうか。ネフィス様は人望がものすごいから急に出てきた私達、特にサーティアさんの存在はびっくりしちゃうもんね。
プレッシャーもすごそう。それなのに勝ってきたってのもすごい!
サーティアさんとネフィス様が登場するとわあぁぁぁぁあっと歓声がわきあがる。
いつもは観客席で見てたけど、こっちから見てもすごいね
「続いて登場するのは、初参戦にして決勝戦進出謎の魔法少女の2人組!
一見剣士に見える少女も平然と強力な魔法を使ってくる。
そして魔法使いの女の子の方は大人しそうにみえてなかなかえぐい魔法を使ってきます。
かわいらしい見た目とその強さから人気者高い勝利の星達のおふたりです!」
次はいよいよ私達の出番だ。
っていうか今なんて言った!?
私達人気なんだね?いや、まぁかわいいのはそうなんだけど、言われると照れちゃうね。
「あ、あたし達も結構注目されてるんだね」
「ま、まぁ決勝進出ですからね。そりゃ注目されますよ」
ちょっと緊張したけど、ルーナちゃんが一緒だから平気。
(ロミス様。一応言っておきますけど、負けても許してくださいね?)
(大丈夫、優勝賞品が本物じゃないってことと本物がちゃんとあることを確認したから、リィアちゃんは楽しんでね)
神様の太鼓判もいただいたので、この試合は勝つことより楽しむことにしよう。
出し惜しみはしないようにしようっと。
「来たわね、リィア、ルーナ。いいえ、勝利の星達のおふたりさん。今日は仲間としてじゃなくて戦姫としてあなた達と戦うわ。よろしくね」
「ついに決勝の時だ。お互い全力を尽くそう。そして、闘技場の歴史に残るような試合をしようじゃないか」
「相手が仲間だからって、いや、仲間だからこそあたし達は負けないよ」
「私、全力でいくので、最初は身構えた方がいいですよ」
軽く試合前の言い合いをして、お互いに最後の準備をする。
魔力、体力共に問題ない。
戦姫の2人も昨日の試合から一晩で回復したようだ。
剣を抜いて構える。
ルーナちゃんは集中してもう既に魔法の準備をしている。
聞こえるのは観客席から響いてくる歓声。やっぱりだけど、戦姫の2人を応援する人が多いのがわかる。
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